saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダージオウ EP47 「2019:きえるウォッチ」

 

  うーんジオウって視聴したその日の内に感想書かないと駄目みたい。
 後になると、吃驚するほど何にも心に残ってないからなー。
 見てる最中は、それなりに(訳が判らない)なりに、面白く見させて貰ってるんだけど(多分に新人若手俳優さん達の頑張りのお陰、もう甲子園野球に近い)、、。

 今回、記憶に残ったは二つ。
 その内の一つは、なんと言っても、門矢士の「憶えておけ、バナナはおやつに入らない」だなー。
 くそー格好いいー!って、、、って、コレってどーゆー意味?
 スウォルツの野望に関して、平行宇宙のルール上の事を言ってるような気もするんだけど、そこまでその事を厳密に設定を考えてたら、ジオウなんて昔から矛盾だらけなので、話数自体、ここまで辿り着けてない気がするし、、、まあこの台詞が回収されるかどうかは、お後のお楽しみ(笑)

 そして二つめの引っかかりが、クジゴジ堂の叔父さんが、壊れたライドウォッチをすごく意味ありげに二回も見てたこと。
 叔父さんは電王回で、なんとあの電王ライナーの時の機関部を直しちゃったから、今度もただ「時計直したい」欲望と、ソウゴ君愛に突き動かされてライドウォッチを修理しちゃうんじゃないの?
 脚本としては、そのタイミングを、どの場面に入れ込むかで、話の面白さが決まるよね。
 やっぱソウゴが絶体絶命の時に、「やったよ、叔父さん。これ直しちゃった。」みたいな(笑)。
 門矢士のバナナ発言が回収される確率より、こっちの確率の方が高そう。

 って事で、ジオウの感想はおしまい。

 それより「鬼滅の刃」が凄いなー。

 第19話のサブタイになってる「ヒノカミ」って、本編見るまでは、この話で「ヒノカミ」が出る余地ないよと、不思議に思ってたけど、なる程、こう来たかー。
 こんなアクションてんこ盛りの時に、炭治郎の過去や生活背景をぶち込んでくるのね。しかもアクションの方が盛り上がる形で。

 それと作画ね。特に戦闘シーンのヤツ、あれ初めてアニメ版ドラゴンボールの戦闘シーン見た時に感じた驚きと良く似てる。

 あれの正に和風版。カメハメ波の代わりに水の紋様(笑)。
 そして登場人物、ジャンプ力・走力とも優れすぎてサイヤ人レベル(笑)。

 それなのに全部が新しく見える作画が凄い。

 

 

 

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仮面ライダージオウ EP46 「2019:オペレーション・ウォズ」

 物語に対する褒め言葉で「意外な展開で面白い」という言葉があるけれど、あれ実は「物事には辻褄という因果律があって、その多くのパターンを人は理解し共有してる」って事の裏返しでもある。
 だから「次はこうなるんだろう」と予測していたものに、違う答えを見せられるとえっ?となるわけだけど、これは辻褄や因果が意味あって連続してるって事の裏返しでもある訳で、その連続性を馬鹿にしたような「え?」を連発されると「、、、なんだかなぁ?」って事になるのだ。


 例えば今回のオーラの扱いなんだけど、「やっぱりオーラはスウォルツを裏切ったじゃん」までは、二転三転の展開なんだけど「私はウールまで犠牲にしたのに」なんて表情を見せられると、ハァって思っちゃうのよね。

 自分にとってウールがそれだけ思い入れのある人間なら、前の出来事は何だったの?と。(まあ今後、ウールが又登場して、あれは芝居でしたよーんとか言って出てくれば話は別だけど、そうならそうで、いい加減にしろー!って話だけど)

 人の気持ちの連続性からして、今回みたいなのは辻褄が合わないし因果でもない。最後まで悪い女のオーラなら今回の展開でもよかったんだけどね。話の展開上の同じご都合主義でも、こういう辻褄の合わなさは気持ちが悪い。

 

 なんでこんな「箱隅楊枝」を言うかっててーと仮面ライダージオウの脚本はそれが多いと、いうか、ないがしろにされてる部分があるって感じだったから(笑)。
 いやこれは仮面ライダー脚本の宿命みたいなものでもあるんだけど、ビルドなんかの場合は、そんな辻褄よりも「俺達の熱血、強い絆が命だぜ」みたいなので押し切ってたしなー。
 ジオウの場合は、よく見ると、そういう部分がどっちつかずで弱い。ほら最近、ソウゴが怨念に燃えてスウォルツを睨み付けてる場面が多いじゃん。ソウゴってそんな子?しかもその原因が付き合いの浅いウールとかオーラなんだよ?

 まあ色々な脚本上の矛盾を吹き飛ばす「押し切り軸」が弱いのに、毎回歴代平成ライダーを召還して、未来の悪い自分をやっつけに行く今の良い自分の話だけで、ここまで話を引っ張ってきたのは、立派っちゃ立派なんだけど。
 、、、なんとなく構成としては、毎回過去の英雄が絡んでくる幽霊になっちゃった主人公の仮面ライダーゴーストに近いのか。
 そいういやゴーストもchikaの中の超個人的ライダーランキングでは最低に近かったけどな、、。

 まあいいや、ジオウって一種のお祭り企画だからね。
 そういや令和の終わりにはまた、こんな企画があるのかな?てか番組残っているのか?

 

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仮面ライダージオウ EP45 「2019:エターナル・パーティ」

 話はなんか一周して、「どこまでも人が変わらないなら、より良い未来なんかつくれるわけない!」みたいな、最初の頃のゲイツVSソウゴの未来論上の確執が元に戻っちゃった感じ。
 たしかにこの対立がある方が、ドラマチックにはなるんだろうけどね。
 傷つけ合っては和解し、その度にお互いの絆は深くなって→そんな二人に又新たな情況が生まれ、又、対立し←、、、ってサイクルを一体、何回見せられてるんだ(笑)。
 こいつら成長せんのか。
 思考停止のおっさんじゃないんだから、もっと柔軟な思考で突破口を考えろよとしか(笑)。

 

 そうそうchikaのオーラへの読みは全然外れてた。
 ってか、人間に成り代われるっていうロイミュード設定を完全に忘れてたよ。
 それでも元オーラ、平気でウールを見捨てたけどね。
 でもあの感じは昔からのオーラの動きで、特別違和感がなっかったよ。
 現実にもそういう女は結構いるし(笑)。
 それにしてもソウゴの腕の中で死んでいくウール、やっぱり悲劇中のカノジョじゃん。

 最後の別れの口づけくらいしろよ、ソウゴ!

 

 しかしジオウってあと四回くらいでしょ?
 こんなにスウォルツ話で風呂敷広げちゃって、オーマジオウの方は回収できるんだろうか。
 なんか吉本騒動の展開と同じで、後で出てきた問題の方が大きいから、問題が繋がってるのは繋がってるけど、最初のしでかしは大した事ないって、構造なの?
 まあ確かに、途中から門矢士を参戦させた時点で、単一時間軸設定がくずれて話をなんとでも振れる設定にしたのは上手いけど、やっぱり基本はソウゴの「最低最悪の魔王じゃなくて最高最善の魔王なる」だからね。
 そこは最低守って欲しい所。

 

 って事で、話は全然違うけど、アニメ「鬼滅の剣」は、ホント良くできてるなー。
 寸分の狂いもなく、少年ジャンプ的世界てか、その面白みのエッセンスをぶち込んでる。
 ってか、そのぶち込んでる姿勢に悔いとか衒いがないのが、清々しいね。
 あっそう言えば、第一七話のサイブタイは「ひとつのことを極め抜け」だった(笑)。

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仮面ライダージオウ EP44 「2019:アクアのよびごえ」

 来る仮面ライダーゼロワンにそなえてリハビリの意味でエピ単体のジオウ感想を書いてる。
 って、ゼロワンだって、リアル視聴で毎回感想を書きたくなるような作品になるとは限ってないんだけど、少なくともゼロワンのライダーデザインには期待させる何かがある。
(まあ、後にガンガン、フォームが変えられていくんだろうけど、今はそれを言うまい。)

 でジオウのほうなんだけど、ストーリーについては相変わらず、触れる部分が何にもない、ってか訳が判らない(笑)。

 タイムパラドックスの処理があまりにもご都合主義で、しかも別の時間軸まで、都合で持ち出して来るからなー。

 それストーリー展開の緊張感を台無しにしてるし、シンプルさも摩耗させてる。
 まあそいういのを配慮しないのがライダー脚本だって言ったら、それはそうなんだけどね(笑)。

 でも比較する方が馬鹿げてるんだけど『アベンジャーズ/エンドゲーム』におけるタイムトラベルの取り扱いを思い出すと、やっぱりライダーの脚本のやり口ってイラーッって来ちゃうんだよね。

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』の時間泥棒、ほんと上手く考えてある。

 あれで散らばってた各独立映画を纏め上げたし、アイデアの勝利でしょう。

 あの取り口だけは日本でも真似できるよ。

 だってあれは、製作予算に影響する訳でも、演出上の「面白さ」に影響するわけでもなく、単に脚本家の能力の問題でしょ。
 子ども相手だから、そこまで拘らなくてもって声が聞かれそうだけど、今のライダーブームの基礎を作ったのは、間違いなく「大人が視聴できるライダー」、、つまりクウガから始まってるわけだから、それを今の「イケメン俳優の登竜門」だけで、代替え出来るとは思えないんだけどね。

 引っ張ってきてるだけの少年ジャンプ的展開もいずれ飽きられるだろうし。


 ・・・まあいいや、この話は堂々巡りだし、今回のエピでいうと見所はソウゴとウールのイチャイチャシーンだね(笑)。
 なんど目をこすってみても、ソウゴが拗ねてる恋人のウールを大人の度量で宥めてる感じしかしない。

 でウールの女友達のオーラが、跳ねた行動をしはじめて、ウールが困るみたいな。
(多分、オーラは最後、スウォルツに一泡吹かせる為に寝返ったふりって、展開なんだろうけど、ジオウではそんな読みをやっても、少しも楽しくないので、そんな事はどうでもいいのだ)
 まあそんなこんなで、残りの回は、ソウゴとオーマジオウの関係(自分対決の矛盾)をどう説明して終わるつもりなのかだけを楽しみにして視聴を完走するつもり。

 それにしてもなんやかんや言いながら、視聴をリタイヤしなかった自分を褒めてあげたい(←なんの意味があるw)。
 ああそれと、これは内緒だけど、個人的には「アナザーライダー」のデザインが好きだったよ。

 

 

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2019年4月期スタート春ドラマ 好きなの覚え書き 04

 えー、ブログ更新をおざなりにしてる間に、世の中は、TVドラマ含めてすっかり次のフェーズへ(笑)。
 なんと、次の仮面ライダーの名前と概要が発表される時期になったんだなー。

 もしかして、又、毎週、リアルウオッチ・ライブ感想を書けるようなライダーになるかも知れないんで、ぼちぼちリハビリかねて更新するか、、。

仮面ライダーゼロワンって、間際らしいよね。いや紛らわしく感じるのはオタと老人だけか、、でも今回ライダーデザインが、原点復帰+イノベーションみたいで、期待させるものはあるよね)

 ジオウの方はすっかり、『ソウゴ・ゲイツ・ウォズ・ツクヨミ』カルテットが成立して、おまけに門矢士をゲストボーカルに迎える展開に。

 話の方は相変わらず、どうでもいいんだけど、ライダーとしても楽しみ所だけは、すっかり確保したって感じだね。

 なんとなく「インハンド」の作りを思い出した。

 

「インハンド」続編みたいな~。
 そうそう、パート2があってもいいって思わせるのは「インハンド」なら、2やっても破綻しないと感じるからなんだよね。

 これがストーリーに重点が置かれてるドラマだったら難しいんだけど、キャラとキャラ同志の絡みの面白さで見せてたわけだから、やろうと思えば、かなり引っ張れる筈。

 そうだインハンドと言えば「ストロベリーナイト・サーガ」。

 あれはやっぱり失敗したね。
 二階堂ふみの姫川玲子がハレーション起こしてた、、それに尽きる。

 別の視点で言うと、亀梨和也の菊田和男が意外にも成立した時点で、ドラマとしては終わってたのかも。

 

 で春ドラマの最大の収穫は「きのう何食べた?」。

 中でも西島秀俊が、自分の役者としての可能性をちゃんと掴んで開花させた事かな~。

 このドラマの終盤で「もしかして西島秀俊って演技力あったの?」って思っちゃったしな(笑)。

 西島秀俊が「きのう何食べた?」で一番得したのかも。

 しかしあの西島秀俊の可愛い笑顔、ほんとに癒される、天然すよ。
 って事で、一応区切っとく。

 

 あと7月始まりのドラマは、あまり触手が動かないなー。
 最近、遅ればせながら「ゲーム・オブ・スローンズ」とか「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」とかを、一気見しちゃったから、あーゆーの見た後で、日本のシリアスぽいドラマみると、スカスカでどうしょうもないのね。
 いやこれは作り手のせいじゃなくて、多分に視聴者側の問題だとはおもうんだけど。

ゲーム・オブ・スローンズ」が大ブームにならないのは日本と「北」だけだってゆーのはなんとなく判る(笑)。
 今はアニメドラマの『鬼滅の刃』で食いつないでいる情況。
 何故か、アニメだけは日本製が「攻めてる」状態をキープしてるからなぁ、、でもうかうかしてると、そっちも駄目かもな。

 「スパイダーマン: スパイダーバース」とか、キレてるし。

 

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2019年4月期スタート春ドラマ 好きなの覚え書き 03

 TVアニメ「進撃の巨人」Season 3、いいなぁ。

進撃の巨人」って、各シーズン毎の起ち上がりの頃は「なんだかなぁ、相も変わらず、同じ事やってる、そろそろ飽きてきたかな」っと思っちゃうんだけど2・3回目のエピソードから「おっおー!」って思っちゃうのよね。

 さすがだよ。

 陽動で特攻しかけるエルヴィンの雄叫びとか、声優さん凄い!(勿論、作画に演出もだけど)。

 リヴァイも、、くぉっリヴァイ!殺せ!そいつを殺しちゃえ!!とかついつい応援しちゃったり(汗)。

 ところで原作読んでないんで、ホントにアルミン、あれで終わり?

 エルヴィンも?

 巨人注射とか使ってなんとかする?

 いややっぱりアルミンは駄目なのか、、エルヴィンはまだ生き残る目がありそうだけど。

 どうなんだ?この時点で主役級キャラを消滅させるのか、すげー度胸だな。

 ゲーム・オブ・スローンズも最初は主役級が、どんどん死んでいたけど。、、今後が楽しみ!


 凄ぇと言えば「きのう何食べた?」の構成もそうだよな。

 第8話なんか、取り扱ってる内容はかなり重たいんだけど、それをサラリとやりつつ仕上がりとしてはライトコメディ風になってるし。

 だから嫌って気もするけど、逆に30分のTVドラマって枠を考えると、これがベストなのかな。

 「自分の親には財産をビタ一文残したくない」っていうゲイの息子の生きてきた道とか、マジで民放の長尺でやったらクタクタになっちゃうんだろうな、、。

 ってことでその話は置いておいて、仮面ライダージオウ

 chikaの大好きなカブト回なんだけど、よくわかんないな、、なんで今更、地獄兄弟?

 あれは天道とカガミがいるから光ったキャラで、その遺産をここでゲストキャストの関係で食いつぶすのは、どうなのかな、、。まあいいや。

 ストロベリーナイト・サーガはようわからん。

 竹内結子の映画版『インビジブルレイン』でさえ牧田勲の大沢たかおがピンと来なかったのに山本耕史はなー。
 いや山本耕史さんの演技力がないって事ではないんだけど、大沢たかおさんも含めて、お二人とも牧田勲じゃないよ。
 折角、「やり直せた」んだから、キャスト候補をもう少し練ったら、違ったものに出来たかも。

 だって「闇を抱えた二人の恋」の話なんでしょ『インビジブルレイン』って? あっ二階堂ふみちゃんと山本耕史さんが抱えているのは「闇」じゃなくて「プチ狂気」だから、釣り合ってるってちゃ釣り合ってるけど(笑)。

「インハンド」はますます、紐倉 哲・山下智久高家春馬・濱田 岳&牧野 巴・菜々緒の掛け合いがはまってきて面白い。

 話の内容は、ちょっと無理が多いけど笑って泣かせての大道だし。

 ほんとお気楽に楽しむには最適解やんなー。

 

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2019年4月期スタート春ドラマ 好きなの覚え書き 02

 仮面ライダージオウ、EP35「2008:ハツコイ、ウェイクアップ!」EP36「2019:ハツコイ、ファイナリー!」みたよ。
 仮面ライダージオウって、ゲストに当該ライダーの脚本家を招いてまで、歴代ライダーにリスペクトを捧げないといけないのね?
 大変だな、、。
 しかもその相手が井上敏樹氏。
 でもこれって意外に、「時代は変わってるんだよ」って所を、ライダー製作スタッフ陣ってか、そういう人らが裏で言いたい為に仕組んだ罠?
 ・・ってそれはないか、やっぱり井上敏樹氏が大御所だからなんだろうな(笑)。
 でも井上節って、ホント、今見ると馬鹿みたい(失礼)で、視聴者の愉しみ方としては懐メロぽいよな。

 で、それを楽しんで演じてるのが松田賢二さん、ひょっとして釈由美子さんも(てか彼女、セルフパロディやってても楽しんでるのか、真面目に一所懸命やってるのか判らないところが難儀やなーw)?

 それと唐突に仮面ライダーギンガが登場して、意味もなく退場するあたりが、いかにも井上脚本らしいなー。
 でも今回井上脚本で一番、ワリ食ったのは(いや勉強になったと言うべきか)奥野 壮君だろうな。

 「ハイ、失恋演技ですか?やらせていただきます。なんでもやらせていただきます」って感じだったろうな(笑)。

 

 そうそう、演技と言えば「きのう何食べた?」の第7話は、4人の俳優さんの演技力を堪能させて戴きましたね。
 あっ西島秀俊さんの場合は、演技というより、この人の素の面白さって言った方が良いな。
 西島秀俊さんってアクション系の役を離れて「フツウの人」やると、絶妙に可愛いし。
 だから基本的にchikaは、西島秀俊って人は、演技力がどうのって言う俳優さんじゃないと思ってる。

 

 今回、内野聖陽山本耕史両氏は言わずもがなだけど、磯村勇斗君が凄いよね。
 仮面ライダーゴーストのアラン役で、イジラレまくっても、そのイジリをガンガン受け止めてたから、只者じゃないのは判ってたけど、ここまで来るんだなー。
 役者根性って奴?とにかく、磯村勇斗君のジルベール最高!

 

 感想で言うと、あとは、インハンドとストロベリーナイト・サーガだな。
 この二本って、ドラマの製作姿勢が対照的だから、ついいつ無理な比較をしちゃうんだよね。
 インハンドは「あり得ないでしょ?こんなキャラに、世界設定。でもそれ置いておいて、楽しんでよ。それなりの辻褄だけは合わしておきますから。とにかく、会話の楽しさに、泣かせる話、てんこ盛りですよー。」って感じの制作側の割り切りに、肩の力が入ってない分、見てる方は、泣いたり笑ったりが楽に出来るのよね。

 それに対して「ストロベリーナイト・サーガ」は、リアル路線っていうか、一見社会派ドラマみたく見えるドラマ造りするから、逆に、それをやればやるほど中身が絵空事になるという不思議な事になってる。
 最近の例でいうと、姫川演じる二階堂ふみが爪楊枝でシーシーやってて、視聴者は「ソレ絶対違う!」って感じを受けるんだけど、制作側は、これが「必要な演出だ」と思ってる、そのあたりだよね。
 これを武田鉄矢のガンテツがやったら何の問題もないんだけどね。
 多分、そういう「当たり前」が嫌だから、あえて現ストロベリーナイト・サーガ制作陣は、それを二階堂ふみの姫川にやらせてるわけだけど、それが勘違いなんだよね。

 山登るのにハイヒール履いていくちょうなものだよ。
 でも何処かで、このバランスの悪さを突き抜けて、「さすが」っていうエピソードが一回くらい観れるんじゃないかと期待はしてるんだけどね。

 

↓下の新連載小説「精霊捜査線・錬金術師達のマリオネット パラケルススの魔剣と天国にいる敵。」は、5月末日から6月一杯アルファポリスさんで展開予定です。
 興味がおありでしたら、ご賞味いただければ幸いです。

 

 

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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!