saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

あの西行なら、さもありなん

毎年、年の瀬に最終回を迎えるNHK歴史大河ドラマ
名作の場合だと、しみじみ、もう終わっちゃうのか、、もっと見ていたかったな、やっぱ今年も一年が過ぎたんだねーとか感傷に耽っちゃったり。
大河がこういう感慨を与えてくれなくなったのは何作目からだったかなぁ。
「江」が余りにも酷すぎたので「平清盛」は結構、期待してたから、裏切られ感も結構あったりして「自民→民主→自民」のサイクルか(笑)。
平清盛」の最終回では「清盛」という男の人生をどう評価して終わるか?って部分がキモだよなーと勝手に思ってたんですが、蓋を開けてみれば結局、年末総集編パート2みたいな感じ?でもって総合司会は「口寄せ西行」みたいな(笑)。
この西行君、今までもとんでもない場面に時空を超越してはなんの断りもなく、ずけずけ登場し清盛の生き方に対して評論家みたいな事をやってたんですが、これはこの最終回のこの登場の仕方に視聴者を慣れさせる為だったんですねー。
「あの西行なら、さもありなん」って感じで(笑)。]
でもさ、最後はちょっと詐欺っぽくなかった?
当の清盛は「頼朝が首をわが墓前に備えよ!」とか死ぬ直前までバリバリ権力亡者だったのに、ヨリワラ西行で清盛が再び登場するとメッチャ優しかったりするのね。
これってどー考えても一人の人間の思考パターンしては矛盾しすぎだから、西行が残された人間の事を気遣って「やさしい清盛」を演じて見せたとしか思えない。
って、脚本書いてる人は、そんな風に視聴者の目に写ってるなんて考えてもいないんだろうなー。
まっそれがこのドラマ「平清盛」のすべてを物語っていると思うけどさ(笑)。
しかし松ケンよく頑張ったなー。
もっと違う枠組みで、清盛やってたら、すっごく役者としての評価が確定したと思えるだけに残念。

仮面ライダーウィザードの方は脚本がキダさんで、今回は氏が約束してた一話完結パターン。
実質30分ない番組でうまくまとめてました。
それでもって時期に合わせて「もしかしたら本当にサンタっているのかも」と、自身が「魔法使いである主人公」に言わせる所なんか、さすがにプロやなーと感心しきり。
まあ大きなお友達にとっては物足りないお話でしたが、これって元からお子様向けなんだし、そこの部分で文句ゆーのは筋違いってもんです(笑)。

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