クロコーチ 第八話 「三億円現れる！」

　気のせいか、長瀬君の顔芸の見られる頻度がますます激しくなって来たような（笑）。
　脚本書いてる人って、原作をアレンジしてられる時は、意外にある種の余裕があるものなんじゃないかな～って想像してます。

　「俺ならここをこう膨らまして、ここは贅肉としてばっさり切る」とかなんとか。

　でもこれは曲がりなりにも土台が既にあるから言える事なので、一から物語を積み上げるのって、ヒリ付くくらい緊張するもんなんですよ。
　沢渡が黒河内を自分の側に取り込み雁字搦めにする為に、三億円にまつわる話を次々とばらして行くシーンではロッキード事件や果てはＭ資金まで投入して、ゴシップ臭満開に話を彩ってましたが、組み立てとしては桜吹雪会の内部分裂とゆーか高橋の動きを軸にして、今後を展開、更にこの内紛に食い込んでいく黒河内を中心にして、それぞれの登場人物の内面に迫る、、って感じなんでしょうかね。

　森本レオ、ここが演技力の見せ所だ、ガンバレーっ！！

　それに比べて清家ちゃんは、なんだか完全に飾り状態になって来ましたね～、お料理でゆーと「箸休め」みたいな。

　清家ちゃんの部屋着、体操服なのかなぁ、レズのおネーチャンには股挟みダッコされてるし、頼みにしてる黒河内にはピンチに携帯切られるし、、、でも同じやるのなら、もっと遊んで欲しいもんです、そこんとこヨロシクお願いしますよ制作スタッフさん（笑）。

　警察の看守勤務に付いてる人物が真っ昼間から上等なスーツ着て警備会社にいたりとか、被害者を装う為にわざわざナイフで手のひらを刺されるスーパー受付嬢がいたりとか、なーんとなく細かな設定が杜撰になって来ても、清家ちゃんサービスがあれば許せちゃうんだけどなぁ。

　サービスと言えばゴウライガン、無駄にお色気サービスしてますな。

　イヤーン、若松さんたらフィンガーテクニックが抜群ねぇ。あともうちょっとで特撮ＡＶ領域が見えてくるぞ、ガンバレーっ！！って違うか（笑）。

　でも今回のエピソードで壇蜜の存在意味がようやく判ってきたよ。

　ジンがリンの為にあつらえたドレスを、ルリカ（壇蜜）が着込んで床で悶えながら、それをズタズタに切り裂いていくシーンね。あれが撮りたかったのね。

　だったら判る、話題取り以外の壇蜜の起用意味（笑）。

　それにしても朝丘めぐみお婆ちゃんがリンだったとは、意外すぎる展開、この衝撃の脚本は！？忘れてたけど、かの井上大先生。

　まあ、最後に意味のある所に落ち着くなら許容するけどネ、、、いやゴライガンならなんでもありか（笑）。

　最初は、思い切りバカ話で、最後はしんみり、感動の最終話なんてウルトラｃを、未だに心の何処かで期待してるchikaが一番のバカって事で衝撃ゴウライガン　第九話　「輪廻転生」の感想はオシマイだぁ。