saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

松山ケンイチの清盛が杉村太蔵に似てる

武家として前人未踏の御所清涼殿ご昇殿を果たした忠盛へのマンセー気分満開の平家一門の中で、一人ふて腐れて、忠盛に見え見えの嫌みを言う清盛の顔が杉村太蔵に見えて仕方がないという危うい精神状態に置かれた「平清盛」の第4話でした。
松山ケンイチの百面相は、こーゆー偽喜び面をして目を剥くと、ホント、杉村太蔵そっくりってか、その内面もあの頃のタイゾー先生に似てくるんですね(笑)。
しかし松山ケンイチってどーゆー俳優を目指してんだろ?『男たちの大和/YAMATO』での少年兵役で初めて彼を見たときはオオッ行けるかもっ!って思ったんだけどなぁ。デスノートのL役で、、、って感じになって、うーん。
所で先週、清盛の「青春ウダウダ」が終わったんだと思ったのは錯覚で、今回も親のコネで北面の武士に成れたのにまだ文句言ってるバカ息子をやってました。
まあこれは源氏親子と平家親子の対比、及び、両家に共通する親子の情愛を描くには仕方のない精神的成長遅滞だったとは思いますが(ほんとかよ)。
平家親子は、ガハハッ!と、より一層前向きに親子の絆を深め、一方、源氏の方は「親父が虐められる程にオレが強くなるんだ。オレが親父を守ってやるよ」みたいな、なんだが凄い逆説的な説得力のある二人の絆が描かれて、この二組が後にはやがて「奢る平家は」に突き進んでいくわけですから面白いですねぇ。
しかし小日向文世って俳優さんはこういう源氏パパみたいな役やらせると、とんでもなく上手いですねぇ。他の役者さんが演じたら為義の姿って、只、哀れとゆーか惨めなだけなんだけど、ちゃんと愛すべき人間・為義って感じに見えちゃうからね。

そうそう松山ケンイチの清盛が杉村太蔵に似てるって話と同じように、この大河で描かれる清盛のバカっぽさは、仮面ライダーフォーゼの主人公弦太郎のバカっぽさに似てるなぁと(笑)。
朝方、久しぶりに仮面ライダーフォーゼの顔をしたW(ホント三条脚本って少年ジャンプだわ)を見たせいで、「あーっ清盛って弦太郎そっくりの性格してるじゃん!」と思ってしまったのでした。
ほんとなら清盛って、弦太郎よりゴーカイジャーのマベちゃん辺りに似てないと駄目なはずなんだけどなぁ(笑)。
それにさ清盛ってこれから女性問題とかでやたらトラブル起こす筈なんだけど、「ケッ、女におべっか使いやがって」みたいな今の清盛だと、とういったエピソードが、ただのセクハラ・パワハラ展開みたいになるんじゃない?

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