基本フォーマットが「龍馬伝」

後もう少しでお勤めにでなきゃって時に録画しておいた「平清盛」を見ちゃったので大変。
せっかく作った顔がやや液状化減少気味。
そんなに感動したってワケでもないんだけど、ここに来てやっと松山ケンイチの張り裂け演技が功を奏して「おりゃ〜駄目な男だぁ」「んんなー！！義朝ーっ、つっ次は負けねー！」ってゆー一連の流れにやっと繋がったんだもん（パチパチ、拍手ぅ！）。
まあそれもこれも「爽やかクロレッツ玉木」と「こっこんなに渋かったのか？中井喜一」のお陰なんだけどね。
特に中井喜一って、中堅ってゆーかベテランであるのは判っているんだけど、chikaの中ではそんなに印象深い役者さんじゃなかっただけに「清盛は平家にとって必要な男じゃからだ」っていう台詞の奥まで、その顔の表情で想像させる演技力にはちょっとビックリ。
それにしても「平清盛」って（前にも書いたけど）基本フォーマットが「龍馬伝」やねー。
もっとも「龍馬伝」の場合は、龍馬が周りを振り回しながらうだうだ「自分探し」をしてる時間が無茶苦茶長かったけど、その点「平清盛」って、喚きまくって来た分だけ、この青春ウダウダをあっさり通過しそう。
でも清盛、半ベソかいてから自分を取り戻すのが早かったなー。
「あっ？今、オレ、オレのことバカにした、義朝？えっ、えっ？なめんじゃねーぜ！」みたいな（笑）。
まっどちらにしても期待を繋いだ第三回目の「平清盛」でした。