saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

鰐でもペットとして飼えば懐く

弟の家には、彼の身の回りの世話と監視を目的に時々訪れることにしてるんだけど、ここ最近は実質、彼のDVDコレクションを見るのが本当の目的になっている。
最近見た映画で、これってマイ壺・・って思ったのが「グリーン・ホーネット」だ。
でも多分、巷では評判良くないだろうなって思いながら、ネットで浚ってみると予想通り、大方が、五つ星でゆーと、星二つ程度。
確かにこの作品、2008年の「グリーン・ホーネット」のリメイク映画でしかもキャメロン・ディアスがキャストに入ってるにしては「たいしたことないなー」感はかなりのもの。
それでもchikaには、かなりお気に入りの作品になった。
なによりセス・ローゲン演じるグリーン・ホーネットの駄目っぷりと、ジェイ・チョウのプライドが高いくせに高飛車に成り切れないカトーの掛け合いが好き。
主役ヒーローを張るには能力も人徳もないのに、ノリと父親に対する反発心だけで突っ張るブリット・リード(グリーン・ホーネット)と、そんな彼に嫉妬の裏返しとして頭を押さえつけられ続けるオタクでちょっと控え目な文武両道の天才カトー。
この二人は当然のように喧嘩をおっぱじめるんだけど、深刻な決裂はしない。
カトーなんて腹の中ではブリットの事を、能力のない親の七光りだけのバカ息子だと思ってるのになぜか、彼の無茶苦茶振りに身をゆだねているみたいだし、、、うーん世に言う「馬が合う」「腐れ縁」って奴?
そこんところを変に清々しく熱い「友情」関係で描かないで「男のバカさ加減」を通してジョークまみれで押し通していく所がこの映画の味。

ってなんでこんな感想持ち出したかとゆーと、そう、もうすぐ最終回をむかえる仮面ライダーオーズのせい(笑)。
アンクと映司の関係性や掛け合いの面白さで前半引っ張ってきた来たオーズだけど、劇中の比奈ちゃんじゃないけど、好きとか嫌いとか何があったとかじゃなくて「アンクとともに過ごした時間の長さ」がねー、やっぱ彼らの関係に変化を生むのよ。
 映司に生まれたささやかなアンクに対する思いやりだとか、アンクのグリードの意地を捨てての人間への譲歩や、出てくるよな、、鰐だってペットとして飼えば飼い主にそれなりに懐くらしいし(笑)。
 夕暮れの男女三人のやりとりや、夜の誕生パーティシーンは情緒たっぷり・・でもアンクには青春描写は似合わない・・だって見た目は別として彼、実年齢800歳以上なんだよ(笑)。
で、佐緒里ちゃんの予想通り、腕アンクは本体アンクにあっさり吸収されてしまいました。
この展開、chikaはかなりビックリ。残り回数、何回だと思ってるんだよー!とか思わず突っ込みを入れちゃったんですが、次回予告を見てると映司が本体アンク救出に向かうみたい。
えーっグリード(アンク)って吸収合体されても、もう一度、分離独立させられるのかー!!なんてー便利(都合のいい)な設定なんだー!と思ったんだけど、公式サイトで見ると脚本でなんだかその辺の説明と仕掛けが旨くしてあるようで、、うーむ小林脚本したたかやなー。

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