saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

チームドラゴン劇場の9日間

松本龍、辞任会見の最後に、「つなみという本(子供たちの作文集)、・・・みんなに売りつけようと思いましたけど、・・・残念ながらプレゼントします」。
物事に「斜に構える」のが格好良いと思ってる高校生レベル、最後の最後まで自己陶酔の人でした。

今日は、人間の無様さを見せつけられたチームドラゴン劇場を振り返ります。

  では最初に、事の流れとその度にchikaが呟いて来た内容のまとめ。


6月27日 松本龍 復興担当相に就任
6月28日 復興対策本部の初会合。
     記者会見で「やることは復興基本法に魂を入れることだ」

  この会見を見て6月30日ツィート

 ・・・この社会的立場と年齢でチームドラゴンとか「サングラスだとか、「屋上で煙草を」の松本龍、気持ち悪りぃ奴だなぁと思ってたけど、そこに「やっぱり・・」って感じで、自公が反発。何にも騒ぎを起こさずに粛々と復興復旧に向けて活動しろよ。「俺が俺がの」三文芝居の為に税金払ってると思うと情けない。

7月4日 岩手県の達増知事に「知恵を出したところは助けるけど、出さないやつは助けない」宮城県の村井知事に応接室で待たされたことについて「お客さんが来るときは自分が入ってから呼べ」

7月4日ツィート
 松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発 http://t.co/XSWKt9Q 編集加工があったとしてもソースがないと出来ないわけで。一番、嫌いなのはこの手の人間、なーにが「チームドラゴン」だ。むかつく。

 松本龍、、、アンチ人権運動の連中に格好の餌をまいたって事でも罪が重い。こいつホントにサイテー。これで「民主」が終わっても「菅」が終わっても誰も文句はいわないだろう。しかし政治関連で「思い出す度に腹が立つ」なんて久しぶりだなぁ。

7月4日 都内で記者団に「被災者を傷つけたのであればおわび申し上げたい。真っすぐ前を向いて復興にあたっていく」
5日午前 首相に辞意を伝える。首相官邸で記者団に「いい経験をさせてもらった」

7月4日ツィート
 松本龍、宮城県知事とのやりとりを見てて爆発しそうになっていたんだけど、その後、岩手県知事にサッカーボールを蹴り込んでいるコイツの姿を見て、気絶しそうになった。でお次は、早くも「辞任の意向」だって!チームドラゴンとか言って自己陶酔してたクセに。又、復興に向けての時間の浪費、、シネ!


 【松本復興相辞任】「チームドラゴンは無能な私を除いて最高のチーム」辞任会見要旨 - MSN産経ニュース http://t.co/8FBBuvo この格好付けた言い回し、反吐がでる。こいつまだ自分を特別な存在だと思ってる。


 まあざっと振り返ってみるとこんな感じ、最後辺りになると「シネ!」なんて言葉が自分の口から飛び出してて、相当、怒りの感情が高まっているのが判る。
 chikaは似非宗教とか人間の弱みにつけ込んで旨い汁を吸う人間が大大大嫌いなのだ。この松本龍だって事のスタートに、いかにも「俺だけはホンモノ」みたいな感じで「被災された人々に寄り添って」なんて言葉とパフォーマンスさえやっていなければ、chikaだってこんなにも頭に来る事はなかっただろう。
 振り返って見て、この怒りの感情がマックスになったのは、岩手県庁前に肩で風切りながらやって来た松本龍が、玄関でこの男を出迎える為にずーっと待っていた県知事の達増拓也にサッカーボールを蹴るという、小学生みたいなパフォーマンスを見た時だった思う。
 で県知事はこのボールを無様にも受け止め損ねる。
(ただし、マラソン東国原じゃあるまいし、県知事やってるこの年代の男が、なんの予告もなくボール蹴られたら受け損ねるのは当たり前でこういう無様さは全然OK。)
 でもそんな目に合わされながら有頂天な松本龍にへらへら調子を合わさざるを得ない岩手県知事、、まあこれも苦い思いはつきまとうけど、理解はできる。
 だって後の対応が「大人だ」と評判とった宮城県知事も少なくとも会見中を見てる限りは、松本龍、相手にへらへらしてたもんね。
 しかし松本龍辞任発表後の岩手県知事の言動は見てられなかったなー。
「恨みはらさでおくべきか!」って感じだもんね。瞳の中に私怨の炎がメラメラと(笑)。そりゃ今度は世論がバックについてるからね。強いよ。
 でもやっぱ悪いのは松本龍だよな。
いくらジャズバーで格好付けながら小一時間グラスを傾けて辞任を決めたって、ワ・ル・イのは松本龍
やってることは復興の為の活動なのに、それが「悪者」の所業でしかないというこの倒置がどこから来たのか判っていないのが特に最悪。
口では「被災地の為に」といいながら結局、そんな自分に酔っているだけだって事が、己の権力行使の時点で他の人間に見え透いた時点で終わりでしょう、この人の場合。
 なんだか時代劇に出てくる乱心馬鹿殿様か、頭の逝かれたやくざ組織の大親分、あるいは映画に登場する悪の政治家をそのまんま地でいっちゃったんだからなー。
 でそんな「悪党」の力の源泉が、東日本大震災復興なんだから、この国は(政治は)ほんとどうなっているのか、、。

 車に乗ると人間は人が変わる。chikaも偉そうに言えない。
 よく一緒にドライブに行く相方にはそれを指摘される。車に乗ると性格がかなり攻撃的になるらしい。そりゃ、アクセル一つで何百キロが出せて、しかも自分の周りは金属で防御されてるわけだからね。
 でもこうゆーのを「本性が現れる」とは言って欲しくない。
 だって人間は一生、車に乗っているわけじゃないから、こんな場面で現れる普段とは違った性格を、本性って言って欲しくないのだ。
 でも「器が人を作る」って言葉も世の中にはあって、人間の性質がその人間が置かれた状況によってかなり変化するのも確かなこと。
例えば役職が変わるとかポジションが上がるとか、そんな時に「貴方の本性が見えたね」って言われるとかなりドキッとする。
人間、ポジションが上がると、まっとうでない自分をゴマかす「言い訳のネタ」に不足しなくなり、更に最悪な事にその言い訳が一見「立派」に見えることがあるからだ。
 松本龍にとっての復興大臣って、果てしなく、この降りる事の出来ない車に乗っている状況に近かったのではないかと思う。
 暴走すれば凶器そのものになる車に乗っていながら、そのアクセルとハンドリングを救急車ではなく、スポーツカーのそれだと勘違いした節がある。旨くやり遂げれば一種の偉人として人の記憶に残るわけだし、「強いリーダー待望論」が闊歩してる、今、「このやり方で出来る」って錯覚したんだろう。
 なんで?って、理由は簡単、うぬぼれ・自己愛が強いから。
小泉某は政治に「劇場」を持ち込んだけれど、松本龍劇場の観客は彼自身だけだっとゆー事なのかしらん。

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