saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

のし上がれ半端者

 プレイとプレイの間に結構長い開きがあって談話室でこれも「待ち」の顔なじみの会員さんのお相手をしてたら、今日はどうしてもこの試合が見たいからと仰ってお付き合いしたのが「WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」。
 亀田三兄弟とか、古くは辰吉(嫌いじゃないケド)なんかのオーサカ勢のせいですっかりボクシングに嫌気がさしていたので、こりゃやばい、なんとかペースをこっちに持ってきてTVなんかチラ見程度の場の雰囲気にしなけれりゃ、やってられないよー。って思ってたんだけど、この会員さん、本気のボクシングファンで、TVの間で正座しそうな勢い。
  で、凄かったぁ、、最後はchikaが一番本気で見てたんじゃないかしら。結果は挑戦者の下田昭文が文句なし判定の3―0で、李冽理からチャンピオンの座を奪ったんだけど、変な言い方だけど、オールラウンドなんだかボクシング映画を見てるみたいな感じ。
「風景写真みたいな綺麗な風景」って倒置もあるけど、時々挿入されるビデオのスロー再生なんか見てるとまんま「ボクシング映画」だもん。
カウンターパンチの応酬だよ!「精密機械」って言われてる王者・李を下田が技術、スピード、運動量、気迫で圧倒肉薄、計3度のダウンを奪取。それを見てるchikaの方も、chikaの中に埋もれている男の子がこうブワァーと膨れあがってきて「今オレ何やってんだ!!」的状態(笑)。
 体を小刻みに左右にスゥイングさせて前に詰めていって、李が得意にしてる「距離」潰し、左右のフック、カウンターに変化をつけての攻撃。その勢いが衰えないすげー体力と集中力。
 5回の李の左アッパーに合わせた下田の左フックのカウンターなんて、ホント完璧アクション映画!!これが本物なんだから正に鳥肌もの。
 ほんと「本物」って凄いわ、、、。ビッグマウスはいらんよ、ほんと、「本物」は凄いんだから。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!