saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

ねじれ国会な夢を見た。

 ねじれ国会な夢を見た。
 chikaは、京に潜んでいる幕末の志士なのだが、銭湯の番台に座っていて、その姿はどう見ても彼らを狩る側の沖田総司である。
 その沖田が、仲間から貰った「先鮮」を捌くことになって、これは珍しいことだから自分のブログにその様子を書こうという事になった。
 周りの者は、沖田に「先鮮」をさばくなどということをブログなどで知らせると、それを面白がって銭湯にやって来る客の層が変わり、どんな輩が紛れるか知れたものではなく、君は身を隠しているのだから気を付けなければいけないよと忠告をする。
 更に「先鮮」の捌き方まで注意をしてくれるのだが、「先鮮」は気の荒い鳥だから決して指をその頭部にもっていかないように、そうでなければその鋭い嘴で指を食いちぎられるよとのこと。
 して、その「先鮮」は真空パックに入っており、取り出すと生き返るというのだが、姿形は小型の野鴨のようにしか見えない。「先鮮」の語源は判らないのだが、chikaの夢の中では、何度も、漢字表記でしっかりビジュアル的に繰り返されるので、この字面だけは鮮明に記憶に残っている。
chikaの見る夢は殆ど映画的なもので勿論色つきである。ストーリーはシュールかつ動きの多いものが五割、残りの夢は別に夢分析の専門家でなくとも自己分析が容易に行える現実的なものが多い。
この「ねじれ国会な夢」は、かなり普段の夢からすると異質なもので、それで記憶に強く残っているとゆーわけだ。
所で「坂の上の雲」第8話「日露開戦」、、、前に感想は書かないと書いて、それを破ってちらっと感想を書いてしまったので「まぁ気が向いたら」って感じになっていたんだけど、今回も、気になって仕方がない部分があったので、自分自身の為のメモ代わりにその部分を書いておく。
それは、兄・好古が名刺に一筆したためて真之に渡した「這回の役(今回の戦)、一家全滅すとも怨みなし」の一文を巡っての場面。
家族に何と書いてあるか聞かれ、家族を気遣って「いつものアニさんの口癖じゃ。単純明快にあれ、いうことです」と答える真之。
 あれ、こんな場面、原作にはあったかしらと記憶の底を引っかき回しても、なにぶん、原作自体が恐ろしく長いので、chikaの貧弱な検索エンジンには引っ掛かってこないんですが、別の検索エンジンにはこの場面が引っ掛かってしまって、、。
原作もそうなんだけど、chikaが若い頃には「坂の上の雲」の世界観なんて絶対に許容できていなかったと思う。
それは「平和ボケ」だと言われようが「甘ちゃん」と言われようが「戦争絶対悪」感性だったから。
愛国という名の下になんのかんのと心を絡め取られて戦争に突入していく事だけは絶対にさける、あるいはそうゆー精神の持ち主であることが一種の「健全さ」の証明であったように思う。
多分、その心を持ってすれば「当時の日本が生き残るには帝国の端くれに名を連ねるしかなかったのである」なんてフレーズは金輪際、許せなかった筈だ。
でもその心も「世界第二の経済大国ニッポン」に住んでいたから成り立っていた部分も相当あって、こうやって生活の陰りと国威の失墜を日々体感していると「ほんとはどうなん?」みたいな、ゆらぎを感じ始めるわけ。
「基盤的防衛力構想」から「動的防衛力」への転換なんてのも、これに危機感を覚えるどころか「生ぬるい」とか思ってる部分が自分の中にもありはしないかと。
だかといって自分が小銃担いでいる姿なんて想像も出来ないイマジネーションは相変わらず、、。歳を取るってことは「世界」に対して無責任になっても平然としていられるってことなのか。
 よく「そんな自分一人が世界を背負っているような顔をしなくても」と人を慰めたり諫めたりするシーンがあるけど、ほんとの所どーなのよ?
 おまけに「AKB48と嵐が独占 CD年間売り上げトップ10」みたいなニュースを聞くと、これはもういよいよ日本は壊滅的だなと、冷静に判断せざるを得ないし(笑)。
 そんな時に「這回の役、一家全滅すとも怨みなし」だもんなぁ、、。

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!