スロットかよー（笑）

　今週の仮面ライダーオーズ、同じ種類のメダルが三枚そろうとどうなるか？ってオイオイ、スロットかよー（笑）。
　最近のライダーって、カードだったり携帯だったりＵＳＢメモリだったり変身アイテムがシリーズ毎に替わるけど、そのアイテム自体を上手く話の中に取り込んだのって少ないんだよね、メダルを巡っての争奪戦か、よく考えてあるなー。
　この争奪戦、一方的にオーズの一人勝ちの方向で進むみたいじゃないようだし、鴻上が「経済」の論理を持って介入してきたり、なかなか膨らませ方も複雑だし。
　それにライドベンダーも最初は「なんで？」って感じだったけど、今日のエピソード見てて、日本じゃどの街角にもある自販機がオートバイになったり、そこから武器が取り出せたりしたら、確かに便利だし、今までの「仮面ライダーのオートバイってなんであんなに都合良く登場するの？」って素朴な疑問も解決、その代わり、「乗り捨て自販機」だとか、「一般人使用不可自販機」だとか、「第一あんな危ない自販機何台も設置出来ねぇ」って別の色んな問題が起こってくるけど（笑）。
　まあこの辺はシンケンジャーみたく、鴻上ファウンデーションが派遣する「黒子ちゃん」達が頑張ってアンク達の立ち回り先に自販機を設置するってことでなんとか解消だし、、、。

　以上、小林脚本の話作りの「丁寧さ」へのよいしょ！です。
　後は、今まで妙に倒錯したエロ人気があったメズールの人間体のキャスティングについて。
　これは裏をかかれたなぁと、普通なら吉瀬美智子ばりの大人の色気ムンムンを持ってくる所だけど、女子高生だもんね。
　確かにこの落差はいい感じだし、女子高生を選んだメズール（同時に製作スタッフ）の遊び心を感じますね。
　で他のグリード達の人間体って無駄にイケメン揃い（笑）。「私は直情なウヴァ（山田悠介）が好き、でもカザリの小ずるさも捨てがたいよね」とかの膨らみを狙ってるんでしょうか？
　でも最初、彼らが人間体で登場した場面って、やっぱりクウガのグロンギ達を思い出すなぁ、、。