saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

変わっていく

「龍馬の妻」。なんだか龍馬のプレイボーイぶりを際だたせる為に登場してきたとしか思えない今までの女性達(あっ、あくまで脚本上でってことで)と比べて、初めて自立した意識をもつ女性として登場したお龍、しかも今回はそんな彼女を中心に据えながら昼メロぽい視線まで含んでいて、龍馬伝の中ではかなり肌触りのちがう仕上がりになってました。
実際、お龍ってかなり変わった女性だったようだし、亀山社中に引き合わされた時に「どうやら自分は嫌われている」といった記録を残しているみたいなんだけど、その辺、脚本の方もどーゆーつもりかえらく忠実に再現してました(笑)。
陸奥の反応なんてドラマ中では突出した感じで扱われてましたがああゆー反応があってあたりまえでしょうね。
でも彼女そんなにへっこまないないんですね。お龍の「脱藩浪人じゃなかったら武家の娘と結婚してたってことなの?」なんて台詞がそうだし、この台詞、広末が言ったらかなり水分が多そうだし、貫地谷がいったら凛としすぎだろうし、うーんやっぱり真木よう子で正解なんだよなぁ。龍馬伝、キャスティングで言ったらほぼパーフェクトですね。

あと弥太郎と後藤象二郎ね。こんなに後藤象二郎を悪人にしてしまって、どーやって龍馬との接点を回復させるんだろうと思ってたんですが、今回のエピソードでなんとなく見えてきたような。
まあどちらにしても後藤象二郎の心の芯には吉田東洋がいるんですね。ある意味「ぶれない」人物造形になってる(笑)。
逆にわかんなかったのが容堂公、半平太との絡みの中で最後の最後に「幕府(体制)がなけりゃ俺はお前を許容していたはずだ」とまで言わせたくせに、ここに至って再び軽いノリの風見鶏ですか?

風見鶏と言えば民主党の代表選あと数時間でけりが付きますね。小沢さんが名乗りを上げた時点でchikaも何度かブログに取り上げようと思ったんだけど、書くのにすっごくエネルギーがいるし、民主党の議員さん達と同じようにどちらがいいのかって迷うから、書かないでいたのね。
政治の歴史上、「民主か自民か」の選択も大きなターニングポイントだったと思うけど、小沢さんが首相になるかどうかってのも、氏の「政治と金」とかゆー問題の是非以上に、大きな分かれ目なんだと思う。
旧政治家タイプの最後の大物だからね。時代は、あるいはこの国は、まだこーゆー人を必要としているのかいないのか?

PS 「政治と金」の問題については多分マスゴミが報道してる「実は実態はこうじゃないか?」ってゆー指摘通りだろうと思うけど、小沢さんにしたら「それが政治家として立脚できない程の行為」だとは、さらさら思ってないんだと思う。
 ようは政治は、利権構造を飲み込んで進んでいくもっと大きなモノだと、そーゆー感覚を支持する人間とそうでない人間の戦いとゆーのが、今回の代表選の本質なんだろうなと。まあ結果がでたらchikaもその辺りがもっと整理できると思うんだけど。

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