欲に背中を向けた男

本格的にアンクと映司の掛け合いが始まったせいか、ぐっと面白くなってきた第2話の「仮面ライダーオーズ」。
電王でこういうバディもののノリを完全に手に入れた感じで、小林脚本は手慣れてるし、なんだか一種の余裕さえ感じるくらい。「安心して」見られますね。
それにこうやって動き出して見ると、結構芯が太かったりする映司の渡部秀君も、アンクの悪魔的三浦涼介君も、かなりはまったキャスティングかも。
最近のライダーシーリーズの初回一・二話は、CGに予算をたっぷりつぎ込んでのパターンが多いんだけど、今回のは、戦闘シーンとの繋がりだとかユニークさでかなり秀逸でした。
（余談だけど、ライダー登場のCGモンスターで「気持ち悪い」と思ったのは今回のオトシブミヤミーが初めて）
おまけにバンダイさんは大喜びだろうし。特にタコカンドロイドの使い方なんて笑って良いのやら驚いて良いのやら（笑）。
しかし「欲望」と「コイン」かぁ、、、なんだかパチスロ思い出しちゃったゾ。
無限大の欲望の上をいく満たされし状態としての「オーズ」。そのオーズに変身する「欲に背中を向けた男」映司。なるほどなぁ、小林靖子女史も仕掛け甲斐がある設定の中で、色々たくらんでいるんだろうな、楽しみです。
チャチィ自販機がオートバイに変身するシーンをみてもその内なんとも感じなくなる自分が怖いけど、、。