宮乃温泉

NHK大河「風林火山」は、今回、勘助と晴信のファーストコンタクトのエピソード。
前回の板垣信方と晴信との心の交流に泣かされたけれど、今回も一筋縄では行かぬ人の出逢いを見せてくれて相当に面白かった。
「青二才がこの勘助をたばかりおって。絶望の果てに見えるモノがあるだと」と寺を出るときに刀を振り回す勘助の描写が薄っぺらくなくていい。 これが民放枠の連ドラだと一瞬にして勘助は晴信に釈服されてる筈。　　「風林火山」が始まるまでは「微妙？」って感じで期待薄だったんだけれど、これで視聴を続けることは確定です。
時々、これはどーかなぁってゆー感じの妙なＣＧ入りのカメラワークが入るのが玉に瑕なんだけど、「さすがの千葉ちゃん」と、思いの外、迫力ある内野聖陽さんの殺陣が見られたりと、なかなかのおまけもあるし。

ところで最近、宮乃温泉ってところに相方と一緒に出かけました。
場所は忍者で有名な滋賀県甲賀市にあるんだけど、信楽を抜けていく国道３０７号周辺にはあまり有名所の温泉ってないんですよね〜。
観光地としても抜群の集客率を誇る土地柄でもないので、あった所で料理旅館に付いた温泉って感じでこじんまりとした規模のものが多い。
この宮乃温泉なんかはその代表格のようなもんです。ただし「かくれ宿」と呼べる程、瀟洒なものでもないので利用法に悩む所です。
宮乃温泉は３０７号線からそれて甲賀流忍術屋敷に向かう道筋の田園風景のなかにある料理旅館で、「えーこんな所に旅館があるんだぁ」って妙に感心します。
で純和風な建物なんだけど周辺家屋がほとんどにそうなので特に目立つってワケでもない作りです。
泉温が14度という事で、加温してあるので内風呂はかなり熱め。
冬場に行くと身体が冷えているから、温泉としての肌触りとかを味わう前に湯に噛み付かれているような感触が来るので少しつらいです。
逆に萎びた幼児用プールみたいな露天風呂は加温が上手く効かないのか相当にぬるい（笑）。
ここに落ち葉や浴槽の苔なんかが加わるのであまり言い居心地とは言えないし。
ここのメインは貸し切り風呂みたいで時間がなかったchika達にははいれなかったんだけど、外から見てるとかなりよさげ、、。
「くの一」二人、今度入ってみようと思ってます。