もうすずきん

NHK大河「功名が辻」小山評定の見所、一豊が他人のアイデアをパクって自分の城も、掛川六万石の領地も、蓄えた兵糧も、すべてを家康に渡すと捨て身の胡麻すりをしたシーン。
まあ一応、このアイデアを言い出した人間に対して、それを言うように促す場面が用意してあったので、あまり一豊の印象が狡くは見えない工夫はしてあったんだけど、、どんなものなのかねぇ。
現実世界ではよくある話みたいだけど、このレベルのリアルさをNHK大河に何人の人間が求めているのかって部分はあるよね。
どうやらこの一豊がやったアイデアのパクリって史実らしいんだけど、この脚本、かなり脚色やねつ造が多いんだから、どうしてこんな部分だけリアルにやるのかが不思議。サラリーマン諸氏に対して「あんたたちのこすからしさは許されるのよ」って感じの安堵感を与えたいのかしらん？
で対照的なのは「正義は必ず勝つ」の石田三成（中村橋之助）、「お前の言う通りなら、元から戦なんて起こってないんだよ。」と仲間に疎まれても自信満々、、まぁ実世界でもこんな人いるけどね。
とにもかくにも来週は関ヶ原、、やっぱ一豊の選球眼もとい主を選び取る動物的本能は正しかったとゆーわけで、一大スペクタクルが見れるといいけど、、、。
ところで「帽子頭巾」って判ります？ボウシズキンじゃなくて、これで「もうすずきん」と読むそうです。
chikaが個人的に激萌えしてしまった千代（仲間由紀恵）の「尼さん」の被りものです。もともと「秀吉のご正室ねね殿」が剃髪したあと被ったものなんだそうですが。仲間由紀恵ちゃん、やっぱりもの凄く頭の形がいいのねぇ。
あの尼さんズキンがラバーだったらと激しく妄想してしまいました。