saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「アンダーワールド」vs「イーオン・フラックス」

イーオン・フラックスシャーリーズ・セロン)を見た。ピタピタ系コスチュームがたぷり鑑賞できるかなって期待してたんだけど、なんだかケイト・ベッキンセールアンダーワールドとの見分けがつかない映画でしたね。
両方ともコスチュームがピタピタ系・主役男が結構「力」があるんだけどなーんとなくだらしない所が共通項。
エイリアンのリプリーが強いヒロイン像を確立してからSFアクションものはずーっとこの流れなんだけど、たまには違うパターンのもみたいなぁ。
あっとコスチュームの方は期待した程でもなかったかな。シャーリーズ・セロンが口元を破った網タイツを顔に被って登場した時は「おっやるのか変態ファッション!!」って一瞬期待したけど、、。
第一、今さら日本趣味のヘルメットやら忍者モードなんかを出すぐらいだから、その中で飛び抜けたファッションを期待するのは無理ってことかな。
なんとなく、期待されて紅白に登場した倖田來未のエロカワファッションに裏切られた感じに似てる(笑)。
それにしてもイーオンの弟子のシサンドラが、お堀の水の中に筒をくわえてずーっと潜んでいたけど、忍者の「水遁の術」なんか、今の日本映画とかには全然登場しないんだけど、どこでどう知ったのか見事にぱくってましたね。(監督が日系だから?)
あの足が「手」になってるシサンドラ造形も「ジャポネ」に影響されているのかしらん。小さい子どもがあれ見たらちょっとトラウマになるんじゃないかな。(それになんだか差別的な感じ、キャストが白人女性だったらあの造形を与えたのかしらん?)
そーいえばトラウマと言えば、こないだテレビでジェニロペ主演の「アナコンダ」やってたけど、アナコンダが飲み込んだ人体の形がお腹にくっきり浮き上がって(ムンクの叫びみたいなパックリ口の形まで悪趣味に再現)、それが水中をぬーっって泳いでいくシーン、、あれも凄かったなぁ。

PS 「アンダーワールド」vs「イーオン・フラックス
美女度は互角。アクションは元バレエダンサーのシャーリーズ・セロンの圧勝。コスチュームはそのビザール度において「アンダーワールド」の勝利。映画としての完成度は、どっちもオモチャ。ってことで互角かな。でもハル・ベリーの「キャットウーマン」よりずーっと良かったよ。

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