saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

パタパタするだけで飛べずに

saienji2006-09-19

三連休中は地方出張サービスで南信州は昼神温泉のI亭でお泊まりしてました。(能舞台があったり凄くリッチな旅館です)
この「プププの」だとかで時々紀行文めいたものをアップしたりするせいなのか、出張サービスの時でもお客様が観光地に連れて行ってくれたり(えーっとちなみに正規にデートサービスってゆーのもあるんですが、これはオプションで正式に申し込んで貰わないといけません)して、凄く嬉しいです。
今回、連れて行って戴いた「伊那谷道中」なんて何回もchika、行ってますけど、お心遣いだけで充分、気持ちが満たされます。
それにいつもは相方がショッピングばかりしてて詰まらない時間を過ごしてるシルク館で、面白い話が聞けたし。
お蚕さんの性別って繭を吐き出してる時期には判別が不可能で蛹になる頃にようやく判るってゆー話や、繭を取り出しで湯がいた後の死骸は食べ物になっちゃうだとか、蛾に成虫しても羽根が退化してるのでパタパタするだけで飛べずにすぐに卵産んで死んじゃうとか、、、。グッスン、、、なんだか身につまされました。
それといついっても入る事のなかった「からくり館」にも入館しました。人間の錯視を利用した感覚を混乱させる小屋なんですが、バランス感覚に乱れが出て酔っぱらった感じになります。
この原理をいつかテレビで紹介してましたが、動物には錯視はなく、人間だと小さい子でも老人でも錯視は存在するんですね。
chikaは錯視が、一つの学習結果だと思っていたから、おちびさん達にも予め錯視があるのを知ってちょっと吃驚した記憶があります。人間はいかに理屈で外界を認識しているのかってことですね。
 人間ってこの「理屈」があるから、あらゆる生命体のトップに君臨出来ているのに、この理屈の為に逆に苦しむんですよねぇ。

NHK大河「功名が辻」の一豊(上川隆也)、かなりピンチです。この状況なんだか現代でも山ほどありそうなんで逆に楽しめなかったんですが、「どんな立場でも自分の生き方は貫けます」と言った途端に成宮寛貴君の秀次に「一豊らしいなぁ」とコメントされてたシーンなんかちょっと辛い。
これが普通の波瀾万丈痛快時代劇なら最後まで秀次を養護して憤死ってとこなんだけど、、、結局、一豊って、変節しながらそこそこにのし上がってしまうわけで、、。

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