よっ形駒屋っ！

なんだか久しぶりの「プププの」です。週一更新が常の蝦頭は連休中二回も更新したのに（笑）。
最新の蝦頭に記事を書いたけど、地方出張の準備に意外と手間取った（ラバースーツの細かな破損の修理だとかetc）り、あれやこれやは重なるときに重なるものなので。
でも、今や特撮番組ファンブログと化しつつある「プププの」にしてみれば、仮面ライダーカブトの急激なストーリー展開についていけないのも、更新が滞る一つの理由かな（笑）。
実を言うと「ひより（里中唯）はシーラワームだった。」あたりから腰が砕けているのです。
ファイズの時の主人公タックンがウルフオルフェノクだったちゅードンデンには井上脚本に対して怒り心頭のchikaだったんですがね〜。
今度のは「やられた」って感じですね。
まあワームの擬態能力が出産にまで及ぶという設定のゴリ押し加減は、ちょっとカチンとこない訳じゃないんだけど、じいや（梅野泰靖）の「思い」で、この世に人間として存在し続けられる剣（山本裕典）の存在と、天道の妹に対するそれを重ね合わせ始めた時点で、テーマとしてはかなり重厚な成長ぶりを見せているなと感心してます。
でも天道と加賀美（佐藤祐基）が初めて出会った頃、弟に擬態されたワームを殺せない加賀美を弱い奴と否定していた天道って何？と思わなくもないんですが。
まあ、「自分が人に擬態してそれを利用してる」・・つまりワームとしての自意識があるかないかが、天道のワーム殺しの判断基準なのか、それとも今、天道が言ってるように、ひより以外の総てのワームを殲滅すれば「擬態ひより」は人間でありうるとゆー妙な俺様理論で考えれば、当初の天道スタンスと今の天道の立ち位置のズレも理解出来なくはないこど（笑）。
それに、主人公がひよりという超個人的な存在のためにZECTを内側から潰そうとしたり、自分以外のライダーシステムをすべて回収しようなんてする話の組立はかなり魅力的。
これって仮面ライダー龍騎には頻繁に登場した組立なんだけど、それはサブキャラに適用されていた事で、あくまで主人公の龍騎は「正義の味方」として最後まで矛盾に苦しみながら「みんなの為」を貫き通してましたなぁ。

で矢車（徳山秀典）の登場には良い意味で笑ってしまいましたねぇ。実を言うとこの時は、昼神温泉の高級旅館の一室でさり気なくカブトを見てた状況なので、ホントはテレビの前に座って「よっ形駒屋っ！！」とか声かけたかったんですが。
一瞬、一時の香港映画かと思いましたよ。なにせ片袖の千切れたレザーロングコートで「パーフェクトもハーモニーもない…」ですから。
それに仮面ライダーキックホッパーが見せるピョンピョンアクションもさることながら、斜に構えたやさぐれ性格表現アクションも好き。
えっ？手嶋ゆかちゃんの蓮華？うーん彼女が登場した時刻は、お客様と朝からゴロニャんしてた時なので感想は書けません。
ファッション誌『SEVENTEEN』の専属モデルかぁ、龍騎の時の森下千里ちゃんも一時はどうかと思ったけど、彼女、結構今来てるし、、ちょっち注目？