saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

副田甚兵衛

お盆からのUターンラッシュとか言われてる月曜日なんだけど、用足しの為にマンションから出て観察した主幹道路の車の数はお正月三が日のあの閑散状態。
第一、蝦頭のヒット率もぐんぐん伸びてまだまだ「休日モード」。(で思い切って週一更新のルールを破り「ピンクの蝦の脳味噌」絞り出してエロテキスト炸裂させましたぁ)
テロ未遂があったからって海外渡航組が激減するかと思えばそうでもなく、NHKかどこかで「ワーキングプア」とかの特集してる割には、やっぱり日本は「ぬるい」みたい。第一、政治の一番の関心事が、15日に小泉首相が靖国神社を参拝するかどーかってんだから、、。

第32回「家康の花嫁」を見る。前回の放映回はchikaにとおてはあまりピンと来なかった内容。(ちっちゃい子が死ぬと必ず泣いちゃう人なんだけど)
たぶんchikaが「功名が辻」を楽しみにしてるのは、各俳優さん達の名演技が堪能できるからで、残念ながら千代役の仲間由紀恵がいくら熱演しようとも、家康の西田敏行や柄本明の秀吉には叶わないと言うことだろう。まあある意味、それだけ脚本自体が世事に長けた老練さを内包してるってことかも知れないけど。
例えば実妹・旭を副田甚兵衛から離縁させ、人質として家康に嫁がせようという策略を実行する為、秀吉・寧々が、甚兵衛と旭を別々の座敷に呼び、すでに相手は別れることに同意したという嘘をそれぞれについて説得するという無茶苦茶さ。
って、ホントこの方法、実生活じゃ意外とあったりしてえぐい事、えぐい事。
それとか、家康への婚儀申し入れの使者に一豊(上川隆也)を任じて千代にこれ以上の騒ぎだてをさせないという無言の圧力とか、これもあるなぁ、、、ほんと。
家康が大坂に上り、多くの大名が見守る前で、秀吉への臣従を誓うシーンの鍔迫り合いも、凄かったけど、なんと言っても、その前夜の秀吉が取った家康への懐柔策ね。
うーん、これぞ日本の「根回し文化」の根元ってゆーか「腹芸」ってゆーかね。
それを間近であっけに取られながら見つめるいつまでたっても純な一豊が素敵。やっぱ「一豊様」は上川隆也でピッタリ、他の役者さんだとあの感じは出ないし、出そうと思えば回りくどい演出をくどくどする必要があるよね。
その点、上川隆也って表情で一発OKですよ(笑)。
でこの生き残りゲーム最後に勝つのが純な一豊ファミリーって所が、我々一般庶民視聴者にはたまんない安心感を与えてくれるんだよね。
ホント、地味だけど巧く出来てるわ、このドラマ。

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