saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

勝山のお雛祭り

相方と一緒に、「のれんの町」として知られる勝山のお雛祭りに出かけた。大阪からだと4時間近くかかるので、昼食は入浴付きで湯原温泉の八景でとる。
八景の大浴場に入ってビックリしたのは、露天風呂の湯船にタイル張りの寝椅子が沈めてあったことだ。
この寝椅子に横たわると丁度、胸元だけが空気にさらされる事になる。心臓に負担が少ないので長湯が出来る嬉しい工夫だけど、この日は昼食ができるまでの時間待ちだったし、chikaは身体の一部が部分的にひんやりするがいやで、胸にタオルをかけてこれを利用した。
そんな姿勢で自分の身体を改めて眺めてみると、横たわっても潰れないお椀型の乳房、、お湯の中で漂っている萎びたペニスが嫌でも目に映る。普段忘れている強烈な現実感が襲ってくる。
矢木沢まりさんのサイトには響鬼が始まった頃からよく遊びにいっている。まりさんも「後半響鬼」の変貌振りに落胆された方のおひとりで、そのせいかどうかは知らないけれどカブトになってからは、仮面ライダーに関する記事が減って、その代わり、文字通り、まりさん自身の「変身」ネタが結構増えている。
中でも特に「もう、男には戻れない」シリーズに寄せられたコメント欄での”宙ぶらりんな状態について”の会話は身につまされる部分がある。そんな事を考えながら、湯船に浸かっていても気持ちはちっとも楽に成らないのだけれど、それでも凝り固まった筋肉やチリチリささくれ立った神経が解けて行くのは確かだ。
露天の窓から見えている空には春が忍び寄っている。何処からか木蓮の甘い香りもただよってくる。
総ては変わっていくのだ。変化を止められるモノはなにもない。人の生が河の流れに例えられるのは、河が、時に静かに、時に荒々しく、貌を変えそして「淀み」さえも、川の貌の一部にしか過ぎないからだろう。
ナンチャッテな。
八景さんのお昼、山里料理、美味しかった。料理の腕のウルトラCの連発というより、鳥だとか川魚だとか野菜だとかの味が上手く出てるのが好感!!です。
昼食をとってからは勝山のお雛祭りへ、湯原からは車で30分ぐらいの距離。普段、「のれんの町」で知られる勝山だけど、祭りの間のメインは、「町並み保存地区」の各店舗やお家の軒先に掛けられたのれんじゃなくて、それぞれのお家が展示してるお雛様、でもどこからあれだけの立派なお雛様が出現するのか不思議、、。
相方は例によってお買い物チェックに夢中なんだけど「チカ、ここってどこもレイアウトが凄いねぇ、、誰か専門の人入っているのかしら。お雛様の置き方自体、素人じゃないよ。」のため息混じりの感想も漏らしてた。
確かに「町並み保存地区」の一軒一軒にのれんをかける発想も含めて、町という空間自体が巨大なディスプレィ装置になってるのが凄い。写真を撮りまくったけど、人が多すぎて、いい構図が確保できなかったのは残念。
それに相方の方は、いちいち展示品のプライスとかチェックするので、はぐれがちになるし、、、。ちょっと疲れた一日だったなぁ。

で大阪に帰って小さなお仕事一つして、気が付いたらエウレカセブンが始まる5分前の日曜の朝。
今日も随分、泣いてしまいました。それになんだか今日は14歳の主人公レントンの「声」が気になって、、レントンの声は三瓶由布子さん、普段、男の子の声という脳内置換は完璧に作動してるんだけど、今日は何故か「オンナ」の気配があちこちに、、これってなんだろ?
エウレカレントンの和解のせいかな、、それともモーリスのレントンに対する嫉妬心のせい?
仮面ライダーカブトの方は、ずっと「安心して見られる」って書いて来たけど、社会の裏巨大組織としての「ゼクト」の設定や見せ方描写が、やっぱり弱いので、不満と言えば不満かなぁ。
これは2・3人の出演者で、背景の巨大組織を感じさせる必要がある特撮子どもヒーロー番組の宿命もあるけれど、今日のシナリオじゃ、岬にしても田所にしても、組織人としては信じられない程のお人好し、あれはなんとかならないものかなぁ、折角のはみ出し者カブトってゆー緊張感も薄められてしまうし。
ps 勝山のお雛祭りについては、いずれどこかの場所でもう少し詳しくレポートしたいと思います。

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