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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「仮面ライダー響鬼」レポかな?01

saienji2005-01-30

結構昨日のお仕事がきつかったので帰宅してから2時間ほど仮眠をとって「響鬼」を観た。これから展開されて行く内容はどうあれ、何事も「お初」はいいものだ。しかも「響鬼」はクウガから始まった平成仮面ライダーシリーズを一新する「ライダー」だと言う。
途中、幾度かの脇道や浮気があったものの、それなりにこの平成ライダーを追いかけてきたのは、その時々の制作スタッフの思い入れが際だっていた番組だからだ。これがお子様向きの特撮ヒーロー番組という制約がない作品なら、かえってここまでの「こだわり」は生まれなかったに違いない。表現活動の端くれに身を置く者としては、ライダー制作スタッフの常に新しいものを作ろうという気概や実験精神には共感する部分が多い。
で「響鬼」のファーストインプレッションだけど「時代劇」と「中学生日記」を足して二で割ったって感じで、確かに従来の平成ライダーのイメージを悉く粉砕しているのは確かだ。でもミュージカル仕立てのイントロは、「響鬼」の「音」や「人生の後輩へのメッセージ性」みたいな部分に対する拘りがよく現れているんだけど、ちょっと勘弁して欲しかった。

ロケーションを屋久島に持っていったり、千年杉にパワーを貰いに出かけた主人公と法事に出かけた少年が出逢う設定なんかは、かなり綿密な脚本が背後にあるようで安心して見ることが出来そうだ。それにキャストに完全新人さんを登用しない方向性なのか、ここ最近の定番だった「ヘボな台詞回し」等余計な事に気を取られる必要もないし、それに何故か女性陣の容貌が総て水準をクリアしてるのもレズ気のあるchikaにはグッドチョイス。今日出ていた姫(芦名星ちゃん)なんか中島美嘉みたく数回の放映で姿を消すならすごく勿体ない。
そして一番ネックになる、ライダーデザインだけどネット見てると殆ど主人公らしくないとか悪役ぽいっていうのが多いんだけど、chikaはあのメタリックブラックが玉虫色に光を反射したり筋肉の隆起をうまくデコレートしてる感じが凄く気に入ってる。
一言で言って一番抱かれたい(犯されたい)ライダーに仕上がってるのだ。響鬼の鬼の顔の口がばかっと開いて炎がボワーって出た時は「ヤッターっ!」って感じだったもの。
こうやって書いていくと期待大って感じだけど、一番心配なのは、キャストが大人でしかも特撮のノウハウが蓄積されていると来たら、次に起こるのは脚本にウェイトが掛かりすぎてメッセージ性が強くなり過ぎるってことなんだよね。
最初に「中学生日記」と「時代劇」を足して二で割ったと書いたけど、いくら革新的だってそんなのをライダーで見せて貰っても困るワケでその辺が凄く心配。
だってテーマソングが、布施明で彼が歌い上げちゃうのが「少年よ」、、、ダヨ、、悪い予感が当たんなきゃいんだけど、、。

PS 響鬼で検索してたらこんなのがポンしたよ。暫く彼も大変なんじゃないの?
http://pr1.cgiboy.com/s/0485727

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