SWEETS MUSEUM

お正月休みの時期だというのに待機命令が下って身動きがとれないchika。携帯で日本中何処にいたって連絡が取れるこのご時世に大阪から離れるなってどういう事よ。
chikaの読みじゃ「大山鳴動してネズミ一匹」って奴よ。何にも変わんね〜からきっと。
・・・とかブーたれる時に相方から「又、ハービスエントに行かない」のお誘い電話。勿論、二つ返事でＧＯ。
でもあれだね、なんでこんな年の瀬にみんな遊びに来てるわけ。大掃除とかしないのか。「年始年末ずーっとバイトだよー」って悲鳴上げてる子もいればエントで綺麗な服着て漂ってる子もいてつくづくこの国は不思議な国なのさ。
「ショッピング命」の相方を騙くらかしてエント徘徊を早い目に切り上げ大型書店に向かう。
ああいつもなら「このミス」見て、旅行中に読む本をこの店で購入してる筈なのに、今年は「このミス」のページさえあける気にならない。
それでも本屋さんにいると気持ちが落ち着く。本の背表紙や平積み見てるだけで「世界」ってやっぱり認識するだけの価値のあるものなんだって思えてくる。相方がショッピング空間にいるだけで高揚するっていうのと同じだ。
まあそれでもお互いの時間認知には差があるわけで小一時間もすると焦れた相方が「さあchika、約束通りカフェコムサでケーキ奢りね」っていうなりゆきで、ヨドバシカメラに移動。マンションのファックス電話を買い換える必要があってその下見も兼ねてってことなんだけど7Fに行って吃驚。
「SWEETS MUSEUM」って素晴らしい空間が出現してるじゃありませんか。これには二人とも感激しまくりでしたよん。相方なんてスイーツを買いまくり。
中でもラ クレアシオン ドゥ グーテの商品サンプルはズキューンでした。相方は「オーっケーキ定食！！」と呟いていましたがまったく同感です。
「入ろうよ」「えー、晩御飯、阪急ダイニングじゃなかったの。こんなの今食べたら、もうお腹はいんないよ。又、くればいいじゃん」
お持ち帰りのスイーツの袋を大量にぶら下げている相方をなだめるのに苦労しました。
ps 奈良女児誘拐殺害事件で小林薫容疑者が逮捕されて、例のごとく有名有識者のコメントが流れ出した。高村薫さんのコメントは「写真付き携帯電話は操作も簡単、値段も安い。この新しいツールは、犯罪を表現するハードルを低くしている。容疑者はたとえ携帯メールがなくても事件を起こしただろうが、携帯で写真が送れなければ、表現する方法は限られていた。犯罪の表現方法が簡単になることで、誰でも犯罪者になりうる危うさを感じる」と話したトカ。
この記事を書いたライターの要約が間違っているのかも知れないけれど、なんだか無茶苦茶な話だと思った。
高村薫ってchikaの大好きな作家の一人なんだけれどちょっとがっかり。
技術革新は欲望をエンハンストする為に生まれるんだから当たり前の論旨だけれど、そんなに単純にイイくるんじゃったら、街の親父理論と変わらないよ。
「戦争にいきゃ今時の若いもんもしゃきっとすんだよ。誰も言わないけどみんなホントはそう思ってるじゃないの？」みたいな、だったらテメーが一番先にセンソーに行ってシャキッっとしてこいよみたいな？