saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーエグゼイド 第29話 「We’re 俺!?」 & 進撃の巨人Season 2 第30話 「ヒストリア」

 今回の放映回でついに永夢というか、パラドの謎の殆どが明かされて、それについて、いろんなサイトで文章化され始めているようですね。
 中でもchikaが一番、腑に落ちたのが下の説明文。
『パラドの正体は、幼い頃黎斗の手により永夢にバグスターウイルスが植え付けられたことをきっかけとして永夢の中で誕生した、永夢が感染しているバグスター。
幼い永夢の「遊び相手が欲しい」という願望を利用して生まれた存在であり、“天才ゲーマーM”のベース。手術により永夢から分離したことで現実世界に「パラド」として現れ、それを機に永夢は本来の人格が表に出るようになっている。』

 でも、問題は、肝心の本体のドラマを見てても「そうなんだ!」って、感じがしない事なんですよねー。

 なんで永夢の時は、こんなにバグスターの人間体の「姿形」が、元の人間と違いすぎるんだよー。

 これで、永夢から生まれたとか、二重人格の元とか言われてもなー、、、。

 未だに、理屈的には合ってるってか、そうしないと辻褄が合わないくらい合ってるってのは理解出来るんだけど、目の前の映像見てると、そんな感じしないし(笑)。

 これでポッピーの姿形の原型が、黎斗のお母さん、そのまんまだと怒るよ。それって露骨な詐欺じゃん(笑)。
 しかし、折角、実体化したのに、元の自分から「もう遊び相手は必要ない」って言われたパラドのプンプンぶりだけは、良く判ったよー。


 って事で、進撃2期の方なんだけど、こちらはサブタイ名第30話『ヒストリア』のヒストリアがクリスタの本名だって事が、一番の驚きでしたよ。

 でヒストリアの言葉の意味って「歴史書」なんだよね。

 で、あの「なんとか教」の司祭のおっちゃんが、「我々は巨人の謎について答えられんが、代わりに知っている者の名を教える」ってちくったのがクリスタ、、うーん、ここだけは、何故か直球の「進撃の巨人」なのである(笑)。

 あとは、巨人化したユミルにコニーが「おいブス!」って声援を送る所が、視聴者代表かよ!って感じで、良かったね。

 この辺、鉄オルなんかでも「たぶん視聴者とか読者なんかは、今、こう感じている筈だから、劇中でもそれを誰かに代弁させて」って明らかな作意が働いていて、この辺りは一つのトレンドだなーって思ったね。

 真田丸なんか、その辺り悪ノリし過ぎてたけど(笑)。

 それと「進撃の巨人」の作画って、一人のキャラを描いている時でさえ「美醜の落差」を付けすぎだよね。

 あれ意識してやってるのかなー、もうなんだか、あの作画落差で「喜怒哀楽」の感情表現以上の事を目指してる感じがして怖いんですけど(笑)。
 あの、暗がりで自分の顔を懐中電灯で顎の下から上に向かって照らす、あのレベルだよ(笑)。

 

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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #3

 なんて小綺麗で、爽やか青年のテロリスト達なんだろー!

 それに比べて、政治家連中、ドロドロ腐ってる、(政治家アルアル)はよ死ね!

 見たいな、きつい演出(笑)。

 平成維新軍の3人が、仲良くコンビニ弁当食べる前に「戴きます」をやる演出で「あっこれ悲劇コースだ」って思ったけど、最後は、純粋さ故の「自決」ってフルボリュームでした、、。
 これ演劇的な脚本展開なら、ありなんかも知れないけど、CRISISではちょっと飛ばしすぎかなぁ。

 前にも書いたかも知れないけど狙いすぎかも、あれだとちょっと今の視聴者はまごつくかもね。

 小栗君が演じる過去に拗ね持つ稲見に、「俺に撃たせないでくれ」とか「生けてりゃ挽回のチャンスはある」とか、バランスはちゃんと合わしてあるのは判るし、最後は平成維新軍を扇動して操ってる黒幕とCRISISの対決に持っていって、それまでに言いたいこと全部書いてやるみたいな戦略なんだろうけど、その思惑がチラホラ見えている時点で、ちょっと危なっかしいかと(笑)。

 でも思えば映画「GO」ってか、小説「GO」の時から、そういう目があったんだよね。

 でも年取って色々なテクニックを身につけていくから、それが有利に働く時と、逆に働く時があるんだよね。

 BORDERはそれが旨く回ってた良い作品だったんだけど。

 でも個人的には、そういう部分抜きにして、中二病的にCRISISは凄く気に入ってます。
 例えば稲見が大山に「で、お前のハンドルネームは何だったの?」って聞いて「人斬り以蔵の以蔵」って答えた大山にニヤリって笑うシーンなんか好きやなぁ。 なーんか苦労してるけど表面若ぶってるオジサンの感性みたいな、小栗君もこうゆーニュアンス出せる年になったんだーみたいな(笑)。
 それと長塚京三さんが演じる鍛冶大輝のキレキレぶりが、ええなー。

 失礼ながら長塚京三さんが、こーゆー役所を「深く」回せるってか、填るとは思わなかったし。

 

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仮面ライダーエグゼイド 第28話 「Identityを超えて」 & 進撃の巨人Season 2 第29話 「兵士」

 ちょっと忘れてた永夢の二重人格問題が、又、ぶり返してきて、今度はそれにパラドが「俺はお前だ!」とか言い出してわけワカメ状態でオマ、、。

 しかし枚パーハイパー兄さんの岡田君の割り切りは凄いよねー、良くイケメンブランドの男優さんが「ちょっと面白キャラやってみました」みたいな舐めた感じが全然無いし、なんかこう全力で、やりきってるから、笑っちゃ駄目なの?って感じでさー、でも好きなんだよね、あの感じ。

 でエグゼイドのバグスターに関する謎っぷりなっだけど、もういいわ、、。

 ナンボ考えても意味分かんないし(笑)。

 多分、オレが頭悪すぎか、脚本がテキトーに設定を微妙に変化させてるかのどっかだろうしな。

 まっ、今回だってポッピーの切ない状況描写が見事だったんで、それで充分だったし、エグゼイドの場合、「見所」さえ、こちらが間違えなければ、そこそこ楽しめるし。

 つまり永夢の謎なんて主軸みたいに見えるけど、エグゼイドの楽しみ方から考えると、脇も脇、正に賑やかしなんだよね。

 だってマジに考えていったら、エグゼイドの世界観での本当のラスボスって永夢じゃん。永夢の永遠の悪夢のマッチポンプ物語(笑)。

 

 って事で、話は進撃の巨人なんだけど、こっちも、エエ加減にしろい!って感じ(笑)。
 ライナーが、あの巨人ぽいとか思ってたら、ユミルが巨人だったり、でもやっぱりライナーも潜入巨人なら、もう巨人だらけで、それで軍隊作ったら「壁」なんていらないでしょとかブーブー言っちゃったりして(笑)。
 ってか「原作が読みたい。ネタバレを受け入れたい」の欲求が、これ程高まる、原作付きアニメってのも珍しいなぁ。

 勿論、それを我慢して「謎が謎を呼ぶ」世界を楽しみたいって思わせる所が凄いわけなんだけど、あの鰊の缶詰とか、あんまりしつこくやられると、それも「いい加減にしろっ!」とか(笑)。

PS ナナバさん、、結局、ジェンダーレスのまま、終わってしまいましたし、お父さんの謎も放置されたままなんですが、キャラとしては、本当にごちそうさまでした(合掌)。

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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #2

 うーん、第二話にして、難しい所に来ちゃったなーってのが正直な感想。

 金城さんの「エンタメでくるんだ社会批判」みたいな脚本戦略の的が外れてるような合ってるような微妙な所じゃないかな。

 当然、生っぽい政治ネタとか世相の動きもリアルに反映せざるを得ないし、又、それをどう消化して見せるかって部分が、生命線なんだろうけど、問題は視聴者の方なんだよね、、。
 こーゆーのを「面白い」って感じる程、日本人はもう元気がないんじゃないかしら?

 金城さんが持ってくるネタって(現実の日本はもっとマトモだ!って思ってる馬鹿もいるけど)劇画的な味付けや湾曲はしてあるけど、かなり現実的じゃない。

 それをフィクションで料理した時、味わう方の人間の舌ってか胃袋の問題が出てくるんじゃないかな?
 中には、もう脂っこいのはノーサンキューって生理的に思っちゃう人もいるだろうし、現実でも、色々な事を諦めさせられているのに、又、フィクションでも諦めさせられるのかよー、、って感じる人もいるだろうし。

 ただ長塚京三さん演じる鍛冶大輝が、「腐った日本」のある側面を演じながらも、一縷の望みを感じさせる所作を見せるあたりに金城脚本のメッセージがあるんだと思うんだけどな。

 けど主人公の一人である田丸に「アリス」をどうするんだ?って鍛冶が迫った時点で、田丸が引かざるを得ないときに、視聴者も同じ様に引いちゃうんだよね(笑)。

 で石田ゆり子の林千種に逃げ込んじゃう。ネット界隈で「西島秀俊の田丸の姿にキュン死~」みたいな、駄目だこりゃ(笑)。

 「BORDER」が成功したのは、設定が政治(現実)ネタじゃなくて霊界通信よりに、つまり個人の内面に視線が当たってたから視聴者がついて行けたんじゃないかな、現実にどう対処するかより、自分の内面にどう対処するかの方が、意外と楽なんだよね。多分、そういう事なんだと思う。
 でも金城さんの手腕って相当、レベルが高いからね。

 演出とか制作陣が知恵を絞れば、なんとか出来ると、、、期待はしてるんだけど。

 少なくとも「MOZU」とか「最後の警官」のレベルからは抜け出て欲しいもんです。

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仮面ライダーエグゼイド 第27話 「勝者に捧ぐlove & peace!」 & 進撃の巨人Season 2 第28話 「南西へ」

 高橋悠也氏って多分、エグゼイドの脚本書く時に、過去の仮面ライダー作品を相当数、参考にしてると思うんだけど、やっぱり一番の基本になってるのが龍騎だろうな。

 でもまさか、ここで「ゲームに勝てば消滅したプレイヤーが復活できる」なんて設定をマンマ、龍騎から引っ張ってくるとは思わなかったよ。

 それもパラド絶賛、天ヶ崎社長の現状打破の経営秘策だし(笑)。
 それで一番最初に釣れた大物がニコ!で、お約束すぎる大我のツンデレー、ドンダケー。
 しかも純愛恋愛マスターの飛彩大先生が、大我へ嫌みで絡んでくし。
 遊んでるよねー高橋脚本、なんか、ありとらゆるドラマティストを、こまめに拾ってはエグゼイドに混ぜ込みご飯。
 でもなー、ニコも意外と「女」だったな。

 ずーっとブラックジャックピノコブラック・ジャックの奥さんと自称しているが、ブラック・ジャック自身は娘のように扱っている。)的ポジションだと思ってたし、ライダーには伝統的に生々しい恋愛感情を持ち込まないという陰のお約束があるみたいだから、これにはちょっと吃驚。
 まあ最後は、いつもの大我&ニコの漫才コンビに、やや戻ってたから一安心だけどな(笑)。

 色々な要素を持ち込むと言えば、今週の進撃の巨人も、日本の怪談ティスト入ってたな。
 それも落語でやる怪談の方ね。

 時間的というか空間的描写の中で、怖さがジワジワって染みてくる奴。
 闇夜の松明。「いつどの瞬間あいつらが暗闇から飛び出してきたっておかしくねぇ」「ちくしょう…おかしくなりそうだ」、、で、出会った相手が右と左に別れて巨人が入り込んできた穴を探してた筈の仲間。
 あの下りへの演出ね、、、落語の語りでは「出るよ、、出るよ、、」デターっ!って奴(笑)。
 それとよく似てるけど、コニーの故郷の村で仰向けに倒れてた女型の巨人の「オカエリ」の怖さね。
 でもあれはどちらかと言うと西洋型スリラーの怖さだな。情景描写というより考えオチの怖さみたいな。

 今までみたいに、推測さえ許さないくらいに闇雲に謎だらけって訳じゃなくて、ちょっと考えると、何となく部分が理解できて、それでもっと大きな謎の方に視聴者の目を向けさせるみたいな路線に切り替わりつつあるのか?
 そんな風に第二期はミステリー小説ぽい展開が強い感じが強いんだけど、この感じで暫く行くのかな?

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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #1

 小栗旬主演、金城脚本!「BORDER」ファンとしては期待せざるを得ないCRISISだったんだけど、出だしの数十分間はアクションの豪華さは別にして、あの「最後の警官-S-」なんとなく連想させて、悪ーい予感が。

 どうして?金城脚本でそれはないでしょと、思いながら、その内「最後の警官」どころか、あの「MOZU」までフッラシュバックのように、、、。
 第一、なんでオグリン、爆弾だけ川に投げ捨てれば良いことじゃん。

 もしくは犯人ごと突き飛ばしちゃえよ。

 何で一緒に飛び込むんだよ。

 リーサル・ウェポンのマーティン・リッグス刑事かよー!って笑い事じゃない演出。

 でもずっと見てくと、やっぱ金城脚本、、毒があるわ。

 この刑事達、全然、上からの命令とか指示の意味信用してないでしょ。

 ってかテロリスト(?)達の主張に賛同してない。むしろ金城脚本が見せたいのはテロリスト達の主張だよね。
 デンデン政権のやり口と、か言いたいこと一杯あるんだろうなー。平成維新のネーミングって何だよ、思わず、笑ったわ。
 でも表面的には、ギリギリの所で踏みとどまってる刑事達みたいな描き方で、世間の目を誤魔化してる(笑)。
 やっぱ「BORDER」魂は健在と見た。

 

 ・・・と思うんだけど、どうなるんだろうねーこれから先、、エンタメ配分を間違っちゃうと、「最後の警官-S-」のバカっぷりの二の舞になるし、かと言って変に難しくすると小栗&西島の二枚看板に傷が付くし。
 ああ、二枚看板と言えば小栗&西島って意外と合うかも知れないな。

 マヨネーズに醤油なんてワケにはいかないだろうけど、小倉餡にバタートーストくらいは、行くんじゃないかしら?

 

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仮面ライダーエグゼイド 第26話 「生存を賭けたplayers」 & 進撃の巨人Season 2 第27話 「ただいま」

 さて困った、いよいよバグスターと人間体と人間の相関関係がよく判らなくなってきた(笑)。
 これ仮面ライダーシリーズでは結構良くあるんだよねー。

 chikaの記憶だと「怪人」の本体が実体を持たないってゆー設定(舌かみそう)が登場した時あたりかなー。

 憑依系ってゆーのか、、電王のイマジンから始まったんだっけ?コレ、アレもモモタロスがなんで良太郎の味方して他のイマジンと闘うのか、もうひとつよく判らなかったり、、。

 で次は仮面ライダードライブのロイミュードかなぁ、これが一番、エグゼイドの設定に近いか、あれが頭に残ってるから余計にこんがらがってくる。

仮面ライダーゴーストもガンマもアレだけど、この作品は色々な意味で論外)

 まあいいや。

 今ん所、エグゼイドの脚本ってそーゆーモヤモヤに目を瞑ってられるスピード感があるから、それはそれって未だ見てられるし、一応、お飾りでも主人公が「医者」ってあたりの縛りはちゃんと守って本書いてるし。
 そうそう先週に引き続きポッピーが黒いのがイイネ。

 あの外見と、やってることの非情さの落差がたまりません。泣きの永夢にデコピンとか(笑)。
 変に改心?して元のポッピーに戻るより、このままズーッと永夢を手こずらせる悪女キャラで行ってイイヨー!
 あと衛生省の「パニックが起こるかsら真実は知らせない」という姿勢な、あれ政治ネタをぶっ込んでる積もりなんだろうか(笑)。
「ゲームで負けると死ぬ」って情報は、放射能汚染どころの話じゃないんだけど、それでもそれが引き起こすパニックの方が大きいと捉える辺りの政権事なかれ主義とゆーか、保身と大衆知能レベルへの軽視が相まって、、、そこんとこ妙にリアルなんだけど、でも簡単に永夢の蛮勇を見せつけられて大臣官房審議官が豹変しちゃうあたりで、大爆笑。
 そういうネタ、入れるなら入れるで、もうちょっと消化してやったら、、って思うんだけどな。

 って事で、そうゆーネタを、かなり突っ込んで描いて見せたのがTVアニメ「進撃の巨人」Season 2。
 第26話の「獣の巨人」はなー、待ちこがれて視聴した分、又、こんな謎ばっか覆い被せてくんのかよー、もう飽きちゃったぜー、、さすがに「謎」はもうお腹いっぱいなんですけどって感じ。

 まあ分隊長のミケの散り際の惨めなまでの格好悪さ描写は、いつもの確信犯的描写がシーズン2も健在ですよーってアピールにはなってたけど、第26話だけでは2期も気合い入れてお付き合いしますとまではいかなんだ。
 でも第27話「ただいま」で展開したサシャとその親父との会話な、、深いっす。ちょっと感心しました。

 「難民受け入れ問題」ってか、没落する日本、労働力の問題、これからどーすんのやという点にも言及しててサスガッス(笑)。
 でもこれから此処で、感想書いていくかは、まだちょっと保留ね。

 

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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!