仮面ライダーエグゼイド 第27話 「勝者に捧ぐlove & peace!」 & 進撃の巨人Season 2 第28話 「南西へ」
高橋悠也氏って多分、エグゼイドの脚本書く時に、過去の仮面ライダー作品を相当数、参考にしてると思うんだけど、やっぱり一番の基本になってるのが龍騎だろうな。
でもまさか、ここで「ゲームに勝てば消滅したプレイヤーが復活できる」なんて設定をマンマ、龍騎から引っ張ってくるとは思わなかったよ。
それもパラド絶賛、天ヶ崎社長の現状打破の経営秘策だし(笑)。
それで一番最初に釣れた大物がニコ!で、お約束すぎる大我のツンデレー、ドンダケー。
しかも純愛恋愛マスターの飛彩大先生が、大我へ嫌みで絡んでくし。
遊んでるよねー高橋脚本、なんか、ありとらゆるドラマティストを、こまめに拾ってはエグゼイドに混ぜ込みご飯。
でもなー、ニコも意外と「女」だったな。
ずーっとブラックジャックのピノコ(ブラック・ジャックの奥さんと自称しているが、ブラック・ジャック自身は娘のように扱っている。)的ポジションだと思ってたし、ライダーには伝統的に生々しい恋愛感情を持ち込まないという陰のお約束があるみたいだから、これにはちょっと吃驚。
まあ最後は、いつもの大我&ニコの漫才コンビに、やや戻ってたから一安心だけどな(笑)。
色々な要素を持ち込むと言えば、今週の進撃の巨人も、日本の怪談ティスト入ってたな。
それも落語でやる怪談の方ね。
時間的というか空間的描写の中で、怖さがジワジワって染みてくる奴。
闇夜の松明。「いつどの瞬間あいつらが暗闇から飛び出してきたっておかしくねぇ」「ちくしょう…おかしくなりそうだ」、、で、出会った相手が右と左に別れて巨人が入り込んできた穴を探してた筈の仲間。
あの下りへの演出ね、、、落語の語りでは「出るよ、、出るよ、、」デターっ!って奴(笑)。
それとよく似てるけど、コニーの故郷の村で仰向けに倒れてた女型の巨人の「オカエリ」の怖さね。
でもあれはどちらかと言うと西洋型スリラーの怖さだな。情景描写というより考えオチの怖さみたいな。
今までみたいに、推測さえ許さないくらいに闇雲に謎だらけって訳じゃなくて、ちょっと考えると、何となく部分が理解できて、それでもっと大きな謎の方に視聴者の目を向けさせるみたいな路線に切り替わりつつあるのか?
そんな風に第二期はミステリー小説ぽい展開が強い感じが強いんだけど、この感じで暫く行くのかな?