CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #1
小栗旬主演、金城脚本!「BORDER」ファンとしては期待せざるを得ないCRISISだったんだけど、出だしの数十分間はアクションの豪華さは別にして、あの「最後の警官-S-」なんとなく連想させて、悪ーい予感が。
どうして?金城脚本でそれはないでしょと、思いながら、その内「最後の警官」どころか、あの「MOZU」までフッラシュバックのように、、、。
第一、なんでオグリン、爆弾だけ川に投げ捨てれば良いことじゃん。
もしくは犯人ごと突き飛ばしちゃえよ。
何で一緒に飛び込むんだよ。
リーサル・ウェポンのマーティン・リッグス刑事かよー!って笑い事じゃない演出。
でもずっと見てくと、やっぱ金城脚本、、毒があるわ。
この刑事達、全然、上からの命令とか指示の意味信用してないでしょ。
ってかテロリスト(?)達の主張に賛同してない。むしろ金城脚本が見せたいのはテロリスト達の主張だよね。
デンデン政権のやり口と、か言いたいこと一杯あるんだろうなー。平成維新のネーミングって何だよ、思わず、笑ったわ。
でも表面的には、ギリギリの所で踏みとどまってる刑事達みたいな描き方で、世間の目を誤魔化してる(笑)。
やっぱ「BORDER」魂は健在と見た。
・・・と思うんだけど、どうなるんだろうねーこれから先、、エンタメ配分を間違っちゃうと、「最後の警官-S-」のバカっぷりの二の舞になるし、かと言って変に難しくすると小栗&西島の二枚看板に傷が付くし。
ああ、二枚看板と言えば小栗&西島って意外と合うかも知れないな。
マヨネーズに醤油なんてワケにはいかないだろうけど、小倉餡にバタートーストくらいは、行くんじゃないかしら?