saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

肌に合う、合わない

“きのう”という名前の猫を小道具に使った時点で、なーんとなく肌に合わない脚本だなぁ・・って思ってたら、今週のライターさんはいつのも三条さんじゃない人みたい。
一応、特撮ヒーロー番組なんで、「大人の鑑賞にも耐えうる」って辺りの匙加減が難しいんだよね。
「仮面ライダーだから」ってヘンに冒険しすぎてないか、あるいは冒険しても戻ってこれる遊びがあるかみたいな、、、。
翔太郎と夕子の「猫遊び」には、お肌にブツブツが出来ちゃいました(鳥肌ではないので念のため)。
 でも夕子があの霧彦さんの妹とは、まああって当たり前の設定なんだけど、こうやってストレートに番組に持ち込まれるとビックリしますね。
しかし「還ってきたT」ですでにメモリーを使っての女性の復讐譚をやっちゃってるからなんとなく重複感が。しかもあの時も「園咲家に幹部として取り立てて貰うために近づく・・でも実は、」みたいな展開、、さあ今回それを、どんな風にずらすんだろう?それに興味がある・・みたいな感じの話でしたね。
正直言ってそれ以外、見所なかった、、。


肌に合わないと言えば、警視庁失踪人捜査課 Case2の脚本。
途中までおきまりの「性同一性障害」に対する肉親の無理解話で行くのかと思えば、中盤、ホモセクシュアル話が混じったと思えばドー見ても女装セックスに溺れた青年の話にしか見えなかったり・・・都合良すぎ。
そりゃ確かに実際、「男」が好きな男の子で、「女の格好」した方がもてるから、身体弄ったって子もいるけどさ、、そーゆーのに理解があって脚本書いてるとドー見ても思えないわけよ。
で最後は、性転換手術した息子に歩み寄る父親みたいなシーン見せといて、最後の最後に、実はその息子が犯罪に手を染めてて家族の前でしおらしい表情浮かべたのは大嘘でした・・みたいなバッドエンド。
バッドエンド自体は嫌いじゃないけど、この話の作り方、すっごく都合良すぎ。
バッドエンドは、物語の中に自然発生するある種の「必然性」の結果であって、「こんな見せ方格好良くない?」って感じで、まとめるもんじゃないと思うんだ。
 でも劇中、南田春樹を演じた日和佑貴君の女装、なかなか良かったです。顎が張ってるからか、綾瀬はるかに見えてしかたなかったケド(笑)。

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