仮面ライダーエグゼイド 第39話 「Goodbye 俺!」
今回のエピで、最近すっかり「実は良い人、変なお兄さん」キャラになりつつある黎斗を見ていて、「あー黎斗って、もしかしてアベンジャーズのトニー・スタークの立ち位置に似てない」って思ったのね。
そういう目で見たら、CRのメンバーって個々がアベンジャーズキャラみたいなのね。
貴利矢は気の良いホークアイみたいだし、ちょっと荒削りな大我はソー、飛彩は異論があるかも知れないけどキャプテン・アメリカ(笑)。
パラドはソーの弟のロキ、、って、主人公の永夢に対応するのは誰なのよ?って言ったら、該当者がいないのよねーこれが。
でも実際、本編でも主人公らしい事は、人物的には何も描かれていないから、それで良いのよね(笑)。
ホント、不思議だよね永夢の扱われかたって。
永夢が出来事の中心から外れたこともないし、永夢が一応、敵陣営を撃破して行くのに、その永夢の行動で感動したりする事がほとんどない。
要するに感情移入が一番しにくい情況に置かれてる。
ああ、あれだ、最近で言うと「真田丸」の源次郎だ(笑)。
だから最終回ちょっと前くらいのタイミングで、視聴者は永夢に感情移入してエグゼイドがみれる設計になってるんだ?
しかし、「話を回し続ける事が命」みたいな全50話設計にすると、こうならざるを得ないのかなー。
(でも結構、昔は主人公目線で話を引っ張れるような、そういうタフで魅力的な主人公が沢山いたよな。今はそういうの軸に置くのは暑苦しくて流行らないのかな?)
で、今回、パラド消滅って貴利矢回みたいな仕掛けなの?
まさかこれで永夢の精神的成長を描いてるって事はないよね。
まあ次回で判るんだろうけど、小さなお友達は、今の話の内容はとっくの昔についていけてないだろうね。
大人でも「ちょっ、仕掛け早すぎ、多すぎ」みたいなんだから(笑)。
どっち道、ややこしくするなら、個人的には、バグスターの存在とか、データ化された人間の復元とかの部分をもっと深掘りして欲しいんだけど、どうなんかなー。
でも今回のエピ中で、バグスター化した者同士である貴利矢と黎斗の会話聞いてると、やっぱりデータ化された人間を復元しても、元の「人間」にはなれない事が語られていたような。
だからさー、その事実を公表しちゃえよって話なんだけどなー。
そうすりゃゲーム病被害の拡大は止まるんだよ。
日本に入り込んだヒアリ撲滅より簡単だよ(笑)。