仮面ライダーゴースト 第50話(特別編)「未来!繋がる想い!」
日本には「終わりよければ全て良し」という、よく考えてみると意味不明、でも極めて使い勝手の良いフレーズがあるんですが、 第50回(特別編)は、その「終わりよければ」パワーを使っても、もう一つの出来。
ってか「終わりよければ」を当て込んだ作りだったんでしようけんどね、、。
蛇足ってか、「ゴースト」の場合、本体が蛇でさえなかったから、アメンボにもう一本余計な脚を付けたみたいな感じですね(笑)。
軽い軽い、水の皮膜の上を、さざ波も立てずにスーイスーイって感じ、ほんと取るに足りない。しかも御成の扱いに愛が感じられないし(笑)。
まあそれでも、エクゼイドの顔見せとか、なーんか後に控えてるかも知れない「映画版」の繋ぎとかは、やったし、必要とされる事は全て満たした脚本ではあるんですがね。
(「バカヤロー、お前は二度とライダーの脚本書くな!」とか闇の声が、いかん暗黒面に落ち込んでしまいそうだ。)
それとこの(特別編)、如何にも福田卓郎脚本らしくて、「警部補 矢部謙三」で見せた特撮パロディネタティスト満開。
ってか、アランのたこ焼き(長谷川ネタ?)とか「一宿一飯恩義ジャベル(毛利ネタ?)」とか、セルフパロディの一種なの?
こういうのが福田卓郎さんが上手いのは判ってるんだけど、chikaから言わせると、そういうなんでもこなせる才能こそが、「福田ライダー」を殺したんだと思うけどな。
まあいいや、なんたって「終わりよければ全て良し」だからね。全て水に流そう。
・・・・って問題は、エクゼイドやねー。
でも次は高橋裕也って人が脚本って事で、最近の「新しいライダー」って切り込みが上手く機能するかどうかは、ドラマを見てみないとな~、エクゼイドのデザインも、あのショッキングピンク以外はなんとか耐えられそうだし(笑)。
そうそう、プププでも何回か取り上げた事のある「天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課」を書いたの、この高橋裕也さんなんだよね。
ナントカなるかも、いやナントカして欲しいよ、最近の仮面ライダー。
PS 「アルファポリス」さんと、「小説家になろう」さんに、『チープスリル 惑星サトゥルヌス・エバーグリーンの狙撃手』ってのを連載開始しました。
「カクヨム」はもう止めです。もしかして何時か再生するかも知れないけど、あれは色々な意味で駄目です。駄目以上に、関わるだけでエネルギーが吸い取られますからね。
そうそう「アルファポリス」さんについては又、リポートする機会があるかも(オレも好きだな、こーゆーの。)