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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーゴースト 第19話「爆発!絵を描く心!」第20話「炸裂!炎の友情!」 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

 つまらない、つまらないったらありゃしない(笑)。仮面ライダーゴースト、、。

 福田卓郎って人の脚本回なんかは、特にだね、誰でも「ライダー」書けるってわけじゃないんだろうって思うんだけどね。 chika的な感覚だと、「ライダー」の場合は、剣豪小説みたいに「その独自の空気を判ってないと書けない」的要素を持ってるって思うんだ。

 でも書く分には、設定が自由に細工出来るから、入り口の間取りが広くて、剣豪小説みたいな「専門性」が必要ないように思われてるんじゃないかな?変に生暖かい友情論をヘニャヘニャ、仮面ライダーで語られてもなぁ、、。

 ってか脚本書いてる人も、そんなの本気で考えてないでしょ、本気で普段考えてることなら、ちょっとは響いて来るものがある筈だけど、「ゆーじょーゆーじょー」って単に設定ってまるわかりだし。
 って事でどーでも良いんだけど、勝野洋さんか、またまた俳優さんの無駄遣いって感じなのか、それなりに脚本の方の展開で「盛って」くるのか。

 眼魔世界の設定がどれくらい練り込まれてるかが鍵だよね。 chikaは、こういう世界観にはユング心理学の「集合的無意識」の概念を大いに利用させて貰ってるんだけど、ゴーストの眼魔世界もそれに近いのかな。
 眼魔世界の人格には実体としての「個別意識」ってものが基本的になくて、記号的な意味で「個」があるだけ、でその記号を成立させているのが人間が生きていた頃の記憶の複写みたいな。

 chikaのWEB小説の「まぼろしトラック2涅槃戦争」では、それに近い設定展開してますがね(笑)。

 これくらいは誰でも思いつくんですよ。問題は、それを人間世界にどう関わらせて、人間の存在を、エンタメ度数を上げながら、どう描くかって事なんですがね。

 その辺り、ゴーストって邪魔臭がってスルーしてるんじゃないかと(笑)。

 まっ玩具売り上げと映画の動員数が目的だから、、仕方ないけど、その露骨さが、やがて自分らの命取りになるって気がつかないのかね(笑)。

 

 って事で話は鉄オル。

 最近、作画レベルが戻ってきてるーって喜んでたら、最新21話「還るべき場所へ」では、完全に復調。
 ヤッター、これで安心して見れる、話に感情移入が出来る、、これが罠だったんですね。

 ビスケットが、、えーっ!騙し討ちじゃん、しかも、今まで止めていたMISIAの「オルフェンズの涙」の再登用! 涙腺完全崩壊!

 作画レベルが落ちてた時期は、話の展開の停滞期にワザとシンクロさせてたのか?と思うほどの用意周到さでしたな。
 冒頭、ビスケットの双子の妹達が出てきたんで、なんか怪しいって思ったのは思ったけど、その後ヤマギとシノのラブラブシーンが登場してたので、今回はこっちなの?って視線が一旦振られて、ビスケットとミカ、ビスケットとおやっさんとの会話が挟まれて「やっぱビスケットは主要キャラなんだからこの時点での退場はないよね」って思うよね。

 でも年増女とオルガの会話フレーズで、また気になるような隙間突っ込んでおいて、後は悪鬼の如きのバルバトス!やブチ切れミカを並べ立てての、ビスケット下半身クラッシュ、、、。

 そーゆーのを、昭弘「撃っていいんだよな…?」ミカ「当たり前じゃん」みたいなギャグシーンを挟んで展開するのがエグイ、、。
しかし、ビスケットの目の下の隈、、あれはなー、、なんとも。

PS 21話での、声優さんのオルガの「叫び声」と、作画担当者さんの「ミカの瞳の光」には百万ポイント!

 仮面ライダーゴーストなんて見終わったら、何にも覚えてないのに、こっちは、暫く耳と目に焼き付いて離れないね。

 

 

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