仮面ライダー鎧武 第44話「二人の目指す未来は」

　ミッチ君があんなに腑抜けちゃった後、すっかり黒彩（精彩）を欠く鎧武、、てか本当は終盤も終盤、大クライマックスの筈なんだけど、正直現在の展開についていけなくて困ったことになってるchikaです（汗）。

　ここに来ての戒斗大乱心が、いくら考えても良く分かんないんですよね。

　確かに戒斗は「スーパーマッチョツンデレ」として描かれていた事は確かで、ここに来て戒斗が「こんな世界なんてぶち壊して新しい世界をオレの手で作ってやるー！第一それが舞を助け出す一番の近道なんだろう。こんな弱虫のクズ共ばっかの世界なんて救う値打ちもねーぜ」とかまるでロシュオそっくりの台詞を吐いても脚本書いてる人が本質的な人の描き分けを出来ない人だからそりゃ可笑しくはないんだろうけど、でもさ、ついこないだまで紘汰達残存メンバーと「みんなを助けるんだ」みたいな顔して正義の味方やってたんじゃない？わっかんねーなー（笑）。

　ついでにザックもわかんねー、初めの頃のザックって戒斗を焚きつけてるだけの性悪ザコチンピラだったよね。

　いつこんな良い奴に変身したんだ？てっかそれより未だにザックの中の人と、アンジャッシュ渡部建との見分けがつかないんだけど（笑）。

　燿子もそうだよな。確か少し前に戦極の腰巾着してた時は確かに「私は強い人が好き！誰がこの世の覇者になるのか興味があるの～」とか言っておきながら、結局、改心して紘汰の仲間になった、、と思ったら、今になって昔の病気が再発したん？
　それにしても戒斗を見つめる燿子のウルウル目、ありゃまるであそこが濡れたオンナの目だよ。

　戦極は潜在ホモだったから男としては第二候補だったのかしらん？それにしても年下の脳みそ薄そうな戒斗を選ぶなんてあんたも馬鹿ねぇ（笑）。

　ってかこの脚本、恋愛脳が左脳だけ？舞をかけて戒斗と紘汰が争う展開？ムリ！「リアル」に、やや近いのはミッチだけでしょ。
　まっここに来てフェムシンムの民と人類を重ね合わせながらタイムスパイラル的な構成にしようってゆー目論見はなんとなく判るんだけど、そんなご大層な試みする前に、人物描写の継続性をなんとかしょーよ。全然、話が繋がってないよ。

　話が繋がるってのは「いついつこの場面でこーゆー説明をしたし、こうゆー場面でも○○のこの台詞があったから、ほら繋がってるでしょ？」ってゆー「説明」の有無じゃなくて、生きた人間がその時々の必然性や運命によって動いて来た結果が今こうなったってゆー「積み重ね」でしょ。

　それが一昨日は話の都合で「あっちゃ向いてホイ」、今日は気が変わって「こっちゃ向いてホイ」なんてことやってちゃ駄目、駄目、ダーメ！

　なんで今頃になって戒斗と紘汰が対決してんの？意味分かんない（笑）。

「戒斗の未来と紘汰の未来は永遠に交わらない」とか「説明」されてもさぁ。ちょっと前に戒斗って「お前もとうとう覚悟を決めたのか」とか嬉しそうに紘汰に言ってんじゃん（笑）。

　第一、基本、戒斗ってスタートからなんであんなにやさぐれてるの？ユグドラシル社に自分の家が買収されたから？そこんとこ最初からモヤモヤしたまんまで最後まで分かんないだよね。

　基本気質が逆恨みの粘液質の低脳だからとしか思えないんだけど、そいつがさ「オレが世界を作り替えてやる～っ！」って白目剥いても説得力無限大ゼロなんだけど。あーしんど、、。
　でもさぁ、こんな無茶苦茶、虚淵脚本ならしょーがないってとっくの昔に諦めが入ってるんだけど、、、それでもさ、、ひょっとしてミッチってあのまま終わりなの？

　貴虎も海に落ちたきりだし、、、やばいよ、コレ。何がヤバイって、そんな事したらchika、キレちゃうよ。

　そんな「放置」するなら、虚淵脚本をマイナス方向で徹底検証しちゃうよ（笑）。

ＰＳ　こーゆー毒性感想ばかり書いてると自分自身でも嫌になるんだけど、どんな番組にも毒づいてるわけじゃないんだよ。

　前にも書いたけど「ハイキュー！！」なんかは無条件で楽しんでる。

　だから感想もすっごく平易ってか、簡単な言葉で済む・「ハラハラドキドキ」「感動、オメメウルウル」、だってそれ以上書くことないんだもん。

　その他、「アオイホノオ」は「濱田岳の岡田斗司夫、サイコー。柳楽優弥の顔芸の迫力に肉薄」とかさ（笑）。