saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

「彷徨える正義人」の成長

「(助けを求めている)あんなアンクを初めて見た。」映司のこの台詞にグッと来たものの、後は奇妙に淡々と収束していく仮面ライダーオーズ。
前作、仮面ライダーダブルの少年ジャンプ的ラスト前に比べて盛り上がりが、、、。
まあ、なんつても主人公・映司が大人過ぎて、色んな苦悩を全面に出すとゆーよりは、自分の中に飲み込んで問題を全部処理しちゃうから、映司がクスシエに別れを告げても「・・ああそうなのね。立派ね。」って妙に視聴者は納得しちゃったりして。
次回は、なんとそんな映司に代わって、ある意味、人間煩悩のクールな代弁者であるドクター真木が「人間がグリード化」する意味について補助説明を視聴者にしなくちゃなんない(笑)。
比奈が手料理を振る舞うエピソードで、その料理を食べる映司が怪訝な表情を作ったり、近付いてくる比奈に変な反応をしたり・・うーん、これは比奈が又、グリード化しちゃたりとかの新しい展開を、この時期に及んでまたまた挿入するのかって一瞬思ったけど、これは映司のグリード化進行の度合いを描写してたってわけね。
全般的に、かなりクウガのラスト前に似て来た感じだけど、、雄介と違って映司は枯れてるから、「俺、実は、これから特攻します」みたいな隠れエモーションは余り感じないのよね。
むしろ驚いていいのは、後藤君の成長ぶりじゃないかな〜。
番組当初は、映司に比べると子どもみたいに見えた「彷徨える正義人」だった後藤君が、今日なんて「お前を死なせたら、伊達さんに叱られるからな。」ですよ。
映司と比べて、前がひ弱な子どもだったぶんだけ人間力に油成分があるみたいでちょっと眩しい後藤君でした(笑)。

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