イニシャルはダブル

刑事ものの殉職シーンが一時流行りになりましたね。
「太陽に吠えろ！」のマカロニ刑事にジーパン刑事。いずれも共通してるのは、正面切った戦いで死ぬというより背後からとゆーか、意外な場面であっさりやられちゃうんですね。
いっちゃなんですけど「犬死」的イメージ、それだけに見る方は無念・残念感が強くなる（＋リアル感も）っていう仕掛けです。
ああ「太陽に吠えろ！」って言っても判らない人が多いかも、、。
マカロニ刑事の中の人は最近、冨田リカさんと交際宣言した人です。ジーパン刑事の中の人は松田龍平・翔太のお父さんで竹中直人ではありません。
で多分、仮面ライダーダブルがかなりの影響を受けただろう「工藤ちゃん」が主役の探偵物語の最終回も、「工藤ちゃん」たわいもない因縁づいたヤサ男に刺殺されてしまうんですね。
　でも「工藤ちゃん」は、これって自分がやったことと同じだと悟ったのか、腹からナイフを引き抜くと、喚きもせず、相手を責めもせず「おい、忘れものだよ。誰にも言わないから持って帰れ。見つかるなよ」と声をかけたまま、レンガ塀を背に崩れて落ちていきます。
翔太郎のラストも、それをちょっと捻った感じでやるのかと密かに期待してたんですが、、結果、プププのぷぅでした、、。
まあ前回の放映がダブルの事実上の最終回だと考えれば許せる範囲でしたが。
それにしても「善意の園咲家」の処遇が酷すぎるなとは思いましたが「死者に優しい日本」のお国柄だと無理矢理納得したいと思います（笑）。
まあ特撮ヒーロー番組で主人公が二人とも特攻消滅したり犬死にしたりじゃネ。
しかし最後の最後に画面に向かって「さあ、おまえの罪を数えろ！」ってやられた時には、ドキっとしました。
罪だらけの人間なもので、、。だってウーマン・ドーパントですから、メモリのイニシャルはダブルＷです（笑）。