ポンサクレックってやっぱり強い

本編に入る前の、おさらい編ですでに盛り上がってしまった仮面ライダーダブル。
先週に引き続き怒濤の展開かと思ったら小康状態を保ちつつ、「次回に続く」って感じでしたね。
これが二話完結の辛いところですなぁ。話の山を前話に持っていくと、後話の出来がいくら良くてもその間に１週間の間隔があるので感情の波がやや覚めちゃうんですよね。
これは仕方がない、、むしろ今までのライダー脚本は、後ろに山を持って行こうとして前話がスカスカ、話の回収に追われて後話が乱雑ってパターンが多かったので、こっちの方がいいのかも。
この辺りは照井のキャラ作りにも共通してますね。今までのシリーズだと「復讐」と「仮面ライダーとしての自覚」みたいな狭間をしつこくとゆーか、超えられない宿命的な感じで描いてたけど、照井の場合はけっこう気づきと言うか切り替えが早いのでトータルとしては「物語」の内容が深くなる。
それにしてもダブルは細かな演出しますね。
ガウンが大きすぎると言う深紅郎に対して「ごめんなさい、前の夫のものなの」と冴子。昼ドラかい？と突っ込みを入れるまもなく、ガウンの縫い取りにKIRIHIKOの文字と、それを確認する深紅郎のシーン。
「おめぇー達、いってぇ何企んでやがるんだぁ？」と園咲パパが恫喝すると、テーブルの下でメモリをスタンバイする冴子とか、、こっちは一時流行ったマフィア映画かい？（笑）
でもよく判らなかったのが「それにしても腹が減った」という深紅郎の視線の先にいたミックの演出。
文字通り深紅朗が空腹だったのか、それとも今回の事件で取り込み損ねたリリィのメモリに対する飢えを感じて、ミックのメモリが美味しそうに見えたのか、、。
普通この手の話だと、ウェザー・ドーパントはミックのメモリを取り込んでもっと強力になるんだけど、、、さあどうなるのかな。
それにシュラウドさんもいよいよ前面に出てきそうだし。

PS　ＷＢＣの世界フライ級王座統一戦をお呼びがかかるまで待合室で見てました。丁度、亀田選手がバッティングで右まぶたを切る所までですね。
感想は別にこれといってないですね。途中で観戦を止めても全然平気だったし、結果もそれほど知りたくもなかったし、、。
でも少し思ったのは「強さ」って、マスコミや素人が騒ぎ立てる所とは、全然違うところにあるんだなぁって事。ポンサクレックってやっぱり強いよ。