生命プール

今、泊まっている旅館の露天の事を、chikaは密かに「プププの」のサブタイであるフルーツ牛乳をもじって「メロン牛乳温泉」と呼んでいる。
「メロン牛乳温泉」は、温度の異なる二つの単純温泉を混合することによって適温を作り出しているのだが、それぞれに含まれる成分が微妙に違うために、硫黄分と鉄分が反応して硫酸鉄となりそれが緑褐色に見えるらしい。
円形の小さな池ともいえるこの露天風呂の内側では、水中ポンプで流し込まれる二つの温泉の為に激しい対流がいつも起こっている。
時にはひゅうーという空気が水に過擦する音や、水が水や岩肌を噛む音などがしてそれは騒々しい。
この湯の中に浸かっていると、自分が一種の生命プールの中にいるような錯覚さえ起こす。真夜中、照明光にきらきらと反射する水面をみながら、自分の身体が溶けていく様を思う。

えーっとやっと帰って来ましたよ。昨日の文体が固いのをお気づきでしょうか？実をゆーと一日目は「お泊まりデート」とゆーか出張サービスだったんですね。
W-ZERO3で原稿をポチポチ打ってサクッっと更新、、ってこれみんなchika一人の時にやるんだから大変（そこまでして更新せんでも）。
今回のお仕事、歩合は良かったけれど、結構、条件が複雑で小道具含めて荷物も嵩張ったし、車は手配してもらった他人のだし、気ぃ使うわ〜。
午前中はお客さん指定のラブホを転戦、かってが判らず難儀する。まあ夕方からはお客さんのご厚意で越前海岸でも有名な料理旅館でしっぽり、、だから、ゴージャスはゴージャスなんだけど。
この辺は「会員制」繋がりの出張サービスの良い所かなぁ。リクエストもマニアチックだけど見返りも大きい。まあ欲を言えば、どのみち、後で茹で蟹を追加頼んでくれるなら最初から蟹のフルコースを奢ってくれればもっとサービスしたのに、、なんちゃって。
いやいやお年もお年だし、まああんなものでしょう。

でも後半、金沢で相方をピックして行った奥飛騨で昨日の「稼ぎ」なんか軽く飛んじゃってるんだけど、いい加減chikaもよく遊ぶ人だわ。
って事で、いずれ当たり障りのない部分だけ整理して今回の小旅行をゆっくりレポートしちゃおうと思うんだけど、取りあえず今はエウレカセブンの話かな。
だって最終回前のエピソードだもん、見ましたよ、しっかり旅館で。（カブトやってる頃は、朝食とってそのままご近所の朝市にでかけてましたが、後で仕入れた情報によるとあの熱血へたれヒーロー加賀美がザビーに変身したんだとか！）
なにはともあれアネモネとドミニク、今の時点ではハッピーエンド・ベクトルでした。（今までのアネモネと一変した、今時少女風のセリフまわしだとか、ひねりのないベタな恋愛感情曲線だとか、これは視聴者層の一角を支えているであろうオタク風味少女・女性達へのサービスなんだろうか？）ジ・エンドも変身しちゃうしね、、。
今日のエピソードだけ見てるとなんか世界は善意の塊で出来ているみたいに見える。エウレカってこんな番組だったっけ。
それにあれだけ煽ってた月光号達の最終決戦もなんだか、肩透かしをくらったみたいだし。ウーム、ここに来て妙なカーブを投げられたみたい、、最終回を座して待つべし。