saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

汚れある悪戯

1日は夜遅くまで弟のマンションでゴロゴロしていた。弟は何をやっても器用な子なので「おせち」が食べれれるからだ。
昔は色々とあった二人だけれど、今はある一つのことを除いては、まあまあの良好な関係を結べている。・・と思う、chikaも努力してるんだよ。
だって親戚付き合いから隔絶された小さな小さな家族なんだから大切にしなくちゃ。

時間が長いとテレビを見てしまう。男兄弟だと(一応)、ひとしきり喋ったら暇になるもの。
昨日、見たのは「相棒」の元日スペシャル。「相棒」はこの日記でも時々取り上げている番組だ。
主演の水谷豊と寺脇康文がどーとかとゆーより、輿水泰弘メインライターを初めとする脚本群の「時代に対する鮮度」が気に入っている。この鮮度があるから、刑事コロンボとか古畑任三郎スタイルを継承しながらの「コンビ刑事もの」が二番煎じを超えて、独自性を保てているのだと思う。
まあ元日スペシャルの「汚れある悪戯」は「時代の鮮度」とはあまり関係のない作品だったけど、、。
弟は結構、葉月里緒奈がお気に入りのようで彼女が登場するシーンだけ熱心に見ていた。chikaが「里緒奈、、ママになっても縛られ上手じゃん。」とかチャチャ入れても反応しないで目隠し猿ぐつわにヘッドホーン姿の葉月里緒奈が映し出されている青い色調の画面に見入っている始末。
chikaが気に入ったのは、こーゆーどこかボンデージ狙いの見える類型的な絵柄よりも須佐之男がOLの城崎エリ(葉月里緒奈)の部屋に取り付けた隠しカメラで彼女の様子をパソコンのモニターでずっと鑑賞してる一連の雰囲気。
後でエリが右京(水谷豊)に対して「最初は怖かったけど、その内気持ちよくなって来た」と告白するもの面白かったし。
最後に聞いた弟の評価は、「エリが身動きの出来ない須佐之男に暗示殺人を仕掛けるシーンはなかなかだよ。特にエリが両手を広げてそのシルエットが十字架みたいにみえるあたりとか、それに仕掛ける側に回った葉月里緒奈の表情、エロエロで魔性の女の本領発揮って感じだし、、。」とか、これは単なるスケベ。
と言うか「魔性の女葉月里緒奈、芸能界復帰」みたいな部分も含めて制作側の狙い通りに煽られてるわけだけど、気持ちよくなれるんならそれでいいか。
でも暗示殺人って小道具、なかなか面白いのを見つけ出して来たなぁって思った。あの辺りの前後でぐーと膨らませて番組つくったらもっとエロチックなサイコサスペンスが出来たと思うんだけど、なんたって「お正月」番組だものね。
chikaは・・・最後の最後に、右京(水谷豊)が、須佐之男の残したエリが映っているパソコンのモニターを冷ややかに眺めているシーンが印象的でした。

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