男は汚れ仕事を女には見せないゼ

「交響詩篇エウレカセブン」がまっとうな弾けぶりを見せている。もし初期ガンダムのアムロが「ひねこびて」いなかったら、、というのか、正々堂々とレントンの成長をよく練られたSF世界観の元で元気にドライブさせているのが偉い。
でもレントンの故郷ってキューバみたいにも見えるし、、夕焼けの空の中、LFOの戦闘シーンがぼーつと眺めていられる程「綺麗」っていうのも戦闘ロボットアニメとしては新境地なのかな。
まあこんなエウレカセブンの後で響鬼を見るからかも知れないけれど、最近なんだが「響鬼」が物足りない。
秘密・秘密、、謎の解明で引っ張り続けて来た平成ライダーシリーズに疲れ切った目には響鬼のまったりシンプルモードは凄く新鮮だったけれど、最近「一日一歩三日で三歩、三歩歩いて二歩戻る。」みたいなリズムに飽き始めている。
だって魔化魍という設定とか謎の男がごろんと投げ出されているだけで、そっちの謎解きは一向に進展しないんだもの。
いかに少年に「世界」を教える物語だとしても、現実だってもう少し派手に動くんじゃないの？小泉内閣だって解散がありえるんだし、、最近じゃ派手な買収合戦だってあったんだし。
いくら香須実（蒲生麻由）ちゃんの水着姿が拝めたって、映画に使えそうな河童着ぐるみの造形がみれたからって、凱火っていうモンスターバイクの勇姿を拝ませてもらったって、やっぱり響鬼紅の「赤」が綺麗だって、、もうちょっと魔化魍の正体に触れてみせるだとかしてくんないと、登場人物達が「強くていい人で幸せ者」ばっかじゃ、、「守るべき世界」側が強靱すぎて「ヒーロー」が生あくびしてるよ。
それに今日のエピソードの意味が今一わかんない。「男は汚れ仕事を女には見せないゼ」ちゅーダンディズムなわけ？（まさか変な声を聞かれたくないからなんて事はないよね。）

中〜途半端やなぁ、、っていうのが正直な今日の感想。やっぱ香須実（蒲生麻由）ちゃんって「歴代仮面ライダーガール」を引き継いだただのお色気マスコットなワケ？
結構、香須実（蒲生麻由）って響鬼達「鬼」のサポート命がけでやってる仕事仲間でそこに生まれた絆に男と女の、、なんて味な演出期待してたchikaが馬鹿だったんです。
普通、仕事仲間に「女」だからって理由であんな感じでオミットされたら怒り狂うのが当たり前なんだけどね。
ＰＳ　凱火。なんで奈良ナンバーをアップにするのかねぇ、、