仮面ライダービルド 第31話 「ほとばしれマグマ!」
息つく暇もない驚愕の展開!!って言って良いんだろうか?
世の中に転がってる、ありとあらゆるネタを数珠繋ぎに繋いだだけじゃん、、って感じなんだけどな。
物語の展開の早さは、エグゼイド辺りで第一世代の方式が成立した感じで、あれは一応「医療」と「存在」とは何かみたいな問いかけが縦軸になってた感じがするんだけど、ビルドの方は、最近戦兎が「愛と平和」とか表面上は言ってるけど、基本「拳同士で語り合おうぜ!」しかないわけで(笑)。
で横軸は、どっかで見たことのある既存の面白い話のただの数珠繋ぎだよな~。
表面上、上手く繋いであるけど、細かい部分というか、他の作品なら「そこ(人間関係)外しちゃ駄目でしょ!」っていう基本的な部分はすっ飛ばしてるからな。
でそんな状態で、今度は戦兎の父親が登場するって?
で龍我を挟んで、親子2代の因縁話かよ、、。どうしてそこまでやるかな?(笑)。
普通はキャラが立ち始めると、そのキャラが物語を勝手に紡ぐものなんだけど、武藤脚本は、どうあっても武藤さんが話を進めたいらしい。
キャラはそのための駒なんだよね。
ある意味、武藤さんってスタークみたいじゃん(笑)。
戦兎が、「苦悩して成長する主人公」を擁するライダーシリーズでは珍しく、最初からかなり完成した人間として描かれていたのは、実はそういう事だったのね。
PS 今回も監督は上堀内佳寿也氏、カット繋ぎがスタイリッシュでいいなぁ。完全な新人さんだと思ってたけど、仮面ライダーエグゼイドで2話くらいメガホンとってんだ。気がつかなかったなぁ。