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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーエグゼイド 第33話「Company再編!」 & 進撃の巨人Season 2 第34話『開口』

 「絶版」という死に怯えるパラド。

 そんなパラドを励ますグラファイトって所がさりげにユニークだったエピソードでした。
 まあ、他の展開は予定調和って事で、感想としては、そんなに書くことないな。

 あっ別にこれ、つまらなかったって意味ではないですよ。

 エグゼイドの場合は既存のストーリー展開をレゴブロックみたいに、こまめにかつスピード感を持って積み重ね組み合わせて、ようやく全体としての形が見えるって感じだから、一つ一つのエピ自体で重大な破綻を来すってのがないのね。

 だから、大体のエピは、すーっと入ってきてすーっと出て行っちゃう(笑)。

 その辺の淡泊さは、毎回、細かい「面白演出」でカバーして欲しいもんだけど。

 

 って事で話は、進撃の巨人2期ですが、これと言ったアクションシーンもないエピなのに「会話」だけで、随分、濃厚で見応えのある回でした。

 なんか、こーゆーのを見ると、やっぱ日本のアニメって凄いなって思いますね。

 今回のエピなんて実写でやったら逆にダメダメだったかも。声優さんの演技力と作画の合体で、ここまで持って行けるんだ、、、ふう、凄い。
 内容自体は「判らないもどかしさ」の快感ってのか(←そんなのあるのか?)、巨大樹の上での四人の会話で、巨人の秘密がドンドン明らかにされるように見えて、猿の巨人の目的とライナー達との関係がちらっと出てきただけで実は何にも判らないまま(笑)という、脳みそを縛られて羽根箒でこちょこちょされてる状態。

 しかしまあ、味わい深い台詞が沢山ありましたね。

謎解きでは

ユミル「つぅかあの城の巨人は夜なのに平気で動いてたぞ。ここの巨人はどうだ?」
ライナー「ここの巨人は夜には動けない。そんなことお前なら分かってるんだろユミル」

人間描写では
ライナー「泣きわめいて気が済むならそのままわめき続けてろ!!」
エレン「そうだな…俺がまだ甘かったんだ。俺は頑張るしかねぇ。頑張ってお前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するよ」
ユミル「そうじゃねぇだろ 頼むぜエレン。そんなガキみてぇなこと言ってるようじゃ期待できねぇよ」

 上手いなぁ、、ってか原作漫画、いい設定・いい世界観見つけたなぁ。どんな方向にも話が持って行けるじゃん、羨ましい。

 

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