CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #8
今回のエピは、金城脚本含めてのCRISIS制作陣が「皆様方、お望みなら、こんなのも作れますぜ。」ってやって見せたって感じですねー(笑)。
すっきり理屈抜きの「長尺の壮絶なアクションシーン」と、「精神的ラブロマンと女の情念」の二本立て!
「だからさ、他のエピソードは失敗して、あーなってるワケじゃないのよ、判る?」って言ってるみたい。
でも、あのアクションシーン、現場では色々考えたんだろうなー(笑)。
「次は、あーやってこうだろう。でも、普通、こうはなんないから、田丸が疲れ切ってる感じ、出してさ。樫井のキャラからいうとアクションの形って、身体が貧弱だから、身体全体を使ってのアメフトタックルみたいなさ。玲はいくら強くても女子で体力続かないからスタンガン持たせて、、、うーん、あのカットと、このカット入れ替えない?」
そういうのがバリバリ伝わってきて楽しい。
戦闘後の田丸のシャツがズボンから出たままな演出なんか好きだよ。(その面では小栗君、ちょっと贔屓されてる気がするけど)
まあね、「こんくらいの長尺アクション、映画ならいくらでもあるぜ、」って声もありそうだけど、TVドラマだよコレ。やっぱ凄いんじゃない?
今回のエピはCRISIS制作陣の提供してくれた、ある種の「見切り品」とすれば充分楽しめましたよー。
まあ、「田丸~、あんたマゾなの?マゾでしょきっと」とか「特捜班、仲良すぎ!」とか色々あるけど、それは言いっこなしって事で(笑)。