仮面ライダーエグゼイド 第6話 「鼓動を刻め in the heart!」& 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第2期 第32話「友よ」
エグゼイドってマジで「龍騎」を下敷きにしてるのかなぁ?って思っちゃいますね。
永夢なんかも、「龍騎」の初めの頃の城戸真司の素直な明るさとか、影の薄さもよく似てるし(笑)。
飛彩も仮面ライダーナイトの秋山蓮をライトに熱くした感じだしね。
さしずめ神崎士郎あたりは、檀 黎斗ぼい。
でもノリが全員、凄く軽いけど、「存在自体の軽さ」(笑)。
だから内容的な感想は何も、書けない。
「最近のスーツアクターさんは、踊りもやんなきゃいけないのか、、」程度だね。
特撮とはいえ、実写がいかにも平成風にその内容が軽く変化してるのに、あくまで人死路線を変えないのが、鉄オル2期。
自らの優しさ故に自分たちを利用しょうとする大人に乗せられ騙されてアストンを失ってしまうタカキを、これでもかって感じで描いてましたね。
で最後には、そういう心の葛藤部分からとっくに抜け出しているミカから、「復讐」の為というより「粛清」じみた拳銃を手渡され、タカキはとうとう自分たちを裏切ったラディーチェをパンパンパンと、、、。
で、ご丁寧に、その血塗られた手では自分の妹さえ抱けないという描写まで。
毎度、書いてますが、ここまでの演出をする意味がどこにあるんだろう?と、ここまで描くんなら、何のためにそうしたかってゆークリエイターの表現上の責任を、この作品のどこで取るんだろう?って話ですね。
これで鉄華団が大成功して、結果が希望に満ちたハッピーエンドってわけには行かないでしょ。
普通に考えて鉄華団全滅、クーデリアが彼らの死を無駄にしないで、なんとかふんばるってラストくらいしか、今の演出と整合性のある結末が思い浮かばないんですが。
派手に残酷にやらかすのは簡単だろうけど、そうしたのは「面白いから」じゃ駄目なんじゃない?
ましてや「戦争とは、元からそういう無意味なものなんです」みたいな、開き直りもね。
それは、こんな日本に住んでる作家が言えるような言葉でもないし。