saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーゴースト 第47話「呼応!それぞれの覚悟!」

 今回のエピ、話運びが、随分まっとうだったので、「やれば出来る子」じゃん、なんで普段からこうしないのよ、って思った後で、脚本を確認したら福田氏だった(笑)。
(また、やられちゃったよ。今回は良い方だったけど)
 うーん、chikaの頭の中では、もう福田氏の脚本参加は、「客寄せパンダ」見たいなもので、ここまでグタグタになったゴーストには登場しないって思い込んてたからなぁ、これは不意を付かれた感じ。
 ホント、ゴーストって、脚本の福田起用が目玉だったのに、実際は色合いが全然違う他二人の脚本家で、回してたからな、もう福田脚本は諦めてた。
 でヤッパリ最後は、ここまで来たクセに、福田脚本で締めるんかい?なんか腹立って来た(笑)。
 しかし流石に、福田脚本、今回は今までの矛盾設定の積み上げこそ消化出来ずにいたけれど、タケルの葛藤とか、アランや御成の描写とか、そのいかにもドラマらしい安定した作りは一級品、見てて安心できるわ。
 あのワケの分からんコピーマコトとやらの存在も、福田脚本なら最終回に向けてそれなりに話の流れの中に自然に溶け込ませる事が出来る筈。(福田氏が最終回まで書くって前提だけどね。)
 せめて最終回くらいは「?????」の連続にならないように、頑張ってほしいものです。


PS プププでは、取り上げて来なかったけど、「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」が地道に良かったですね。

 脚本が、誰に衒う事もなく、真面目にちゃんと真っ向勝負してた。

 この脚本、古家和尚、、あのカンドーさせたるでーの「S -最後の警官-」を書いた同じ人とは思えない。

 まあ「ウロボロス」は、なんとなく「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」のニュアンスが滲み出始めたけど。
 それと最後のラスボス、誰が来るのかって思ってたけど、芦名ちゃんやんか。
 激しく納得。

 ヤッパリ、芦名ちゃんはこういう役どころが似合うな~。響鬼の姫系列な。
 あの青カラコン、只、付けてるだけなのに、芦名ちゃんがやると異次元世界発生するからな~。

 

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WEB文筆、虫螻蛄道③

 カクヨムについては、ようやく自分なりの整理が付いてきました。
 これまで、モヤモヤといろいろな事を考えてきたけれど、これはカクヨムがWEB小説投稿サイトだと考えていた前提自体が引き起こしていた混乱、つまりスタート地点自体が間違っていたという事ですね。

(過去の記事は、カテゴリの「カクヨム・ウォッチ」参照、なんと17本も書いてる、、。)
 そう捉え方を改めて見ると、自分の考えてきたカクヨムへの疑問や不満はあらかた氷解してしまったので、その点では、もうカクヨムをウォッチをする必要はない感じです。

 つまりカクヨムの中身は、「一風変わったコンテスト自体そのもの」であって、出版業界としてWEB小説を今後どう育てて行くかとか、そういう事とは全く関係のない、カドカワの広告業務と、WEB小説部門における「カドカワ謹製試供品」のテスト販売を兼ねた一種のアンテナショップって感じなんですよね。
 でも、カクヨムって粉飾を派手にやるから、ホントは中味もあるんじゃないか?って錯覚しちゃうんですよ(笑)。

 ホラ、有名人でも、普段は無茶苦茶、頭の良い事言ってるクセに、そういう人が不祥事起こす時は大抵、子供じみた我欲が原因だったりするじゃないですか。

 ホントに「口ではなんとでも言える」って奴ですね。

 第一、カクヨムの実体自身が、運営さんが公式で言ってるような理想なり展望を、少しも反映していない。まっ、実利は追求してるようですが。
 結局、投稿してる大多数の人は、タダでカクヨムの肥やしになっている、お人好しさんと言うことになるのでしょうね。

 数ですよ、数。
 そして派手な見てくれに反して、現状は読者もいないし、作者も一部の獰猛な人達を除いて、宝くじが当たるのを望みに、書き手が淡々と作品を突っ込んでるだけという現状、、。
 その内、不正してる人達も、不正行為自体の余りの効率の悪さに、目が覚めて来るんじゃないですかね。基本、この人達にはカクヨムへの思い入れなんて当然ない筈だろうし。

 「小説家になろう」に投稿してみて判ったんだけど、「なろう」では別に不正しなくてもPVはそこそこ、それなりに返って来ますからね。

 カクヨムの場合、普通にやってたらずっとPV0でも全然、おかしくないですよ。要するに手応えが、ホントに何にもない。ただ参加して「数」になるだけ。

 以降は、記録と取り留めのない雑感です。
 カクヨムの方は、論文調で批判しなければならいような内容は、今の所、何も見つけられません。実際。ゴシップ的なネタは、色々あるんだけど、もうこの時点では、「勝手にやってれば、」って感じですかね。

○ 7月19日 

 「エバーグリーンの狙撃手 Cheap Thrills」を、7月19日にカクヨムの漫画原作コンテストに投稿、これは新作のプロット固めに書き始めたテストパイロット版で、ランキング順位は、端から無視。
 まあ、嘘か本当か、運営によるとエッセイと同じで、この応募作については全作品読むらしいので、最後のカクヨムウォッチの鑑賞券だと思って投入。
 普通の書き手が、工作しないとカクヨムで人目に触れる上位に浮上するのが不可能である事は、既成事実としてすでに証明されているので、欲に目が眩んた人達が、今回もワラワラ湧いて出て来て、色々やるんだろうなー。
 ほんと、いくらカクヨムウォッチの為とは言えど、無駄死に投稿だよ。
 応募規定が3万字推奨だから辛うじて気力でやったって感じだな。

 (3万字なんて、あっと言う間に打てちゃうから)
 でもこういうのでも投稿してないと、出来損ないの迷路みたいなカクヨムサイト内の中をクリックして回る気力自体が湧かないし。
 その上、ある程度、中の変化が判らないと、ウォッチ自体も出来ないし、困ったもんだ。


○7月21日 

 カクヨム、作品投稿後二日で、PVは4程度、ってか、自分で確認しに行ってるカウントがあるだろうから、実質1か2。笑える。
 今回は、自分持ちのサイトから投稿作品に導線を貼るつもりないし、ツィッターとかで宣伝する気もないから、ずーっとこんなかも。

 

○7月某日 カクヨム投稿作、無言で星が2つ入っていた。

○7月24日 カクヨム投稿作品、更新

○7月26日

 漫画コンテストの漫画コンテストランキング順位が発表開始される。
 ランキング1295作品中410位、、ってか、ラインアップを見てると「漫画の原作って考えてないだろ」的作品が多過ぎ。

 こっちは恥ずかしさ押さえて、漫画に使いやすいようにビジュアル重視で中味が伝わるように文章を変えて書いてるのになー(笑)。
 まあ、「投稿してみた」人がいかに多いかって事だなー。
 ペンネームも、ほぼラジオネームのノリってか、0.5秒で思いつきましたってのが多い(笑)。

 まだ捻ってあるのはマシ見たいなレベル。かなりの率で「捨て作品」を投入してる人がいる感じ。これはかなりカクヨムを使う人達の中にも、現状が判ってきてる人が増えてるって事でもあるのか。

○7月28日

 漫画コンテストランキング 252/1393、、上がる要素がないのに、何故、順位が上がる?本当にカクヨムのランキングシステムは謎だ、、。

○7月29日

 昨日、エッセイコンテストの読者選考発表があり、その結果をみる。
 当然、自作は入っていない。

 でも「編集が応募作を全て読む」と宣言した言葉が、本当に実行されたかどうかは、この発表の仕方では何も判らないよね。
 お義理メールがあるとか、ランダムでもいいから寸評を載せるとかしないとね。
 まあカクヨムのやる事だから、どーでもいいけど。
 でもこれじゃ、カクヨムの運営さんが「僕が読んだって言ったんだから、読んだんだよ」って話じゃん。
 それと色々噂のあった応募作も、ちゃんと通ってた(笑)。
 カクヨムは、これからも色々な疑念と不信を抱え灰色のまま、このまま平然とした顔をして、どんどん前に進んで行くんだろうな。あっ、後ろか(笑)。
○7月30日

 漫画コンテストランキング250/1433 相対的に順位が上がってる、上がる筈がないのに、、。

○7月31日

 「小説家になろう」日刊15位に入った。カクヨム漫画コンテストランキングは603/1493。
カクヨムの場合、7月30日に新章を追加して一日経ってもPVは0。

 ランキング順位は前回から300以上の後退、こういうの別に珍しくはないけどね。
 読者の影響力がランキングに働かないので、その他の要素で順位が変動する。
 カクヨムってホント何をやろうとしてるんだろう?

 これだけ、多くの作り手候補を集めておいて、集めた事の結果を上手く利用する様子もなく、結局、読者選考(正確には作者同士選考)の上澄みだけを吸い上げ弄ってるだけなわけで、そういう運営側の姿勢がランキング自体に強烈に現れてる。
 そういうカクヨムの体質に気がつかない投稿者って、そうはいないだろうから、投稿者も半分以上冷やかしか、余りに確率が低くて代価が大きすぎる、カクヨムという宝くじを買うのを、止める人が増えていくんだろうな。
 今は、投稿者の欲と、投稿者の状況判断力が拮抗してる感じか、、。


○8月1日

 漫画コンテストランキング653/1519。カクヨム、ホント、一般の人にまったく読まれてない。

 ランキングを大きく左右する星の融通は、カクヨム内部の作者のみの様子。
 「小説家になろう」への連載は完結。日刊トップに再度載る、所謂、完結ブーストって奴ですね。

 「なろう」は作品が完結するだけでも。それなりの効果があるんだなー。
 連携してるアルファポリスでは36ポイントで880作品中29位、なろう本家のアクセス数は232、リアルPVはこれの半分だろうから、150人くらいか、、。
 事実としては、ただ作品が完結して「なろう」上で、人目に触れる表示時間が増えたと言うことに過ぎないのだけれど、この結果、それだけでもなんとカクヨムと違う事よ。

○8月2日

 アルファポリス 38p/  30/880。完結後もまだ順位を維持。しかしこれは余波の範囲かな。一方、小説家になろうは、アクセス数ががた落ち、恐ろしく反応がシビア。カクヨム漫画コンテストランキングは、699位、、こちらはホントどうでもいい。
○8月4日
 昨日の「なろう」アクセス数16、アルファポリス 4p
○8月5日
 カクヨム・漫画コンテストランキング 772/1625
 「小説家になろう」に投稿していた連載が完結したのに、10_17時に28ずつpvがあった。 アルファポリスはこのPVに反応していないので、これが噂のボット?
 「小説家になろう」のpvが一桁になってから、こういう現象が起こっている。
 それとも誰か読んでいる?

○8月11日 
 久しぶりにカクヨム、コンテスト順位チェック。1777作品中955位。
 しかし、調べるのに骨が折れる。
 今時、ランキングを捲っていくのに「前へ 次へ」のページめくりしかないサイトって珍しい。
 嫌でも読者に、一通りエントリー作品の字面を眺めさせようという親心なのかも知れないけど、そんな仕様に苛ついて、カクヨム読むのを見限る読者の方が、圧倒的に多いような気がするけどな。
 あるいは逆に、ページめくりを諦めさせて、上位しか見ないように誘導してるのか?例によって、やる事がワケわからんカクヨムであった。
 でも最近、カクヨムは、「こういうモン」なんだって気がしてきた。
 「ああ、あそこのラーメン?高くて不味いよ」、みたいな、カクヨムの評価はその手の感覚だね。

○8月26日
 漫画コン作品を完結させる。普通なら、そーゆーのやる時は、アクセスの多い曜日とか時間とか考えるんだけど、カクヨムにはそんな計算式は何の意味もない。現在星が5つで、漫画コンテストランキングは379/2164。

○8月30日
 漫画コン・ランキング2248作品中199位に上がっとる(笑)。

 思い出したように、運営さん、上位層での、副アカウントなんかの粛清中ですか。
「○○の交通安全期間」見たいなもんですね。

 これはもう、今となっては、引っかかる方がアホでつ。しかも誰がどう見ても不正やってる筈なのに、お目こぼし対象になってる人達も相当数いるし、、。
 それとなー、「カクヨムオンリー」とかゆータグね。これもなんの意味もない、けど付けてる人が意外と存在する不思議。

○8月31日
 一応ランキング順位を調べようと200位台からページをめくるが300位台にもなし、延々と調べるのが、嫌になって確認するのを諦める。と言うか、ランキングのデータを取る意味も、興味も既になくなっている。

PS 最初にカクヨムに参加するのは、宝くじを買うようなものだと書いたけど、これは「胴元のカクヨムは絶対損をしないで、派手に夢だけは売れる」という意味であって、カクヨムに投稿する人達は、お金を払って宝くじを買っているわけじゃないのだ。
 お金の場合は、当たらなくても損をしたと思わないし、損をするという経済状況や感覚であれば、元から宝くじなど買わない。
 でもカクヨムに投稿する人達は、お金ではなく、自分の書いた文章を突っ込む。
 外れると、読者のいないカクヨムでは、見返りは何もない。

 お金は、自分を使ってほしいとも、貯めてほしいとも言わないけれど、文章は他人に読んでほしいと言う。
 それが一番違う所だ。

 けれどカクヨムは、人の作品を、お金のように扱っている。

 で、集まったお金で、儲けるワケだ。でも作品は、やっぱり、「お金」じゃない。

 駄目だろ、カクヨム

 

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真田丸 34話 「挙兵」

 春ちゃんアンギラス、、。あの怪獣咆哮、びびった(笑)。
 まあ、それは置いておいて、ようやく主人公が信繁、いや信幸とパパ含めての真田家に回ってきたって感じですね。

 その間、長かったぁ、って別に嫌じゃなかったですけどね。
 それと「今度は三成が主人公?」って思ってたけど、今回の放映回見てて、三成から真田へ上手いバトンの手渡し方ってか、重厚な引き継ぎやったなーって感心してます。
 あの三成が信繁に言った「今生の別れじゃ」が効いてる。

 実際、これ以降、三成と信繁は対面する事なく、それぞれの持ち場で徳川と闘うわけだけど、心は繋がっているとゆーか、それは信繁にとって、「真田は先天的な絆、豊臣は後天的な絆」みたいな人生模様なわけで、こういう重層的な構造は、リアルな生活では当たり前なんだけど、ドラマの世界でそれを描くのは中々、難しいんだよね。

 そういう意味で、やっぱり三谷氏って一種の天才だなぁと思いますね。

 ただ、そういうのを視聴者が見たがっているかは、別の話なんですけどね(笑)。

 やっぱりドラマって娯楽だから、主人公には派手に活躍して貰いたいし、主人公の心理や精神が状況で熟成される過程は、サクサク、しかも超感動的に描いて欲しい(笑)。

 でも、そういう視聴者の欲求が行き着き、あるいはそれを制作側が飲み過ぎた結果が、逆にカスカスな内容のドラマを多く作り出して、ドラマ自体が衰退していくという悪循環を生み出して来たワケなんですが、、難しい所ですね。

 おっと今回放映分の感想ですが、ギャグパートと本筋を展開するパートが、何時にも増して分離してきてるってゆーか、その辺り、演出も三谷脚本も、もう完全に切り分けてドラマ作りに望んでる感じがしますね。

 「ハイ、ここはギャグです。ハイ、ここはサービスカットです。みなさーん、ここから本筋ですよ。判ってますね。判った上で見て下さいね。」って感じ。

 悪い工夫じゃないと思うんだけど、問題は時間配分ですよね。

 徳川が上杉景勝を討つために会津に出兵した後、直ぐに三成が復活して挙兵する下りなんか、すごくワクワクして、なんなのこのスピード感気持ちいいワーと思いながらも、枠が45分、総枠なら1年もあるんだから、ギャグパートとか「秀吉」辺りを、もうちょっと整理したら「ガッツリ面白い歴史大河」になるのに!とか思っちゃいますね。

 前田利家が亡くなって、七将による三成襲撃から蟄居への下り、そして蟄居前に三成が幼なじみとしての清正に耳打ちした謎の言葉(笑)、家康が信繁を手なずけようと家来に誘うも、それをきっぱり断る信繁の図柄、日に日に真田当主としての貫禄を増す信幸兄ちゃんの格好良い采配振り、そんな感じでバババッって大河らしい大河を書く力があるのに、そうしない三谷氏って、やっぱり「三成」や「秀吉」好きなんやねー。

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仮面ライダーゴースト 第46話「決闘!剣豪からの言葉!」

 出ました、データ人間による真剣白刃取り!

 でも考えてみれば、データ人間が宮本武蔵の「何故か不滅の魂」と会話して、その奥義を伝授されてるんだよ、、スゲーんじゃないですか?

 こんな設定、普通いくら頭を絞っても考え出せない(笑)。

 「いい加減脚本進行」のカオスが生み出したガラガラポンだね~。


 ホントに、ゴーストの展開、何がなんだか判らないんだけど、その判らなすぎの元が、話の流れよりも、各主要キャラ自体にあるってのも凄いよな。

 タケルって何なの?マコトって何なの?アデルって何なの?

 一応、成り行き上、タケルを「データ人間」って書いたけど、タケルはユルセンにも見えないんだから幽霊でもないし、「どんな形になっても僕は僕なんだ」って、魂ですらなくなって、データの固まりにしか過ぎないタケルが何故そう言い切れる(笑)。

 その他色々、何故、ゴーストになった時に実体化出来るの?ってか、それで何したいん、タケルは?

 あー、アデルに繋がって、世界を救うんだ、、でもって生き返って、アカリの元に返るんだ、、それは判るんだけど、元の肉体もないデータ人間の分際で、お前は今更、何をゆー!?ってな。
 ってか何故それで、「全ての鍵はタケル」なの?

 思わせ、ぶりぶり、脚本、都合良すぎ(笑)。

 しかも、何と、次回はタケルのパパを殺したのはアデルである事が判明、えーーー聞いてないよーー(笑)。

 よくもまあ、こんなグチャグチャでテキトーな脚本が書けたもんだ。これは一種の才能だよ。

 で、もう一人の毛利とかの方は、「宗教」だし、ゴーストの企画の目玉は福田脚本じゃなかったの(笑)。
 しかし別の意味で、最終話が気になってきたな~。

 この流れで、タケルがどうなる事を「上がり」とするんだろう?

 映画「ゴースト/ニューヨークの幻」ぽい感じの少年版に仕上げるのか?

 福田脚本で、それやったら、こざっぱり終われるような気もするけどな。
 アンチェインド・メロディ、最高ーっ。アカリも御成もきっと泣いちゃうよ。

PS アニメ「ベルセルク2016」は、作画は別にして、安定的に面白いなー。

 モズグスの、設定ええ、惚れた。作画の方も良いときには良いしな。

 それになんと言ってもガッツの声なー、岩永洋昭、ええやん、ええやん、仮面ライダーバース伊達明、転生!!

 

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真田丸 第33回 「動乱」

 三成が細川忠興を取り込もうと持参した手みやげの干し柿シーンの描写で、アラッと思いましたね。

 (この辺りの史実ってか、諸説別れる伝聞みたいなのがあるらしいですが)
 どうしてかと言うと、始めて昌幸パパが秀吉にお目通りをする前の献上品チェックで「毛皮は田舎臭い」と言ってそれを除外したのが三成だったんだよねー。

 つまり、三成には、対人関係におけるグレード感覚がそれなりにあった(笑)。

 でもあの頃、三成が自分の家に信繁を泊めた時の食事は、質素そのもの。

 基本、三成には、リッチな上司に仕えていても自分もそのお零れでリッチに暮らしてやろうって部分が全くない。良く言えば真面目、悪く言えば融通が利かなすぎ。
 つまり三成は仕えている人間がいると、頭が超出来のいいサーバントモードになってサクサク、物事をすすめるけど、いざ自分自身が主人公になって差配をし始めると、コスパ追求・合理主義が前面へゴリゴリに浮き上がって来て、対人関係におけるグレード感覚を何よりも優先する「渡る世間」では、三成には誰も寄り付かないという、、。

 でもそんな三成を良く知ってる加藤清正は、なんとか三成の力になってやろうとするんだけどヤンキークラスタと秀才君クラスタが混じり合うわけもなく、加藤清正の情けは三成の頑なモードに、あえなく撃沈。

 普通の脚本なら、この三成の孤立化を、一つか二つのエピソードで描くんだけど三谷脚本の場合は、見てる人間が苦しく、あるいは嫌になる程、数を重ねていくんですね。

 ここまで行くと、最初、「うんうん判るよ、辛いよね、三成」って思ってたのが、「三成、あんた病気なの?」って感じ(笑)。

 まあ秀吉の描写もそうだったけど、でも今回は「救い」がありましたね。

 ホップで加藤清正、ステップで大谷刑部、ジャンプで景勝と信繁。

 特に景勝の人気が急上昇なんだけど、あれはよく考えると、三成が孤立無援体制で、特攻的「義」を貫いたから、根性なしの景勝が共振して「本気出したら凄いんだから」モードになったワケで、あんだけ頑なになってしまった三成の心に穴を開けたのは、やっぱり信繁なんだよなぁ。

 それ、あんまり目立たないケド(笑)。

 あと昌幸パパの、えっ?三成、家康暗殺しようとしたの?ひーでぇー!儂、成敗しちゃおかな、で止めは「内府様のお命、身命を賭してお守り致す!」の胡散臭さは定番だけど、最後の最後に、「オイオイ、みんなが俺の言うこと聞くよ、チョー、気持ちいいー。俺、天下取っちゃおうかな。」って思ってる家康を、意味深にジロッって睨んで立ち去っていく所がなーー、やっぱ凄いわ。

 主人公が「真田」だって事が、久々に思い出さされる予感。

 、、、まだ予感だけどね。

 あくまで真田丸の主人公は「真田」だから、そこんとこ頼みますよ、三谷さん(笑)。

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仮面ライダーゴースト 第45話「戦慄!消えゆく世界!」

 おおっ暗い、これは長谷川?

 おおっタコ焼き出た、これは長谷川?

 で、いとも簡単にビルズ社長をイゴールから開放、あのグル設定を早く終わらせたかったのね。

 で、最後にクレジットを確認、やっぱ長谷川脚本だったー(笑)。


 うーん、一つの話を三人の脚本家が「あっち向いてホイ!」進行でやって、表面だけ辻褄会わせるから、話の方は、もう何が何だかワケワカメ。
 でも少なくとも、長谷川脚本には宗教入ってないから、同じ「つまらん」でも、タケル教祖光臨キラキラーがないぶん、落ち着いて「面白くなーい」って言ってられるな。
 それに今回は、ダークマコト兄ちゃんのシスコン魂発現と、その反転シーンがドキドキしたなー。やっぱ、首絞めなかったネ、良かった良かった、アレ朝から見るにはエログロ過ぎるから。
 それにしてもカノンちゃんの「私のやれる事をする」は、タコ焼き買いに行く、おつかいだったのね、、よしよし。

 しかしビニール袋の中、すーげー量だったな、あれオヤツじゃなく食事レベルだった、、。

 

PS イゴールが、行きがかり上のラスボスになるって予想してたんだけど、これは外れたなぁ。

 フツーにアデルで引っ張るみたいだ。

 まあ考えたら、今更、話の展開を捻って面白く見せるなんて気持ちは制作側にはないだろうし、このままアデルが最後にタケル教に改心させられた上、消滅、、みたいなパターンかな。

 まあどうでもいいけど、、、普通に終わってくれたらそれでいいよ。

 もう今更、最終話に向けて異様な盛り上がりとかされても返って困るし。

 今回ゴーストの収穫は、どんな新人の子でもライダーで一年揉まれたら、ちゃんと台詞が喋れるようになるって事を、改めて西銘 駿君で証明してくれた事だな。
 今までの伝説的下手は要潤君ですが、要潤君もなんとかなったモンね。

 なんか判る人には判るだろうけど、アギトの時の氷川誠と、ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の倉島敬一郎ってキャラベースが凄く似てるんだよね、お姉さんとしては、ちょっとムフフしてます(笑)。

 そうそう、仮面ライダーエグゼイドのデザインが新奇なのは、今までの仮面ライダーデザインって、どんな無茶デザインでも、基は「人間ライダーの変身」で仮面コスを付けてるんだけど、今度のは、「アニメORゲームキャラをそのまま実体化しました。」感があるからなのね。

 特にあの髪の毛のデザインね。
 アトムとか009とかのヘヤースタイルって、実写化する時にムリが出るんだよね、あの感じ(笑)。

 実物になって、動き出したらどんな風にテレビ画面に映えるのか、今、一番のお楽しみ(笑)。

 

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真田丸 第32回 「応酬」

 秀吉亡き後、家康と三成の対立構造が鮮明に、とは言うけれど、力量的に見て「対立」になってない所が見ていても苦しいですね。

 それなりに「義」は、三成にあるんだけれど「現実面の正義」から言っても、政治的実力からしても、全て家康が上回っているわけで、こうなると後は物理的な軍事力で決着を付けるしか方法が残っていないワケで、、、。
 敗北既定路線に一直線に進むこの方程式、やっぱこの展開、「新撰組!」やなぁ。

 近藤勇を支えていた土方歳三役が山本耕史さんやし、、まあ真田丸の場合は、新撰組が一直線に崩壊していく過程より、もうちょっと一波乱も二波乱もあって、第一、主人公が真田って事で、「滅び」だけがクローズアップされないで済むんだけど、、。

 しっかし、今回の、ってか最近の信繁って完全にデクノボウ化してますね。

 一応、主人公だから物事が動き出す場面には登場するんだけど、完全に、手も足も出ない「観察者」状態。

 まあ、今までの大河ドラマ見たいに、主人公がアリエナイ活躍をするのよりもましだと想うけど、三谷脚本の場合は、この「無能な信繁」をワザと描いてるんじゃないかとさえ思えるんですよね。
 つまり秀吉が生きてたら、まだそれなりに活躍出来る信繁だけど、仕える上司が「三成」だと、信繁の才気は完全に死ぬんだよー、だからお前ら「上司は選べ」と、三谷さんが言ってる見たい(笑)。

 勿論、部下は上司を選べません(笑)。それどころか、信繁の場合は秀吉に「三成を頼む」と呪いをかけられていますからねー。
 しかしこんな閉塞感バリバリのドラマって、最近の視聴者の好みに合うのか知らん?

 三谷さんの事だから、コメディ要素でそこは乗り切ろうと思ってるんだろうけど、、。
 確かに朝鮮半島から帰ってきたマイルドヤンキー加藤清正と三成の「飲む飲まん」のやり取りの下りは面白かったんだけどな、、。

 

 そうそう、最近、細川忠興などの新キャラがどんどん投入されてきて、そっちの方も注目だけど、chika的には長谷川朝晴って人の伊達政宗が未だに苦手です。
 三谷さんのキャスティングは凄く上手いなーって思うんだけど、長谷川朝晴って人の伊達政宗だけは違うんじゃないかと。

 あれ、三谷脚本が、アンチさん達に攻撃される要素を、一手に引き受けるってか、その要素が濃縮されてる感じがするんだよね。(あっ、言っておきますがchikaはそれ程、伊達政宗に入れ込んでいる人ではありません)

 

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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!