仮面ライダードライブ 第17話「デッドヒートを制するのはだれか」
「ドライブ」って、アクションとストーリーの比率とか、登場人物の整理の仕方とか、凄くノーマルで見やすい。
なのになぜ「ドライブ」が視聴率を稼げないのか不思議。イケメン君達もタップリ揃えてるし。
たぶん、視聴者が「ドライブ」を、まだ「仮面ライダー」だとして見てるのが悪いんだろうね(笑)。
日曜の朝に子ども達と一緒に見れるプチ刑事ドラマなんだよコレ。
あっ言い過ぎか、chikaは「ドライブ」肯定派だし、でも確かにライダーとしてのケレン味が不足しているのは確かだよなぁ。
従来の仮面ライダーの歴史に拘った上で、この路線で行くにはもう一皮剥けないといけないのかなぁ?
クリストファー・ノーラン監督になってからのバットマンシリーズのように、とまでは言わないけれどさ、従来のシリーズが元から持っている独自性を壊さないで時代性を踏まえながらそれを磨き上げていく作業みたいなのが必要なのかも。
その為の通過点として「ドライブ」があるなら、「ドライブ」は、十分な出来上がりだけどね。
それと今回、明かされたりんなの秘密はアメリカに留学しててそこで日本人科学者の恋人がいたって事だけじゃん(笑)。
そう言えば、ベルトさんの過去を語る回も、ほんの一部だけだったからなぁ。
その代わりにハーレー乗った「インチキ外人」ぽい外国人が、アメリカでマッハの面倒見てた正義の大ボスで、そのインチキ外人オジサンがシフトデッドヒートの調整の為に立ち寄ったりと、大風呂敷を広げるとゆーより、でっかいパズルの1ピースを埋めてる感じの展開だったけど。
おまけにブレンさんはハンカチ噛みしめて「キー!」、人間体だからいいけどロイミュード体でこれやられたらたまらんですよ(笑)。
で今週はおまけに「ウロボロス この愛こそ、正義。」の感想をセットで。
ホントなら「破門」の感想と二枚看板で書きたい所だけど、「破門」の放映がお休みで、ウロボロスの方も勢いが無くなってきたとゆーか、第4話に来て何となく前の「最後の警官」で見せてた弱点があらわになって来たというか、小手先だけの技の駆使で、脚本とか演出に「腰」が入ってないから、なんとなくあやふやな感じ。
刀を振り回すとゆーより、刀に振り回されてる感じかな。
スエヒロの結子先生に振り回されるのは仕方ないにせよ(キャストした時点で間違い)、坂東士郎役の大地康雄氏は本当に良く切れる刀だったな~。でこの人、来週から出番あるの?
安定して好調なのは、生田斗真と小栗旬の見せ場作りだけとゆー(笑)、こんなんで、このドラマ、ちゃんと一つの作品として完結出来るんだろうか?
なんとなく「垂れ流し娯楽」の寒い予感が、、。