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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダードライブ 第23話「悪戯な笑みを止めるのはだれか」&「ウロボロス この愛こそ、正義。」最終話

 「ウロボロス」カンドーの最終回!!って、、延々と今までの謎解きってか「解説」を、拉致られた北川警視総監宅応接間でやってました。探偵が最後に全ての関係者を集めてやるアレの新バージョンですかね(笑)。
 で。全ての謎解きの鍵は、北川警視総監の「糞野郎思考」にアリ(笑)。

 警察が臓器売買の元締めになるってゆー空前絶後の設定も、警察機構の高級幹部が全員それを承諾してたってゆー現実も(お前らショッカー隊員か?)、さらりと流して、全ては、自分の家族を皆殺しにした殺人犯の血縁者と恋しちゃった壮絶人生男の「糞野郎思考」のせい。

 中学生が脚本書いてもこんな、「アリエネーッ、百連発」の落とし方しないよ。
 竜哉とイクオの哀しいラストシーンの余韻が収まり始めると、せんだみつお の「ナハッナハッ」って、超無能なお笑い強制ギャグが脳みその何処からか沸いてきて、「ほんとに糞脚本だな、これ」って再認識しちゃう。
「パパァ、なんで僕をまほろばに連れて行ったの?」「それはねイクオ、私が君を愛していなかったからだよ」すげーよく判る理由(笑)、で北川が息子を庇ったから、二十年の怨念を浄化させた仏さんみたいな竜哉。遺言ビデオ見て心変わりするような人間がそんな長い間、復讐心を維持できないよ。
 設定も何もかも無茶苦茶、なりふり構わず、そんなに「感動」させたいんか?

 美月を止める深町とか、オムライスを食べながら嗚咽がこらえきれない深町とか、泣きシーンとしては「有り」だけど、「必然性」とか「人間深町」で言えば、付け足し・でっち上げで薄っぺら(笑)。

 あるレビューサイト覗いたら、この「ウロボロス」に「久々にドラマ見ててティッシュが必要になってしまった。」とか、脚本の穴に「善意の脳内補完」のオンパレード、、そんなにみんな「格好良さ」とか「感動」とかに飢えてるのかなぁ。、、なんか○○信者みたいな感じ。

 AKB48が商法として成立したんだから、こーゆードラマ作り手法も成立するのか。

 AKB48の「パイ分捕り」のお陰で、まともな音楽分野の人達は随分割喰ってるような気がするけど、当人は自分のやりたいことを自分信じてやり続けてるわけで、そんなの気にならないか、、でも日本のミュージックシーン全体としては「将来の豊かさ」として方向的に向いていないような。

 これ、TVドラマでも同じだと思うんだけどな。
 まあそれはさておき、まとめとしては、こんな脚本でもちゃんと絵を描いてくれた俳優陣に拍手って事かな。
(結子先生のスエヒロだけは、生理的にアカンかったけど)

 「ウロボロス」みたいに、言葉で今までの展開を「説明」をしないと、視聴者に「話」を理解させられないってのは、はっきし言って脚本がサボってるか、作品の制作意図が全然違う所にあるかの、どちらかナンでしょうが、仮面ライダードライブは、逆にパズルのワンピースを一個一個丁寧にゆっくり填めていくから、ある意味、イラッと(笑)。
 ・・・そう、剛ですよ、剛。

 剛君、これからどうなっちゃううんだろ?

 剛君がさ、表面はオチャラケでも芯の部分には、煮えたぎったものがあるってのは今までの描写の積み重ねで充分判ったから、もうそろそろ次、行こうよ、次ぎ。

 もたもたしてるとチェィスの方も第三ステージが始まっちゃうしさ。
 ああそれと、これは突っ込み所じゃないのは判ってるんだけど、「爆弾を仕掛けてるんじゃなく、超高速で爆弾を打ち込んでるから」ってカラクリは、ちょっと無理があるんじゃないの?

 大昔の大砲の弾って実際に飛んでくるのが肉眼で見えたらしいけどさ、、さらにそれを追いかけて手づかみするフォーミュラってどーなの(笑)。

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