saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

学園潜入 池田屋事件

chikaは幕末動乱期の会津藩を中心に据えたドラマを今まで余り見た事がないので(白虎隊の話は正直に言ってかなり苦手)今回の、池田屋騒動の下りは凄く面白かった。
この脚本独自の考察もあるんだろうけど、新撰組って会津藩からみれば、利用するに仕切れない厄介物どころか、自分自身が抱えた時限爆弾みたいなものでもあったわけなのねー。
その辺りの経過がストンと判ってびっくりしちゃった。その上、遅れて池田屋に到着した覚馬らに圧倒的な存在感を見せる新撰組も描いて見せて、単純に、『新撰組=このドラマの場合は「悪」』みたいな構図で描かない所もなかなか。
斎藤一が覚馬に切りかかる残党を一刀の元に切り捨てて「余りにも隙だらけだ」とか言わせてみたり、、それでも新撰組には怯まない覚馬なんだけど、微妙に新撰組の事や現在の状況について何かを感じとっているのも確かで、、そういう複雑な心理描写が脚本・演出とも上手いなと。
で、ついにオダジョー登場です。
でもあれだね。進行上は八重は第一の夫である尚之助とようやく心が接近し始めたばかりなので、この時点で渡米する新島譲ことオダジョーを投入するなんて、どんだけ話の構成能力あるんだ?って感心し切りです。
こういう重層的な展開だと、今後の斎藤一の成り行きも相当楽しみです。

今後の展開と言えば仮面ライダーウィザード。
きだつよし氏が脚本に入る時はウィザードの世界観を進展させる局面とゆーか、謎解き回が多いみたいですね。
ウィザードが始まった当初はスゴイ、スピードで世界観を展開してたけど、途中からそれが止まってワイズマンの計画とかが見えるようで見えないし「白の魔法使い」の謎も明かされないまま、それがようやくソラの登場によって「サバトの再会」とかの話に繋がって来て、さて本筋はどうよ?って感じの動かし方でしょうか。
あーそれから今回、触れておかなきゃなならないのは瞬平の女装、、って今までのライダー女装のような萌え要素は限りなく低いんですけど(笑)。
あまりに普通すぎるってか、「女装しました!」ってゆー「華」がない(笑)。
瞬平って基本がシシィちゃんだから、ほとんど男モードと落差がなく、脚の線がやっぱ華奢やな〜とか、どんなけウエスト絞った制服やねんとか。でもあれで眉を剃って本気で妖艶メイクしたら「男の娘AV」直行やなーと(笑)。
女装しても「萌え」が発生しない所がやっぱ瞬平キャラでしょう。晴人が空中キックする程、瞬平の女装にイラッと来てるのは、その辺があるから?(笑)。
でも凛子と女装子・瞬平の純女・オカマトークが妙にリアルで笑いました。

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