saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダージオウと西郷どん EP10~EP14(大雑把w)

 「西郷どん」がもうすぐ終わりますな。

 この大河、つくづく前半のプロデュースのアホぶりが悔やまれる作品でした。

 前半から「娯楽性で取る視聴率」みたいな色気を捨てて、それなりにきちんと作り込んでいたら、かなりのモノに仕上がっていただろうと残念です。

 歴史に詳しくないので、倒幕後の描き方が、この「西郷どん」でどうなのか、良く分かんないですが、西南戦争まで持ってきたのは歴史大河としても大きい事だと思うし。

 しかし、国民からお金をほぼ強制的に巻き上げている状況の中で、今更、民放みたいに視聴率なんて関係ないんだから、きっちと全部を骨太に作ればいいのに、最近のNHKって一体何を目指してるんでしょうね。

 まあ多分、時の政権に魂を売り渡した時点から、総ての面で芯となる軸がなくなってしまったんでしょう。

 ニュースなんかの報道は、もうフジサンケイの方がまだましみたいな時さえありますよ。

 NHK報道が信用できるのは災害時だけみたいな。政治経済は全滅でしょう。

 

 それにしても鈴木亮平君、よく踏ん張ったなぁ。

 +瑛太君に、黒木華ちゃん、もう若手と言っちゃ駄目なんだろうけど、ほんと地力がついて来たなぁ。

 この二人で、鈴木亮平・西郷を、ギリギリって鑽で締め上げてるみたい(笑)。

 

 それと最近、楽しみにしてるのは「ゴールデンカムイ」。

 第二期に入って作画がかなり良くなってきたのも手伝って、話の面白さがハンパない。

 もち変態ぶりも言い意味で半端ない。

 あの「変態」を、あれだけ明るくからっと仕上げられるのは、原作もそうなんだけど、アニメの方は動くぶんだけ難しい筈なんだけど、演出も作画も上手いわーー。

 そういうのを、Web小説で書いてるchikaとしてはちょっと嫉妬さえしちゃいます。

 もち、変態さんだけじゃなくて、あの、大仰な超娯楽大作映画でしか見られないような展開とか、アイヌ文化の蘊蓄とか、戦争の爪痕とか、そーゆーあたりの出来も凄いけど。


 そうそう、仮面ライダージオウもそれなりに面白くなってきましたね。

 ソウゴ含めて、登場する主要キャラの関係とか取り扱いが、脚本の中でようやく安定してきたというか、多分、新人の役者さんたちも掴めてきただろうし、そこが、やっぱり大きい。
 話の展開として門矢 士を、今までみたいな2話ゲストポッキリじゃなくて、上手く本流につっこめそうだし。

 って言うか、今まで、「本流」と呼べるほどの脚本の流れじゃなかったのが、ここの所ようやく、骨に血肉がついて来た感じだもんねー。
 ひょっとすると、chika仮面ライダー感想ブログ、復活か(笑)。

 わかんないけど。

 

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第2期 ゴールデンカムイ 第17話 「腹の中」

 第2期のゴールデンカムイ、良いですね~。

 懸念材料だった動画レベルが毎回それなりに安定してきたみたいだし、話の方は第1期から面白かったし。

 しかしゴールデンカムイの面白さってなんだろう?

 北海道を舞台にしたウエスタン風っていう着眼点の良さもあるけど、単純なピカレスク冒険アドベンチャーでもないし。

 今のところ、それは『人間存在の変態性もみんな、(野生の雄叫び!)に含めちゃう度量の大きさ』って解釈してるんだけど。

 キャラで言うとその代表格が鶴見中尉(笑)。

 それをアイヌ文化で咀嚼しちゃう所もすごいし、今回のエピなんか杉元の涙にちょっとジーンと来ちゃったよ。

 

 

仮面ライダージオウと西郷どん EP05~09(大雑把w)

 ここを放棄したのではないので、短いけれど記事を投入しときます(笑)。
 仮面ライダージオウは一応、気が向いたら録画を見てる状況ですね。
 もうあまり、リアルライブ試聴に拘るような魅力はなくなったみたい。
 次はどうなるんだろうっていうハラドキ感とか、ライダー世界の創造に視聴者として一緒に立ち会ってるライブ感とか、もうありませんもんね。
 まあ言い換えれば、放っておいても、ちゃんと展開してるだろうという安定感が今のライダーシリーズにはあるって事なんですが。

 ジオウ、このシナリオ、いかに過去のライダーを、今現在の主人公達の物語に取り込むかの工夫がメインになっているみたいですね。
 そういう意味ではディケイドより、毎回の脚本を書くのに頭使ってるみたい。
 ジオウと比べられる、ディケイドの方は、実をいうと脚本展開自体良く憶えてないんですよね。
 あれ旧ライダーを、主人公の流れに取り込む方法が無茶苦茶だったから。
 なにが「通りすがりのライダーだよ」(笑)。
 未だにディケイドの最後辺りの展開は、意味不明だったと思ってるし、そういう点ではジオウの方がずっと筋運びの辻褄が合ってる。
 だからと言ってジオウの脚本が面白いと言ってるわけじゃないんですけどね。
 まあジオウ見てて、何時も思うのは、過去ライダーを大切に(役者さんも含めて)扱って欲しいということかな。
 それ以上もそれ以下もジオウには今の所、期待感はなし。
 この先、予想外にも話が盛り上がってきたら、前みたいに記事として取り上げていくつもりだけど、、。

 それよか「西郷どん」だな。
 「西郷どん」って、なんであんなに放映回によって出来不出来の差が出るんだろう?
 やっぱり監督の演出によるのかな?
 最近の明治維新前後の話ってすっごくいい(あくまで比較論だけど)。
 今までの大河だと、この辺りのレベルが、平均値で最終回前あたりで神回がポンポンとでる感じだったんだけど、「西郷どん」の場合は、前半の余計すぎるアホ視聴者サービス演出がすげー無駄だったな。
 慶喜像なんかも前半のアホみたいな「ヒー様演出」やったから、途中で人物がむりくり捻れちゃったし、松田翔太君も可哀想。
 遠山の金さん的ヒー様やった後で、一生懸命やったって、将軍になってからの慶喜って「変」って風にしか見えないもんね。
 ヒー様慶喜ラストエンペラー慶喜が、どうやったて一本の線になるわけないだろ。

 その点、大久保利通に当てられた瑛太さんは得をしたというか、一蔵だけは、何故か最初から最後まで、今までの大河ドラマのメインキャストらしい話の流れにいたからね。
 ほんと一蔵だけは、一切のいじり無し。
 そこに瑛太さんの演技力が加わって盤石って感じ。
 帰ってきたNHK大河ドラマ、「大久保利通」(笑)。

 でもすっごく伸びたっていえばやっぱり主役の鈴木亮平君でしょ。
 最近の鈴木亮平君を見てると、西郷どん自身にしか見えないのよね。
 あれは脚本の出来とか、演出なんてもんじゃないね。
 かといっていわゆる並の憑依型演技とも違うし。
 若手のポッと出の俳優さんがライダーにでて、1年経つとそれなりに目鼻が付くアレ版の、スッゲーの見てるみたいで、時々鳥肌が立っちゃう。

 

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仮面ライダージオウ EP03/04

 うーん、なんか、仮面ライダー作品として心を擽る部分が皆無、、。
 そーいや、前にも、これなら戦隊シリーズでやれば?って感じのライダーがあったなような。
 ジオウは正にそれ。
 古い話だけど、野村克也長嶋茂雄比較論で言う「長嶋は向日葵、俺は月見草」って感じ?
 でも戦隊の方には、時々、「これってライダーでもいける」ってのがあったし、それはOKだと思うんだけど、逆はなぁ。
 つまりそれは「変身」を、どう捉えてるかってって事なんだけど、、。
 見栄えとか、話運びは別にして、うーん何なんだろ?ジオウって「仮面ライダー」のマインドセットとは違うよなぁ。

 まっ、どうでもいいんだけど、、それにしてもジオウがやってる歴代ライダーの主演俳優を出演させるって引っ張りは、なんかあざといな。
 同じやるなら、オダギリジョーとか佐藤健とかさ、引っ張ってきて、はっきり「ライダー主演は、今や黒歴史じゃない」っていう位の押し出しして欲しいんだけど。
 確かに、ライダーって、若手俳優の登竜門的なポジションにはなって来たけど、あくまで登竜門・通過点であって「ライダーっていうブランド自体が凄い!」って話じゃないからね。

 

PS 毎回、感想を書きとめなきゃならない程のテンションはなくなったけど「進撃の巨人」は、やっぱり面白いわ。

 コミックをアニメ化して成功する一番良い例になってるみたい。

 こういう話で絵が動くって、ホント強い!変な言い方だけど、メチャメチャしっかりした絵コンテが既に出来上がってるアニメ映画みたいなもんだし。
 でも他のTVドラマやアニメでは、これといったのがないなー。
西郷どん」も時々「どないしたん?」と思わず聞いてしまうような、出来の良い回があるんだけど、それも6話に1回くらいだし、、。
 ああ、本当に面白いドラマが見たい。
 アマゾンの「プリーチャー」も、見終わっちゃったし、、。

 

 

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仮面ライダージオウ EP01/02

 今度の脚本を担当してる下山健人さんって、スーパー戦隊から来た人って言う捉え方でいいんだろうか?
 まあ、どうでも良いんだけどさ。
 でも思うに、仮面ライダーディケイドみたいな企画は一度で良いんじゃないかな?って思うんだけど。
 ディケイド自体もアレだったけど、主役の門矢 士やってた井上正大君って結構アクがあって、あーゆー世界観でも負けずに見せられる強さがあったけどな~。
 直近のライダー主役達の中でも、今回の奥野 壮君って「漂白」した感じでしょ。
 それに話自体がさ、、、まっ語るほどのものでもないか(笑)。

 って事で、仮面ライダージオウは2回とも様子見、もしかしてリアル感想書くのは、今回から、中止かも。


 それでも今回感想書こうって思ったのは、ウール役やってる板垣李光人君が余りにも可愛くて、ホントに男の子なのっ?て、ボーイッシュな女の子を起用してるんじゃないの?って調べ直したくらい驚いたから。
 あの子の可愛さは、ちょっとchika達の世界のそーゆー子たちとは別のものだね。


 少年子役の俳優さん達の中で、時々、板垣李光人君みたいな人が出て来て、大人になると「、、、、なんで昔騒いでたんだろう?」って感じなんだけど、兎に角、「今は凄く可愛い」って感じのね(笑)。
 あの可愛さは、『時の花』って奴ですよ、これはもう愛でるしかない。

 

 それと俳優さんで言うと、すでにネットで話題になってるけど明光院ゲイツの押田 岳君、龍騎松田悟志君によく似てるし、ウォズの渡邊圭祐君も電王の佐藤 健君に似てなくもない。
 これってジオウで扱ってるテーマが、過去のライダーだからって事で、意識して引っ張ってるのかな?
 まあ、ないか(笑)。

 

 そんなこんなで仮面ライダージオウって話の中身より、これから登場してくる過去ライダーキャストで、祭りだワッショイって感じで、視聴者を引っ張るのかも。
 ってことで、この感想も、何かの話題で盛り上がってる時は書くみたいな感じになりそう。

 ホントは仮面ライダーって、脚本でガッツリ見せて欲しいシリーズなんだけどね。

 こういう時代だからな~。

 

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仮面ライダービルド 第49話(最終話) 「ビルドが創る明日」

 ほぼ予定調和の最終回、終わりよければ全て良し、メデタシメデタシ、、って感じでしたね~。
 まあ武藤脚本に、こういう終わられ方すると、多少ムカッと来るところもなきにしもあらず(笑)。
 それが一年間のまとめと言えば、まとめだな~。
 なーんか不思議な感じ(笑)。
 でも戦兎と葛城巧の関係は、最後に葛城巧が戦兎の生き方を肯定した事で戦兎に吸収されたって感じで、そんなふうに視聴者側の勝手な脳内補完をさせるだけの脚本としての説得力は、全編を通じて保持してたかな。
 そういう意味では、今まで視聴者側の善意ある脳内補完に多くを頼っていた幾つかのライダー作品よりは、脚本に力があった事を証明してるよね。

 

 まあビルドについては、後半、かなり批判的な事を書いてきたけど、それは脚本の力量の問題ではなく「転がし方」の問題だったし。
 そうそう、先に、予定調和の終わり方って書いたけど、戦兎が新世界で一人きりと思わせといて、最後に「あの黒い髪の俺」って感じで、万丈を登場させた時は、思わずニヤリとしちゃいましたよ。
 あの展開は、かなり気の利いたサプライズでしたね。
 ああいう小賢しい真似(失礼)が、出来る所が、ホント、武藤脚本の両刃の刃(笑)でした。

 

PS 最後の金髪万丈の登場も良かったけど、「ひ弱ウツミン」が、自分の造ったモノに満足出来ず、脚で壊そうとするも新世界ではサイボーグじゃないから「痛ってー!」って転げ回るシーンも良かったな。
 あそこまで登場キャラに神経配れるなら、本編でもズーッと「説明」要員じゃなく、「駒」でもなく、登場人物達にもっと愛情注いで、話を作れた筈なんだけどなー。←まだ言ってる(笑)。

 

 

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仮面ライダービルド 第48話 「ラブ&ピースの世界へ」

 タワー周辺にいる民衆たちの仮面ライダー頑張れ!!コールが、、、いやはやなんとも。
 この手のシチュエーションで、chikaが一番泣いたのはトビー・マグワイアスパイダーマン2ですね。
 暴走した電車を止めようとマスクを外して立ち向かったスパイダーマンに対する乗客の言葉で泣きました。
 ああこれがヒーローなんだなって、思いましたよ。
 「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
 ヒーローとしての自分の苦悩と、ヒーローとしての社会との関わり、それがいつも問われてて、その答えを与えるように乗客の言葉がある。ワーン(泣)ですよ。

 

 ビルドの場合、このエピがラス前になるんですが、サブタイが「ラブ&ピースの世界へ」。
 そして場面的にはスパイディが電車を止めるシーンと対置されてもいいんだけど、どうも何かが違う。
 まあ趣旨としては、幻徳の花道を飾るのがメインなので仕方ないんだけど、やっぱりビルドって内向きの話だなって思わざるを得ないな(笑)。
 ラブ&ピースを主人公達は思い入れタップリに語り、喚き、散っていくんだけど、肝心のラブ&ピース対象の人間の姿が殆ど描かれていなくて、ただのモブに過ぎないから、ラブ&ピースがファッションモデルが着てる衣装みたいに見える。
 これって途中から(多分、戦争ネタを話の展開に投入した頃あたりから)武藤脚本に対して感じ始めた違和感なんだけど、最後はそれが満開に。

 まあ、他のライダー作品が、その点が万全だったかって言うと、そうでもないんだけどね。

 でも、他作品がそっち方面に話を寄せてなかったから、あんまりそういうのが気にならなかったのかも知れない。
 でも「ライダー!!頑張って!」って大衆に言わせるような内容を持った作品では、五十話の中に少なくとも二・三回は、怪人の攻撃に逃げまどってる一般人(大抵逃げ遅れた母子)を助けたライダーが「大丈夫ですか?」とかやってる場面が違和感なく入っていたような。
 ビルドの場合は、どちらかというと、リングの中に入って闘うライダーバトルを大衆が見てて「ライダー頑張れ!」ってパターンが多かったかな。
 カシラと三羽ガラスの関係は、ヒーローと大衆との関係を描きそうに見えたけど、結局、カシラかっこえーーー!の為に使われていただけだし。

 この微妙な違い、判って貰えるかなぁ(笑)。
 つまり嫌になるほど主人公ありきで、ただ脚本は、この主人公を、いかに魅力的に、燃えて見させるかって事に始終、執心してたかって事ですね。
 主人公の苦悩さえも、主人公の格好良さを表現する為のアイテムみたいな。
 でも、そういうのが見たかった人はビルドって大満足だったろうなぁ。
 chikaは、そーゆの、クローズ辺りで充分だと思うんだけど(笑)。

 

 でいよいよ次回は最終回、平行世界で世界をリセットするなら、カシラは故郷へ、幻徳は政治家へ、美空親子は元の鞘へって感じにして欲しいな。(最後まで物語を動かす事になるだろう龍我の扱いは難しいな、これは脚本家の領分)
 それで最後の最後に、桐生戦兎と葛城巧の関係をちゃんと感動的に整理して終わろうよ。
 ライダーだけはパート2がないのが、はっきり判っているんだから(笑)。

 

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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!