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ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

仮面ライダーゴースト 第16・17話 & 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

 ついに2週連続でゴーストの感想投入スルー状態が発生!って全然痛みは感じてないけど、この状況のホントの問題はゴーストと一緒に感想書いてる鉄オルの方だな、、、。
 あれは結構複雑な展開してるからな。
 で、そんなだらしないスタンスでゴーストみてたら、ある事に気がついたよ。
 ゴーストがなんでこんなに取り留めなくて焦点のないフワフワした感じなのかって理由。
 ゴーストって無意識にとった写真と同じで、映ったもの全てをフィルムに焼き付けちゃう構成なんだよね。

 一方、人間の目は世界を見てる時でも、実は「自分のみたいもの」しか見てない。

 で、ドラマの構造ってどっちか言うと「レンズと写真」じゃなくて、「人間の目と意識」の関係なんだと思うんだよね。
 だからドラマを作る時には、写真みたく映っていても必要のないものが沢山あるから、それを取捨選択というか、(普通は意識しなくても出来てしまう事なんだけど)余計な情報とか刺激は捨てて自分が一番押し出したいモノだけを強く前に出す工夫をしなくちゃいけない。

 でもこれは相手がある事だから当たり外れがあって、難しくて、よく失敗するんだよね。
 なんだかゴーストの場合は設定だけは冒険的だけど中身はそこで全然勝負してなくて「今までの全部の情報とか刺激を並べときました。安全でしょ。」みたいな構成なんだよね。
 全ては、何処かで一度消化したものの焼き直しだから、ある程度、視聴体験を積んだ人間にはワクワクもドキドキもハラハラもないって事。

 自分に興味がない写真見せられた時、そこにぎっしり詰まった情報にどんな意味があるか?て事。
 とまあどちらかと言うと、今回chikaが感じてるのは、ゴーストの場合、脚本含めてプロデュースへの批判が大きいんだけど、部分的にはまだ完全に捨てた訳じゃないんだよね。
 今回登場したネクロムなんか555を思い出させる光系デザインで大好きだし、愛すべき御成はいるし、それに17回のエピみたいにタケル・御成・アカリの共闘関係から生まれる仲間意識とかにちゃんと焦点当ててドラマ引っ張ればなんとかなる筈なんだし、、、うーん、でも何故か、それをしないのが「仮面ライダーゴースト」なんだよねぇ(笑)。

 って事で話は鉄オルなんだけど、こっちはなにより作画レベルがグダグダ過ぎて、いくら構成が計算されててもそっちで全てを壊してるってか、初期の作画レベルで今の展開やってたら相当良い物に仕上がってたと思うんだけどな。
 正直言って、第17話「クーデリアの決意」第18話「声」とも、「こんな既定路線の展開で泣いちゃ駄目」とか想いながら最後はウルウル来てたんだけど、それでも「あーこれで作画が良ければもっと泣けたのに」ってさ(笑)。
 でも最近のミカって性格設定が微妙に変化してきてない?

 18話の最後にミカが二人の女の子達を抱きしめてやったのはギリギリセーフなんだけど、『すごいなあいつ。俺たちが必死になって一匹一匹ぷちぷち潰してきたヤツらを声だけで…止めた』の方が本来のミカ設定なんだよね。

 多分、鉄オルが抱えてる最大の課題は今の「作画レベル」とミカの性格設定と今後の展開との関係なんだよ(笑)。

 

PS 作画レベルで思い出しましたが、「ハイキュー2」、一時はどうなるかって思ってましたが、戻ってました!ヤッター!

 で、こちらの方は、毎回毎回、泣かされてます。これって凄い事です。

 

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