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クロコーチ 最終話 完結~三億円燃ゆ

 どうしよう終わっちゃったよクロコーチ(笑)。

 しかし何とも言えない終わり方だなぁ、結局、警察の隠蔽体質批判?
 情報は公開されないと、その内部において何が正義で何が悪なのかが見えなくなっていく。つまり情報が国民に公開されるとゆー事は、何が正義で何が悪であるかを決める権利は主権者たる国民が持っている証なのである。みたいな~。
 なーんか例の特定○○○○法案を、時事ネタ扱いにしてそのまま揶揄ってるノリですが、、、でも「そっちの方」は本当に重要なんだけどね。
 劇中、沢渡と黒河内が対決した時に、沢渡は「何が正義で何が悪かを決めていくのは、崇高な理想を持つ私達だ。その為には、どんな手段も許される」ぽい事を言ってましたが、現実的に見ても、ある種の方々は、本当にそう考えてるみたいですよ。
「国民はバカなんだから、今日・明日の生活しか考えてないんだから、ここは国家の百年を考えてる我々が泥を被ってでも、、」なんてね。

 でもニュースキャスターじやあるまいし、、、黒河内がドラマの中でそーゆー評論をやったお仕舞いでしょ。

 ・・って、いや批判は簡単なんだよなぁ、、だったらどーゆー終わり方なら良かったのか?って言われると、何んにも思い浮かばないのね、クロコーチの場合は(笑)。
 脚本書いてた人も、原作ネタが切れて、このドラマをどう終わろうかと、実は考えあぐねていたんじゃないかなぁ。

 これが「新宿鮫」なんかだと、それなりに格好良く終われるんだろうけどね。結局、びくともしなかった警察の隠蔽体質を前にしても「新宿鮫」の場合は孤高のヒーローって感じで残ってられるけど、黒河内の場合はそれが似合わないでしょ(笑)。
 せめて、捜査会議に乱入して同僚の警官達を恫喝まがいに鼓舞するシーンを見せ場にしましたってのはよく知恵を絞ったと思うよ。
 それに黒河内の「三億円事件」追求の動機が「復讐」で、当面の敵である沢渡を一応追いつめた事になってるし、元から汚れた黒河内が「お前ら隠蔽し過ぎ」って警察隠をなじるのも、メクソハナクソワラウ程度のことなので、これでドローって感じなのか(笑)。
 まあマラソンに例えると折り返し地点を過ぎてちょっと行った地点までは快走してくれてたんだし、このドラマの構成だと「最後に失速した」みたいな言い方は可哀想だよな。

 エントリーした時点で、そこそこ行くだろうけど、優勝はないって思ってたわけだし。
                                       
ドラマクロコーチ完結記念。

 chika版脳内「クロコーチ」。黒河内圭太警部補と若きキャリア・清家真吾管理官が三億円事件の真相を追う!!。

「清家ちゃーん、よーく似合ってるyo-。さぁー、行ってみよーかー」なんちて。

 

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