神木君の匂い

「キターッ！神木君っ」「よっ！松ケン！ツルッパゲ！」「ＫＡＢＡちゃんかわゆーぃね！ヒィヒィヒー！」のかけ声でまとまっちゃう、今週の「平清盛」と「仮面ライダーウィザード」でした。
まっ、実際は「平清盛」・相変わらず「ブレブレ」を繰り返す頼盛メインのエピソードで、しつけーなと、ちょっとイラっとさせられた回なんですが、実際、平頼盛ってゆー人は、そのような人だったようで、これを単純に「平頼盛裏切り者」みたいに描かない所がエライと言えばそれもそうなんだけどムニャムニャ、、、（笑）。
「明日はどっちだー・頼朝」と、杏扮する北条政子の出会いの描き方も、形は変われど本質的には八重姫との時と同じ少女コミックの繰り返しだしなー。
こういうパターンを繰り返す脚本と演出の中では、女装者としての西島隆弘君を高く買っているchikaなんかから言わせると、端から彼に平頼盛役をあてたのは、人物との相殺キャストで企画側のミスではなかったかと。
同じく微妙だったのが神木隆之介君の遮那王こと義経。
神木君がパッとアップになってその瞬間「あれー神木君、大きくなって男らしく立派に、、」と言いかけて、いやホントはドーなのっ？て思ってたし（笑）。
でもスリリングな配役であるコトは確か、、なんだか神木君の匂いを嗅ぐためだけでも、これから「平清盛」を見る値打ちがありそうな（笑）。
匂いを嗅ぐためと言えば「ウィザード」に登場したＫＡＢＡちゃん、ライダー初のお姉系って触れ込みらしいけど、やっぱりＫＡＢＡちゃん可愛い（彼女の「可愛らしさ」が判らない内は素人だわよ）。
でもホントはもっと微妙なのが魔法使いの弟子志願・奈良瞬平（笑）。
中身の戸塚純希君がどんな人物なのかは判らないけど、少なくとも画面に映ってる奈良瞬平はＫＡＢＡちゃんなんか目じゃないほどアブノーマル（笑）な匂いがプンプン。
話の方は多分、瞬平の指先から出る魔法炎はファントム側の誰かの仕掛けで、「魔法使いになれない自分」に向き合うこととなった瞬平は・・みたいな王道展開になるんだろうけど、うんうん、それでイイのだ。
こんな所で（前のフォーゼみたいに）馬鹿みたいな小細工入れなくても、幹をちゃんと太くしておけばこの先、大きな枝も葉も花も咲くってもんですよ（一人納得）。
演出的にはまだウィザードになれていない晴人が、コヨミを庇いながらもファントムの攻撃にびびりまくってた姿が◎。これも今のウィザードの姿と被って相乗効果出してるし。