saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

yuubari

saienji2008-01-03

数年前はお正月は何したんだろう?今年は三が日はどこにもお出かけの予定がなくて、パパリンんちだとか、弟の所に行ったぐらい、、まあ明日辺りから小旅行する積もりだけど、こんな風になにもしてないお正月って珍しい、、。
テレビで年末に夕張再建について思い出したように放映してたけど、2003年の年越しは夕張だったんですよ。

 スキーの後、時間があったので「幸せの黄色いハンカチ」のロケ跡を見に行くことにした。(というか今年の北海道は異常に暖かく、平均的な積雪も例年の半分以下、パウダースノーにもならないそうだ。今日のレースィも、雪というより下手をすると小雨という感じでウェアは濡れるし雪は重いしで早々に引き上げざるをえなかった。)
 タクシーの運転手さんがおしゃべりな人で、前の市長がワンマンのやり手、しかも映画好きで、映画祭を誘致したり、随分、現在の夕張を形作るため力を尽くしたというような話をしてくれた。それ以外に「私から言わせるとこれだけやっているのに今一、客が少ない。」ともボヤいていたが、chikaも同感。だって夕張の場合、一般の人々が住んでいる町並みが貧相過ぎるもの、、。
 炭坑の呪縛はメロンじゃ解けない。これじゃ一流の観光都市にはなれないよ。
 で、件の黄色いハンカチだけど、バラック跡を改造した記念館の内部の壁にはびっくりした。
 なんと、壁一面に観光客が残した「黄色いメモ用紙」がびっしり張り付けてあるのだ。
 そう、お正月のみくじが鈴なりに木に結びつけてあるのを思い出してもらえばいい。あれのもっと凄いのが、まっ黄色に壁を埋め尽くしているわけ。
 山田洋次監督がこのメモのうち何枚かを抜き出して、その書き手のところに訪問するなんて、わざとらしい演出もあったらしい。
 chikaは山田監督のこう言った所に嫌らしさを感じるんだけど、「黄色いハンカチ」の世界観は嫌いじゃない。あれが戦後日本人の情緒的原型じゃないかって考えているくらいだもの。
 
 夕張の 真っ黒カラス 過去を飛ぶ
     ニビ色の空 雪を孕んで

てな調子でのんきにも狂歌まで当時の日記にアップしてるんだけど、、考えたら怖い世の中だよね、かりにも一つの「市」が、現実に破産しちゃうんだから。
とか遠い目でTVを眺めてたら、パチンコの宣伝で宇宙戦艦大和、、森雪にビックリ。
イメージが違いすぎるじゃん!!松本零士センセーっ槇原敬之に文句垂れてたくせに、こんなのならいいわけ?
森雪ってさあんなビザールコスチューム着てるくせに全然、エロじゃないキャラだったからそれなりに尊敬(おいおい二次元キャラに尊敬するなよ。)してたのにさぁ〜。
あの娘、あのコスのままフェチAVに突入できるし。
それに何よ、エロ女の顔のアップのカットが変わったら「撃てっ!」で大和の波動砲いきなりドカン!じゃん。
このCMシリーズ、いくらなんでも「合体したい!」あたりから大人のお友達を狙いすぎだよ(笑)。
しかし第二第三の夕張を山ほど抱える今のニッポン、地球を救うために一人旅立つ宇宙戦艦大和みたいなのが必要なのかも、、、。
でも「撃てぃ」「いやん、生はいやっ」って森雪なら言うよなぁ。

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