仮面ライダービルド 第37話 「究極のフェーズ」
「遺伝子は気合いで作り出せる。」
「人間は気合いで、自らの身体に地球外生命体の固有能力を生み出すことだって可能だ!」
武藤様・・・それはいくらなんでも、それはいくらなんでも、(科学的知識のない子どもたちの為に)ご容赦ください。
もうここまで来ると、笑ってていいのか、怒った方がいいのか判りませんね(笑)。
それとエボルトが出て行っちゃった戦兎は、戦兎に戻らず葛城巧になっちゃいましたね。
これには話を転がすために「まだこんな奥の手があったんだ!」って、さすがに吃驚しました。
脚本展開上のかなりのことは予測できる自信はあるんですが、ホント、これには吃驚。
でもこの記憶(人格)の回復の有り様って、「エボルトの遺伝子」や「乗っ取り」と同じで、何かおかしくありません?
戦兎ケースの場合、(一つの脳が記憶を喪失してる間に違う体験をして、違う人格形成をする)って事じゃなく。
一つの脳に、二つの完全別個の人格が詰め込まれていて、片一方が活動してるときにはもう片方は休眠状態にあるみたいな、「スターク&マスター方式」を半分採用してる?
なーんか、この辺り、むっちゃいい加減(笑)。
でも面白いけどね。
ああそれと最近の幻徳って、「クローズ」に登場する影のあるヤンチャ君たちを前部まとめて、そこに林田恵を混ぜたみたいな感じになってて良いなぁ。
でカズミンと幻徳が「ヒゲ」「ジャガイモ」って呼び合う感じは、ほんとクローズのり(笑)。
武藤脚本ってホントのねらい目はこっちにあって、そっちに寄せていくために「驚愕の展開」を連発してるんだろうと、好意的に解釈してるけど、なにせトンデモ科学・トンデモ政治すぎるんだよね。