仮面ライダービルド 第20話 「悪魔のトリガー」
結局、フルボトルの在りかとかの情報を北都に流してる人間の正体は曖昧なまま、ってか前の19話では、この隠匿作戦を考えたのは戦兎みたいな演出だったけど、20話では幻徳の考えみたいな話になってて、それなら幻徳の方が組織が大きいから、単純に組織内に裏切り者・通報者がいる!っていう話だけで済むんだよな、、。
でもうこの話は、これで終わりポイ?(笑)。
設定が大きいと良いよなー、伏線をばらまいたように見せかけて、適当な食い散らかし見たいなイベント一杯書いたって文句言われないし、、それに気が向いたら、実は、、、って感じで、「逆」の展開も出来るし。
大体、冒頭なんで戦兎とマスターが、あんな緩い会話してるわけ?
ほんとなら戦兎あんた、マスターと出会ったら親の敵を見つけた位の食い下がり方してなきゃ変でしょ?
なんでチャオとか言われてるわけ?
でもなんだかここに来て武藤脚本、自分がなに書いてるのか判らなくなって来てるんじゃないかって、気がしてきたな、、。
いや支離滅裂になって来たという事じゃなく、テーマに戦争入れてみたり・科学の軍事利用を入れてみたり、国防って何?みたいな話を摘んでみたりするから、それらをマトモに収束し切れてないってか、ネタにするには、でかすぎるものをネタにしてる感じ、、?
それと最も問題なのは、端からそれは俺の主眼じゃないって思ってる事だよな、、。
鈴蘭男子高校って、いくら荒れていても、日本の国内に安定して在るから存続できて、その中で拳に魂を込めた「男の子」達の闘いがあるわけで、そのスケール感って今の所、仮面ライダー世界も同じなんだけどなぁ。
本気で現実世界の存亡をかけてライダーがマジの闘いに挑むってリアルな感触まで持って行けた作品は今の所ないし。
ってかそれは「ヒーロー領域」を突き抜けた部分で描かれ、展開されうる世界だと思うよ。
まあいいや、この辺りは脚本書く人の価値観の問題だろうしね、、、。
ただ気を付けて欲しいのは、「西郷どん」三話「新しき藩主」で出てきた斉彬の父斉興に対する藩主争奪戦でのロシアンルーレットの演出な、、、、言いたいこと、やりたいことは、なーんとなく判るけど、基本的に「馬鹿なんじゃないの?」って思ってしまったわ。
それで視聴者が凄い演出だって、、ざわついたって、ホントかよー?
だったら両方、馬鹿でしょ。
ビルド、まかり間違ってもあんな風にならないで欲しいなー。